南北の系譜

皮肉にも南北朝鮮の政治がこんなところに及ぶとは。水面下で動き続けている戦況。8月のイラン戦までに2位以上確定席を予約したい。
↓
【北朝鮮】
韓国サッカー協会がワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会での南北同時出場を目指し、日本の戦力分析など全面的な協力を北朝鮮に提案。
　韓国協会関係者によると、提案は（１）北朝鮮と同じアジア最終予選Ｂ組の日本、バーレーン、イランの戦力分析の提供（２）南北対抗戦の開催（３）Ｗ杯に同時出場の際には合同練習を実施する。関係者は「日本などの戦力分析は終わっており、必要があればいつでも協力する用意は出来ている」と話している。
　韓国協会は２５日に平壌で行う北朝鮮－バーレーン戦に合わせ、現地に役員を派遣。鄭夢準会長の親書を北朝鮮側の幹部に手渡し、具体的な提案について話し合う予定。

【バーレーン】
　クロアチア人のシュレチコ・ユリチッチ監督が辞任。
　２５日に北朝鮮と、３０日には日本と埼玉スタジアムで対戦。
　同国サッカー協会の代表チーム責任者は「ユリチッチ氏はアラブ首長国連邦とカタール、オマーンからオファーを受けた。現在の報酬の２倍の提示では、引き留めるのは難しかった」と話した。後任には、２００２年Ｗ杯で初出場のセネガルを率いて８強入りしたフランス人のブルーノ・メツ氏らの名前が挙がっている。
　ＦＷ、Ａ・フバイルが左ひざを負傷し、日本戦出場が絶望的。
　カタール・リーグに所属するフバイルは、先月２６日のリーグ戦で負傷し、手術を受けた。アジア・サッカー連盟の公式ホームページは全治６カ月と伝えている。フバイルは昨夏のアジア・カップ得点王で、バーレーンの中心選手。

午後６時５分キックオフ

発表が2日も早いイランにマジモードが見える。
↓
イラン・サッカー協会のナビド・マジド広報副部長は６日、テヘランで25日に行うＷ杯アジア最終予選のイラン―日本は、午後６時５分（日本時間10時35分）の開始に決まったと明らかにした。
６日付の地元紙「イラン」はイラン代表のイバンコビッチ監督の話として、代表メンバーは12日に発表され、13日に合宿入りすると伝えた。
海外でプレーする代表選手は22日に合流予定。イバンコビッチ監督は「日本戦はイランがＷ杯に行くための鍵となるだろう」と述べた。