ここの所良い天気が続き、今日は午後からフラフラと久々にいつもの公園へ散歩に出かけてみた。
今日の相棒はTOPCONのRE.Auto-TOPCOR 5.8cmF1.8。
山野草はどちらかというと小さい草花が多いので、寄れる方がいいのだが、今回のレンズは撮影最短距離が45mmだ。不足の分はフルサイズでカバーすることにした。レンズはMC Protectorを付けてフードは使用せず、全て手撮り撮影とした。
花は菊に似ているが、葉が違うような・・・道端の土手に咲いた黄色い花。
開放に近い所で撮っているが、発色も解像もなかなかよろしい。いい写真じゃないでしょうか。トリミングは周囲を少々、他調整なし。
次に同じように土手に咲いている白と紫の野菊(Daisy)。何処にでも咲いている花だ。野菊と言っても日本には外来種も含めて500種くらいあるそうだから、何が何やら判らない。トリミングは周囲を少々、他調整なし。
続いて紫の小さな花。出来るだけ寄ってこれだから、かなり小さい。背景に溶け込んでしまい迫力の出しようもない。トリミングは周囲を大幅に削除、他調整なし。
こちらは言わずと知れたタンポポの花の終わり。いつも思うことだが、この繊細な宇宙的な造形美は不思議なものの一つ。計算し尽くされた完璧な自然の完成度の高さが実に見事だと思う。トリミングは周囲を少々、他調整なし。
何とも変わった花で、純白の地に紫と黄色の模様があしらわれた可憐でエレガントな花だ。人が植えたとは思えないが、公園のあちこちに自生していた。花があまり白過ぎて潰れているのかと拡大してみたが、階調はしっかり残っていた。トリミングは周囲を少々、他調整なし。
これもまた小さな黄色の花だが、葉からすると何となく球根種のような植物。背景に陽が射して、ちょっとボアボアしてうるさい感じになってしまったが、森の木陰にそれとなく咲いていた。
どれも、名も知らぬ花ばかりだが、よく見ると結構花があるものだ。今はフジやツツジの花が盛りだが、あまりに見慣れた花は定番過ぎてどうも撮り難い。花を撮るのが趣味と言うわけでもないが、発色や解像力、背景のボケ方などは結構気になる。黄色、白、紫・・、残念ながら赤と青が無かったが、写真の対象(被写体)としてはお手軽でちょっと面白いかもしれない。
また、同じ近接撮影でもマクロのように普段見慣れない驚異的な拡大描写と違って、標準レンズのそれは、見た目に近い自然さがいい。
58mmは結構ストレートで誇張がない。近接撮影では歪みも目立たないが、50mmよりはるかに歪みが少ないものと思われる。85mmくらいになるとストレートさは増すが、いかにも「切り取り」感が増してくる。その意味ではなかなか絶妙な画角である。
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