最高温度374℃で終えた前回の窯、いよいよ炭出しとなった。興味津々、窯を開け
てみると見た目では量が少ない気がするものの大きな変化はないようだ。窯に入り
取り出していくと明らかに音の違い、乾燥した軽いカーン・カーンという風な堅炭特
有な音がする。通常は350℃になれば煙突内部は白くなってくるのに、今回だけは
未だ白くならずに温度が上昇し続けた謎は解けないが、結果としては堅いいい炭
に仕上がっていた。量は265kgとやや少なめだった。
従来から懸案だった煙突の先端工事、エルボーを追加して谷風が直接煙突に吹
き込まないようしてあった。効果の有無は次回の窯立てで確認の予定。
先端にエルボー追加
工事前