朝から小雨、なんとなく蒸し暑い。梅雨入りも間近の雰囲気がある。軒下から南天を見ると、その葉に雫がたくさん付いている。ダイヤモンドとは言わないが、ガラス玉のようにキラキラ光っている。
ちょっと、その様子を撮ってみた。南天の葉は撥水機能があるようで、この様子はよく見掛ける光景である。昨年の花付きはそれ程でもなかったが、今年はなかなか盛大で、(撮った写真の反対側に)白い米粒のような花がたくさん付いているのが今頃の南天だ。
Micro-NIKKOR-P Auto 55mmF3.5
開放(1:3.5)で手持ちの撮影だが、何とかブレずに収まった。曇天なので光の造形効果、緑の発色はほぼ無いが、僅かに前景、背景に玉ボケが見られる。しかし、あれこれ言えるほどの効果はない。
葉はもともと濃い緑で晴れていても写りにさほど変わりはないが、ガラス玉の表情は全く異なる。
陽が射してくると、ガラス玉が俄にダイヤモンドに変身する。そのあたりのことを想像しながら写真を眺めるというのも梅雨時ならではの鑑賞かもしれない。
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