Dance×3!

~ひよこの武道館(仮)~

『Cocco 25周年ベストツアー 2022 ~其の1~』 11/11 大阪

2022年11月12日 | 好み(ライブとか)

Coccoのライブに行ってきました。

Cocco 25周年ベストツアー 2022 ~其の1~@Zepp Namba

圧倒圧巻でした。

 

とにもかくにもセットリストから。

以下、ネタバレです。

 

 

 

 

【セットリスト】

01.強く儚い者たち
02.カウントダウン
03.雲路の果て
04.樹海の糸
05.遺書。
06.晴れすぎた空
07.星に願いを
08.風化風葬
09.やわらかな傷跡
10.有終の美
11.BEAUTIFUL DAYS
12.お望み通り
13.Raining
14.海辺に咲くばらのお話
15.藍に深し
16.焼け野が原
17.潮満ちぬ
18.哀想歌
19.羽根 ~lay down my arms~

 

ベストツアーってだけあって「これでもか」っていうセトリ。

でも「これでもか」はこれだけでなく。

この19曲。

MCなしで2時間弱歌い続けたのです…

 なんなの?このヒト…(唖然)

もう観客はただただ固唾をのんでCoccoの世界を見守り、引き込まれていく…

そうこうしているうちに右へ左へお辞儀をして、颯爽とステージから去るCocco。

観客がハタと我に帰ったときにはライブは終わっている…

そんな感じのライブでした。

 

あの細いカラダから出されているとは思えない声量。

そして熱量と感情。

慈悲と慈愛。

叫びと祈り。

それが最初から最後まで。

毎回のことながらそのすごさに震える。

 

今回はさらに倍って感じで。

「風化風葬」~「やわらかな傷跡」なんてすごかったなー(涙)

「Raining」の歌い始めが優しく柔らかくてもう…(涙)

 

で、まあホント圧倒圧巻だったんですけど。

全力すぎて心配になる、というか。

うん。

Coccoに関してはこれがあるんだよね。

「無理してるんじゃないか」

「本当は不本意なんじゃないか」

元々「ベストツアー」ってやつは好きではなさそうだしね。

19曲をノンストップでやったのも、そう考えるとヒヤヒヤしちゃう。

 

でもね。

彼女もプロだから自分でいろんなバランスはとっているはず。

だから余計な心配はやめようかな、と。

 

そうそう。

会場に入ってからの開演前アナウンスをCocco本人がやってました。

アナウンスが始まったとき、すぐに分かったよね。

たどたどしいし、

「この声、この訛り方…こっこやん(笑)」って。

そして極めつけ。

「まもなく開演です。」と締めくくったあと…

「開演5分前ですって言わんで良?(言わなくていいの?)」

そのときに観客全員Coccoだと気づき、笑いが。

 

あれはCoccoからのサービスというか気遣いだったのかな。

この後始まるライブではひと言も話すつもりがないし、

そのことで心配するファンがいるだろう、ってことを見越したパフォーマンス。

実際、あの声が聞けたことで安心した部分はあったもんね。

 

今回のツアーには「其の1」とついています。

はてさて「其の2」はどんな形であるんだろう?

っていうか。

あるんかな?

ま、Coccoに関しても自分のペースで納得のいく活動をしてもらえたら、と思います。

 

ちなみに今回もライトは主にステージ後方から当てられていたので、

Coccoの顔や表情はほぼ見えませんでした。