過去のデータからみると3日目は超ひまな1日。前日に点火した火が(炭木
の上に置かれた枝木に)焚口から段々と奥の方に向かっていく行程、急激
に燃え上がることなく粛々と進む。
通風孔や煙突で調節するも左程大きく変化させることは出来ない。
この3日目は気を抜いてはいけないだろうが素人に毛が生えたようなブログ
管理人に任されても安心しておられる。
過去のデータから温度がこの辺りになったら通風孔や煙突を調整して・・・・
などと頭の中では分かっているが実際にその場面に立つと難解な問題を
与えられたようになる。データはデジタル、作業は『塩梅』というアナログで
の対応になるから簡単にはいかない。修行に修行を重ねて辿り着く道のよ
うだ。百聞は一見に如かずという。
ならば、窯の中で起こっていることを時系列で見せてもらえれば、この堅い
頭でも理解できるのかもしれないが叶わず。
朝のチェックは昨夕から5℃アップの87℃、昼に90℃、最終チェックで
93℃、いずれも温度調節は微調にて本日はお開き。
放射冷却で冷え込んだ霜降りの朝
17時ごろ