クマゴローの巣穴 (kumagoroh's burrow)

自動車模型から犬や猫、はたまたバラなど、多趣味が災いしてビンボーですが、ナカナカ趣味は減らせません。

MD-5500ジャンク落札

2017年12月26日 05時56分51秒 | Weblog
先週ヤフオクで不稼働のMD5500プリンタ(ジャンク)を落札した。

インクリボンもC,M,Y,Kが各6本特色ホワイト、ベースドホワイト各2本、メタリックゴールド、シルバーが各1本ついていたのでウォッチ開始。

プリンタ本体の説明では電源を入れると同時にガガガガと言う音の後にエラーランプ点灯との事だった。

現在「象のロケット」でメンテナンスを受けた3台を交互に使っているが、構造が見たくなり

一応インク価格で落札できればと思い終了前日から上限2万円投入。

落札結果は送料込みで13,500円


プリンタが再生不可能でも現在のインクリボン価格からすると格安で購入したことになる。

(30本×2000円=現在価格6万円のインクリボンを13,500円で購入と同じか?)


昨日、さっそく本体を点検した。

リボンを入れる部分のふたが何か引っかかっているようで開かない。

隙間から割り箸や長軸ドライバを突っ込み、障害物を除去しながらやっと開けた。

中にはキャリッジから脱落したリボン4本、プリンタ内部にはリボンカートリッジのローラーなどが落ちている様だった。

取り除けるものは全て除去し、電源投入したところ静かに立ち上がったがオレンジのエラーランプが点滅する。

さっそく内部を清掃できるところまで分解し、摺動部には極薄くシリコーンオイルを塗布、ゴムローラーと各部検知センサは

アルコールで拭き取りをした。

また、フタの左側ロック用爪が折れていたため、かけらを見つけガラスマットで補強しながら接着した。

外したカバー類をマジックリンで洗浄し、プリンタメカはアルコール綿棒で拭き取り、全てくみ上げ、動作確認。

電源を接続しさっそくスイッチオン。

軽いうなり音と共にキャリッジの移動が確認でき、原位置に停止した後も、エラーランプが点灯なかった。

再度電源を落とし、インクカートリッジをセットしパラレル~USBケーブルでパソコンに片方向通信で接続し電源投入。

パソコン上ではごく普通に認識されたのでテスト印刷開始。

印刷結果は、致命傷となる横スジも皆無で動作音もこれを含めた保有4台の中でもかなり静かなほうだった。

修理成功です!!

構造も勉強でき、インクリボンも安く購入でき、MD5500も1台追加と、なかなか良いクリスマスプレゼントになった。

認知症予防の為にも、子供の頃に戻って機械をばらしたり組み立てたりが必要みたいです。

めでたしめでたし。