Nikon FM2+Ai NIKKOR 85mmF2。FilmはFUJIFILM SUPERIA PREMIUM400を使用。10月16日から何度も通って紅葉を狙う。85mmF2というLensの試写を兼ねての紅葉狙いだったが、出来上がったPrintを見ると、ん~~と唸るばかり。27枚撮った中で思ったように撮れたのはたったの1枚だけ。それも「こう撮れたであろう」と思った通りに、という意味で、傑作というわけではない。先ずは「思い通りに撮る」ことが出来るかどうか、が問題で、傑作は二の次と思っている。「思い通りに撮る」ことが出来た、その1枚がコレ!
午後2時頃、曇り時々晴れで薄日が射すような、決して絶好とは言えない日だったが、日差しが射すのを待って、池の中央に掛かる眼鏡橋のたもとから、対面の黄金色に輝く銀杏を撮る。この日(11月13日)がこの銀杏の木のピークだったように思う。他の紅葉はいま少し遅れるようだ。
同様に、池のほとりの紅葉も撮ってみた。これは、会心のショットだと密かに自負したものだったが、Printが出来上がって見ると、、、? まるで「13日の金曜日のCrystal Lake」になってしまった。
他の写真も同様だが、紅葉の色が見た目よりかなり赤黒くなっている。実際の見た目は感動モノの赤だったが、どうも勝手が違う。大方は補正-0.5程度のUnderで撮っているつもりだが、この場合は補正+1程度にすべきなのか。それともFilmをVelviaに?、Lensの特性?、どうも判らん?
本来、写真用のSoftで自動調整したいところだがあいにく適当なものが無い。手持ちのSoft(Paint NET)で色の編集(色あい、鮮やかさ、明るさ)を試みたところ、以下のLevelまで修正することができた。赤い色はあることはあるらしい。
湖面に反射しているのは陽の光であって、人工の光でもなければ夜景でもない。しかし、湖面はまるで夜のように暗い。確かに水面は光の反射の都合で黒く見える場合がある。実際の見た目はもっと明るかったし、紅葉のGradationももっと鮮明だったように記憶している。この辺の思い通りにならない難しさを楽しむのが写真の面白いところ、と勝手な解釈をする。
85mmF2については、自然で無理のない端正な画角、その割に軽量、コンパクト、操作性も悪くない。取り立てて不満は無いが、やはりちょっと画角が狭い。もう少しだけ広めがいいと思うが、やはり58mmを手に入れなくてはならないか。
写真はすべて、Post card版Printから、EPSON GT-S600 Scannerで取り込み。
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