記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ロブ・マーシャル監督「シカゴ」

2014-03-13 22:50:34 | サ行
この街では、銃弾一発(と金)で有名になれる。

ロブ・マーシャル監督「シカゴ」
モーニングで短期連載してた「ダーティ・クライスト・スーパースター」を読んで観たくなったので借りてみた。
(ハデスはマジタイプのおっさん。女性が描く素敵なおっさん)
ハデスの女装良かった。いやとても良かった。朝から眼福眼福。

…じゃなくて、映画の話。
ヴェルマかロキシーか、というのは、ビアンカかフローラかというところに通ずるものがあると思うな。
甘々系女子ロキシーと、かっこいい系女子ヴェルマ。この2人を利用して有名になろうとする弁護士ビリー。ちなみに私はヴェルマ派。
皆清々しいほどに自分のことしか考えてない。でもそれがいい!女子って怖…逞しいよね。あの逞しさ欲しいわ。
すぐに乗り換えるビリーもビリーだけど、それよりも女子2人のパワーが強いね。最後ビリーも若干呆れ気味だったね。
ミュージカルなので歌ばっかりだけど、「犯罪者のタンゴ」だったかな。あの曲がいい。いやあの刑務所楽しすぎるでしょ。
映画ってのはエンターテインメント。娯楽なんだよね。これぞ娯楽映画って感じのミュージカル映画。ほかに観たことあるミュージカル映画が「オペラ座の怪人」と「レ・ミゼラブル」なのでだいぶミュージカルに偏見があるけど。

蛇足
刑務所の所長?だったかな。わいろはともかく、ロキシーが有名になったらちゃっかりロキシーヘアにしてやがる。
ちょっとかわいかった。