昨日、出来上がった猫の掃除、鈴つけなどをやろうかと思っていたが急遽、カシ材で
猫を彫ってみようと思いつき炭小屋に出かける。小さめのいい材料があったので持ち
帰り急ぎの用を済ませた後、さっそく制作に取り掛かる。
いつものように小丸太を角材にしてから猫を掘り始める。木の目は椿のように蜜ではな
いが堅い。ノミはしっかりと研いでありよく切れるがググっと切れ込んでいくて応えがな
い。また小口にノミを当て叩き込もうとしても反発して食い込まない。そのため少しづつ、
薄く削り取るしかない。
手強い。
辛抱しながら掘り続け13cmx7cmの猫を掘るのに4時間もかかった。昨日の結果から小さ
いもので粗っぽく作った方が良さそうなので細部の仕上げにはこだわらなかった。頑張
って2体を製作。それぞれをアルミホイールで包みストーブの煙突の中にもみ殻と一緒
に入れ上下から蓋をしてみた。
明日、窯立ての続きをするのでカシ猫も一緒に炭化の予定。