時々薄日射す曇天、撮影するには今少し光が足りないか。今日はMinoltaの「MC ROKKOR‐PF 58mmF1.4」でやってみる。色乗りが良いとされるMinoltaだが、この曇天ではどうだろう。
相変わらず柿は鈴なりで、地主は一向に収穫しようとしません。葉がほとんど落ちてしまったので、成っている実が随分目立ちます。こんな風に放置してあるのは近所でも珍しい。
絞りはF2だが、背景のボケ具合はF1.4レンズらしい溶け方になっている。
何とも言えない淡い色合いのパステル・カラーが気になって撮ってみた。
もう少し寄りたかったが、池があってちょっと無理。
アザミだと思うが、こんな時期にも咲くらしい。何分世界中で300種類もあるそうで、「アザミ」はアザミ属の総称であって、厳密に言えば「アザミ」という種類は無い。例えば「何々アザミ」というように個々に名前がついている。で、これは「ノアザミ」かも。
最短(0.6m)に寄って撮ってみた。撮影条件が良いとは言えないが、この「紫」はどうだろう。
このグラデーションもいい感じで撮れてます。
前後のボケ具合はとてもなめらかなのだが、意外と迫力がある写り。58mmという焦点距離が少しは影響しているかもしれない。考えてみれば、望遠風に撮れたとしてもおかしくは無い。
この秋一番の紅葉、今日のベストな写りかもしれない一枚。
もう少し陽があれば、明るく撮れたのだろうが、それでも「Minoltaレンズの色乗りの良さ」が伺える一枚になった。瑞々しくて結構迫力ある紅葉じゃないですか。
このしっとりした感じ、何とも言えない色合いです。
こちらも、混色の具合がなかなかいいですね。
日本の「美」らしい雰囲気があります。
コッテリというか強弱というか、どう表現したらいいか判りませんが、この透明感の中の発色は素晴らしいものがあります。ピントの合った所はエッジの効いた結構硬い写りなのかもしれません。ピントが外れた部分は、ジンワリ溶けるようなボケ具合になります。
Body α7Ⅱ/SONY
Lens MC ROKKOR‐PF 58mmF1.4/MINOLTA
Mount Adapter MD‐NEX/YIYO
Filter SKYLIGHT φ55/Kenko
Hood MC 50mmF1.4用/Minolta