記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ジェイコブ・ジェントリー監督「シンクロニシティ」

2017-05-09 20:27:01 | サ行
いつかは終わりがあるけれども無限ループ系。

ジェイコブ・ジェントリー監督「シンクロニシティ」
日本語に直訳すると「共時性」「同時発生」という意味らしいが、映画の中身的にはループ…というよりパラレルワールド、といった感じ。
ループってのは延々と同じことを繰り返すわけでしょ。でもこれはちょっとずつずれてる。過去に戻ったはいいけど、時間軸Aの過去に戻るはずが時間軸A’の過去に戻ってしまった。
過去に戻ってからの2周目でやっとなんとなくわかりかけてきた感は、ある。けれども肝心なところがよくわからなかったりする。いつかは理想的な恋愛ができる時間軸にたどり着けるからそれまで過去に戻り続ける?でもそれだと彼女の家にあったコースターの謎が解けないような?


開始10分でベッドシーンに入りかけたので「これだからB級映画は…」とちょっとひどい感想を持ったりしましたすみません。でも開始10分程度でわかりやすく美人局に遭うとか思わないじゃないですか。早いだろ。
しかも美人局から純愛に発展とかどういうことですか。ヒロインの気変わりすぎだろ。

テーマとしては面白いんだけどねー、うーん、ってなる。同じループものなら私は断然「トライアングル」を推したい。


次はたぶんあいつを観ます。君は目が見えないけど耳がすごく良いフレンズなんだね!すごーい!