スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

夜の丸の内ブラ散歩

2015-12-15 07:50:28 | ご近所情報

銀座楼蘭から丸の内を抜けて東京駅まで、腹ごなしにタモリではないが

ブラブラ散歩をした。丁度丸の内は冬の風物詩として街を彩る恒例の

イベント「丸の内イルミネーション2015」の最中であった。

このイベントは11月21日(木)からスタート。有楽町と大手町をつなぐ

約1.2㎞におよぶ丸の内仲通り沿いの街路樹約200本が、

上品に輝く丸の内オリジナルカラー「シャンパンゴールド」のLED約100万球で

光り輝いていた。このイベントは2016年2月14日(日)まで続く。

皇居外苑と日比谷公園に面している「ザ・ペニンシュラ東京」。

日本の伝統とモダンなデザインが融合する趣きのある空間で

「日本灯籠」を模した24階建てのラグジュアリーホテルだ。

平成19年9月に日比谷パークビル(日活国際会館)を建替えて開業した。客室は314室ある。

建物所有者は三菱地所だが、運営はユニークなホテルグループ

「ザ・ペニンシュラホテルズ」だ。

このグループの旗艦ホテルはザ・ペニンシュラ香港。他に世界10都市

(上海、北京。ニューヨーク、シカゴ、ビバリーヒルズ、パリ、バンコック、マニラ

ロンドン、そして東京)でラグジュアリーホテルを運営している。1982年が開業。

ブラ散歩でいくつかのビルをのぞいてみたが、ほとんどのビルに

趣向を懲らしたクリスマスツリーがあった。しかし屋外のツリーはここだけ。

ペニンシュラホテルの哲学は地域社会への貢献という。

このツリーはこの哲学の表現かも。

ロビーはそんなにも広くないが、基調は木でとてもシックでホットするものを感じさせる。

エントランスの所に、ツインのX’マスツリー。大きな椅子の背もたれも高い木製で

デザイン性が高い。周りの壁も格子状の木で、中2階の所には

生演奏を聞かせるステージがある。この空間の美しさは素晴らしい。

ロビーのセンターにあるこのオブジェはものすごい存在感だ。

思わず目が奪われる作品だ。伝説的とも称されるペニンシュラ・ホスピタリティーが

随所に表現されているような気がした。

ロビーセンターにあるこのシャンデリアが又すごい。通常のシャンデリアを

逆さにした様なデザインで単なる照明器具ではなくこれはもうアートだ。

天井の鏡に写ったロビー。おもしろい写真がとれました。

1階のフロアーから撮った吹き抜けの階段。不規則なアールの渦は

かなり芸術的空間を造ろうとした設計者の思いを感じる。

逆に1階から見た地下への階段。下には枯山水風の日本庭園が写っている。

廊下の天井がまたすごい。枯山水の紋が天井に描かれているようだ。

こんな天井は初めて見た。このホテルは相当お金をかけてあことはまちがいない。

建築的にも一見の価値ありのホテルです。

先週アップした三菱一号館丸の内ブリックスクエアにあるライトアップされたオブジェ。

夜の顔は昼間と全く違う。まるでお伽の世界だ。

2014-5-17付ブログにアップした明治生命館のエントランスにもX'マスツリーがあった。

こちらのツリーはオーソドックスでちょっと地味目に見えた。

ここは丸の内再建築の第1ステージ、丸の内ビルディング(丸ビル)のエントランスロビー。

そしてここにもかなりインパクトのあるX'マスツリーがあった。フィギュアスケートの

羽生結弦選手の大きな写真とのコントラストが個性的な空間を作っている。

JR東京駅丸の内南口前の「JRタワー」内にある商業施設「KITTE(キッテ)」

ガラス天井のアトリウムが最大の特徴で、旧東京郵便局の局舎を一部保存、

再生し、新たに建築された。(2012-12-25付ブログ参照)

真っ白に雪化粧したクリスマスツリー「WHITE KITTE」高さ約14.5M。

本物のモミの木を使ったクリスマスツリーは屋内では日本最大級といわらえている。

11月19日(木)~12月25日(金)まで30分互に約3分間、

ライトアッププログラムが上映されており情緒的な音楽とともに、

天井から壁面を伝って雪が舞い散るように降り注ぐ。

ではそのメルヘンの世界をお楽しみ下さい。