記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ザック・スナイダー監督「マン・オブ・スティール」

2016-04-08 08:04:09 | マ行
「300」や「ウォッチメン」と同じ監督の作品と言われるとなんか納得してしまう不思議。

ザック・スナイダー監督「マン・オブ・スティール」
基本的にアメコミ系作品は見ない※のだが、「バットマンVSスーパーマン」を観に行く前に観た方が良いとアドバイスをもらったので。
※ダークナイトは面白かった。ジョーカー可愛い。X-MENは2作目で投げた。

アクションがぬるぬる動いて気持ち悪いw(ほめてる)いまどきの格ゲーみたいにぬるぬる。
超人であることの苦悩とか葛藤とかはまぁそりゃあるだろう…ってな感じなので、「(設定上仕方ないとはいえ)両親から晴れ着として贈られる服があんなスーツだったらなえるわー」とか「スーパーマンもゾッド将軍も顔濃いわー」とか余計なことを考えつつ観てた。
この手の映画はストーリーはあってないものとして考えている。

名前は非常に有名だけど結局ストーリーをよく知らない代表作だと思うので、そのストーリーを知ることができたのは非常に大きい。スーパーマンはスーツ補正とか後天的に特殊能力を得たとかじゃなくてガチの異星人なんですね。そこすら知らなかった。
にしてもゾッド将軍順応するの早すぎだろう。クラークだってだいぶかかったみたいだぞ。

ゾッド将軍の「俺はこれしか知らない」という立ち位置は同情を誘う。開き直りにも見えるけれども。目的があるのはいいことだけど、誰かの目的とぶつかることはあるだろうし、そうなった場合「結末は二つに一つだ、お前が死ぬか、俺が死ぬか(by将軍)」と極端な話なってしまうんだろうな、なんて。
将軍の敗北は、運命に縛られない生き方の選択という意味もあるのかもしれない。深読みしすぎ。

あとですね、個人的には、この映画で一番かっこいいのは飛行機で突っ込んだ大佐と編集長だと思うのですよ。
普通の人だけど、誰かのスーパーマンになれる、いいことじゃないですか。

蛇足
途中からクラークのケツアゴが気になって気になってストーリーが頭に入らなくなった。

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