記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

マシュー・トンプソン監督「ミッション15」

2015-07-05 07:45:47 | マ行
もうちょっとドキドキひやひやしたかったかな…

マシュー・トンプソン監督「ミッション15」
某esのような映画らしいということで借りてきたんだが、やはり本家には勝てず…って感じ。ってかこれ、DVDのジャケットに「軍人版es!」って書いてなかったもうちょっと面白かった気がしないでもない。

ホワイト大尉(ジェニファー・モリソン)以下2名の軍人がエレベーター内に閉じ込められるわけですけれども。この3人、皆さん戦場で大きなトラウマを抱えてまして、その治療セッション終了後にたまたま(棒)閉じ込められまして。
そしてこの後からエレベーター内の3人を煽る煽る。「放射能汚染の危険が…」「エレベーターを動かせる人が…」等々。さてどうなる、みたいな。

実際は軍の新薬実験だったらしいんですけどね。しかも最後は3人とも始末しちゃえ、という。軍にとっちゃ、PTSDで働くことのできなくなった軍人なんて穀潰しも良いところだろうからついでに処分してしまおうってことなのかもしれないけれども。

短い映画だからそれなりに適度な緊張感を持って見るには悪くない映画だけれども、いかんせんドキドキひやひやしない。これ映画の宣伝で「軍人版es」って書かないほうが面白かったぜ。
あと物足りなかったのが、この新薬。副作用で100人に一人くらいの割合で異常行動をとるらしい、と。だったら誰か異常行動とってくれよ。博士も含め、この映画の中で4人もこの薬飲んでたんだぜ。一人くらい異常行動とって軍部をもっとあわてさせる展開があっても良かったと思ってる。
仲間割れだったり、脱出を試みたり、頑なに本部の命令を守ろうとするのは異常行動とは言わないからな。

ラストシーンというか、ホワイト大尉が脱出してからの展開は嫌いじゃない。

ちなみに主人公やってたジェニファー・モリソンだが、この方だけは確信もってわかった。あんた「Dr.HOUSE」のキャメロンだろう!と。さすがに第4
シーズンまでずったり観てたから顔覚えてる。
どうでもいいがこの方「Dr.HOUSE」の時にチェイスといい感じになってたが、現実にもチェイス役の俳優と婚約してたんだな。別れたけど。
ってかジェニファー・モリソンを調べるために見た「Dr.HOUSE」のウィキというか展開がいろいろとひどいことになってて草。

蛇足
実験を管轄してた司令部の雰囲気がなんとなく昭和。昭和の特撮の司令部を彷彿とさせる感じだった。

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