http://www.asyura2.com/13/health16/msg/134.htmlから
“早死にする人”ランキング 短命にある共通点とは…
http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20130820/zsp1308201401005-n1.htm
2013.08.20 ZAK×SPA!
★短命には共通点があった![早死にする人]ランキング
長寿大国とは言われているものの、“早死に”というキーワードには、関心が高い日本。実際、生活習慣の変化などにより、その順位は将来、覆されるのではと懸念される声もある。そこで、未来の我々に警鐘を鳴らすべく、短命な人に共通するランキングを出した。当てはまる人は気をつけるべし!
友達や彼女がいない人は短命!早死にしやすい性格とは
http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20130820/zsp1308201400004-n1.htm
「人の寿命はその人の性格や行動傾向によって大きく左右される」。そんな恐ろしい事実を語るのは、「人と寿命の関係」をテーマに、国内外の科学論文を研究している医学博士の石川善樹氏。いったいどんな性格の持ち主だと、寿命が短くなってしまうのだろうか。
「まずは『他者との繋がりがない人』。20世紀の終わりぐらいから研究されてきたのですが、『友達がいない』『家族がいない』『結婚していない』など他人との交流がない一人ぼっちの人は、寿命が短いという研究結果が明らかに。ちなみに、その健康被害は、相当に大きいようです」
特にサラリーマンは一度就職すると仕事漬けになってしまうため、社内以外の交流がなく、定年後に孤独になるケースも多い。外部に繋がりがない人は、いますぐに趣味サークルにでも入っておきたい。
「続いては、『笑顔が少ない人』。アメリカの研究者がプロ野球に入った選手230人の寿命を追跡調査したところ、入団時の写真で自然な笑顔で写っていた人の平均寿命は79・9歳。笑顔なしの人は72・9歳と、7歳も差があることが発覚。ちなみに、作り笑いの場合は平均74・9歳と2年寿命が延びているので、まずは作り笑いでもいいから、心がけては」
そして、意外にも「ポジティブすぎる人」も早死にしやすい傾向。
「約90年前から10歳前後の子供たち1600人を対象に彼らの生涯を追い続けるという調査の結果、
『ポジティブすぎる人は短命』という事実になってます。なぜならポジティブな人は、目の前のリスクを過小評価してしまうので、体調管理ができなかったり事故に遭いやすいのです」
無論、ネガティブすぎるのもよくないそうで、ポジティブとネガティブの比率が3対1ぐらいだと適切だと言われているんだとか。
「また、いま注目されているのが、低学歴な人は高学歴な人に比べて寿命が短いという研究。これは低学歴な人ほど社会的地位や収入が低く、他人と比較して、ストレスをためやすいため。世界的にも高学歴と低学歴の人の間には寿命格差が拡大しつつあり、問題視されています。そのほか、周りの友人が太ると寿命が縮まるという研究もあります。これは、友達が太ったのを見ると、『自分もちょっとくらい太ってもいいか』という心理的なバイアスが働くから。肥満は感染するんですよ」
知らぬうちにとっていた行動が、実は自分の首を絞めていたとは。上記に当てはまる人はいまからでも遅くない。ぜひ、改善を。
■医学博士 石川善樹氏 キャンサースキャン・イノベーションディレクター。東京大学卒業後、ハーバード大学大学院で公衆衛生学を学ぶ。社会を健康にするための各種プロジェクトに従事
官僚、広告代理店の営業マン…エリートが早死にするワケ
http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20130820/zsp1308201359003-n1.htm
過酷な毎日を送る日本のサラリーマンにとって、生活の大部分を占めるのが仕事。それゆえ、職業選びは、人の寿命に大きく影響を与えているという。多数の企業で産業医として働く榛原藤夫氏はこう語る。
「事故が起こりやすい危険度の高い仕事などを除いた場合、職業が寿命と関連する要因は大きく分けて2つあります。ひとつは、『裁量権の有無』。自分で自分の仕事をコントロールできる人ほど、ストレスがないので長生きする傾向がある。もうひとつは、『過重労働・暴飲暴食』。深夜までの残業や徹夜が当たり前の長時間労働や、接待続きなどの過剰飲酒は、当然体には悪い。この2つに焦点を当てた際、一番早死にしそうな職種と言われれば大手広告代理店の営業マンです。彼らは、徹夜仕事は当たり前の超激務ですが、裁量権が少ない。加えてお客との接待で連日大酒を飲むことも珍しくない。給料やステータスは高いものの、体には負担ですよね」
そして、同じく順位が高かった職業が「IT企業の下請けSE」や「チェーン飲食店店長」。
「どちらも長時間労働のうえ、給料も低い。下請け会社のSEは基本的に親会社のムチャぶりには逆らえないし、店長も、結局は雇われなので裁量権はほぼありません」
そして、意外なランクインを果たしたのが「若手官僚」だ。
「官僚はエリートで好待遇のイメージがありますが、それは年長者だけ。基本は年功序列の縦社会なので、若手は給料も安いし深夜まで働かされるのが通例です。実際、某省庁では入省した若手20人のうち、3人が10年以内に自殺したというデータもあります」
また、上記2つに加えて「勤務時間が不規則」な職業も、かなり寿命に影響を及ぼすという。
「不規則な生活は、当然、体に害です。つまり、毎日ではなく、不定期に夜勤があるような仕事は健康に負担です。たとえば、病棟勤務の看護師、会社勤務のタクシー運転手や長距離トラック運転手。彼らは数日に1回は夜勤があるので体内リズムを崩しやすい。さらには、どちらも上から管理される仕事なので、裁量権はなし。CAの仕事も大手なら好待遇だしフライトとフライトの間には休みも取れますが、LCCのCAは経費削減のため、給料は低いし連日フライトが入ったりとかなりのハードワーク。命を削っていますよね」
いかに社会的ステータスや給料が高くとも、体を壊してしまえば意味がない。上記以外の職業に就いている人は、健康という側面では「勝ち組」なのかもしれない。
■産業医 榛原藤夫氏 社員の健康管理を専門とする産業医。外資系を含む10社以上の企業で従事。うつ病で休業中の社員のサポート、企業の健康障害におけるリスクを低減させるアドバイスを行う
白米よりカタカナ主食の常食がヤバイ!早死にする食生活
http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20130821/zsp1308211401003-n1.htm
「ここ数十年における日本人の食生活の変化が、我々の寿命を縮めている」と警鐘を鳴らすのは、フーズアンドヘルスの幕内秀夫氏。いったいどんな変化が起きたのか。
「それは、『白米を食べない人』。最近、非常に増えていますが、実際は大酒飲みの人でなければ続かないでしょうね。普通の人だったら糖質なしの食事が続けばフラフラになりますから。また、同様に、パンやパスタ、ラーメンなどの
『カタカナ主食を常食している人』も早死にします。カロリーだけなら白米とさほど変わらないかもしれませんが、白米に比べてこうしたカタカナ主食は油や砂糖を多用した料理が多いです。白米の場合、副菜は油などをほとんど使わない煮物や焼き物などが多いので、結果的にヘルシーになるんです」
食品に加え、大きな問題なのは、食べる時間帯だ。
「夜9時以降、しっかり夕食を摂ることです。特に帰宅時間が遅いビジネスマンこそ危ない。そのまま就寝すると翌朝胃がもたれ、それが毎日続くとそれだけ体に負担がかかります。しかも、空腹状態が長ければギトギトの脂ものを摂りたくなってしまうので悪循環。打開策としては、夕方5時くらいにおにぎり1個でもお腹に入れておくこと。それだけで、飲み会や帰宅後の暴飲暴食は防げます」
そして、意外とやってしまいがちなものとしては、「居酒屋などで必ずサラダを頼む」という項目。
「サラダはカロリーが低いし野菜だから体にいいと思われがちですが、実際はドレッシングに大量に油や砂糖が入っている、また、『野菜だから』と、野菜の炒め物や揚げ物を大量に食べる人もいますが、これも愚の骨頂です。せっかく野菜を食べるなら、煮物や和え物、おひたしなど油も砂糖も極力控えたものを選ぶようにするべき。食べる時間帯なども注意してほしい」
健康のためによかれと思ってやっていたことも落とし穴に繋がるということ。一昔前の食生活を見習って、すぐに改善したいものだ。
■管理栄養士 幕内秀夫氏 管理栄養士。フーズアンドヘルス研究所代表。伝統食と民間食療法の研究を行う。著書に『「粗食」で10歳若返る』、『1食100円「病気にならない」食事 実践レシピ』など
寝だめ、鎮痛剤ののみすぎは命を縮める? SEXは推奨
http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20130821/zsp1308211359002-n1.htm
「好き勝手な生活習慣は危ない」とは、東京女子医科大学准教授の川嶋朗氏。
「私は全体的に寿命を縮める原因に、“冷え”を挙げます。現代人は男女ともに冷えが深刻化しており、それは生活習慣によるものが大きい。当然、冷えると代謝も免疫も落ち、将来、病気にかかりやすくなる。一番、冷えに繋がるのが、運動不足です。そうは言っても運動のしすぎもダメですけどね」
車の利用などで歩く機会は減り、夏は冷房なしでは過ごせない。しかも座り仕事が多い職業ならばなおのこと冷やしてしまう。
「続けて挙げたいのは “休日の寝だめ”。普段、睡眠を取れていないから、休日に帳尻合わせしようとたくさん睡眠を取る人は多いですが、意味がない行為。寝すぎも睡眠不足もどちらも短命という結果は出ており、毎日、バランスよく寝るのがいいのです。ちなみに電気のつけっぱなしは、交感神経を刺激して睡眠を妨害するので禁物」
寝だめは普段の休息のためにいいかと思いきや、少し寝足りないくらいで起きたほうが健康にはいいという。
「市販の鎮痛剤に頼っている人や風邪のときに抗生剤に頼る人も危険です。痛み止めは胃腸が荒れる原因になりますし、風邪だからと病院に行って抗生剤をもらうのはむしろ逆効果。自然治癒がベストです。そもそも日本人は薬好きで世界の抗生剤の7割は日本で消費されている。中毒性があり、その副作用などで、年間の死亡率も増えて問題視されています」
頭痛持ちでついつい薬をのむのがクセになっている人は要注意。
「また、セックスしている人のほうが長生きとも言われています。年をとってもある程度の高揚感があるほうが健康にいいとされるからでしょうね。昨今、言われている草食男子は危険ですよ。もっとセックスしましょう」
んなこと言っても簡単にはいかないのだが……。
■東京女子医科大学准教授 川嶋 朗氏