神足勝記を追ってかれこれ20年。このたび『御料局測量課長 神足勝記日記 ー林野地籍の礎を築くー』(日本林業調査会)から刊行することになりました。
神足勝記については、上条武『孤高の道しるべ』(銀河書房、昭和58年)で取り上げられていますから、ご存じという人も多いと思われます。私もずいぶん読みました。言うまでもなくこの本は労作で、今日では得難い聞き取りなども含まれていて貴重ですが、残念ながら、神足の業績や生涯についていえば、ごく一部が書かれているにすぎません。ぜひ日記から直に全容を知っていただきたい、そう願っています。
このブログでは、『神足勝記日記』をまとめるにあたって知ったこと、考えたことを「落穂拾い」として1つずつ紹介します。内容は思いつくままに(順不同)とします。いくらかは雑談や私の趣味も入れることにしましょう。
まだブログの取り扱い方法に慣れていませんから、今日は「練習その1」です。
ところで、この写真の花どうですか。じつに堂々として、「どこでも咲けるよ」と、そう言っているように見えました。