雨が降るとの予報に期待しては裏切られ続けて晴天を苦々しく眺める日
々、川の流れも細くなり十数年ぶり否、もっと前には今の時期になると
『田んぼの水が足りなくなる・・・・』こんな会話をよく聞いたものだ。
農家の高齢化に拍車をかけて減反々、昔ならもっと騒いでいたはずなの
に今は水不足になっても田んぼの水不足は心配ないようだ。
かつては八雲町でも谷合があれば田だったものが原野・山林に様変わり。
食料は自分で賄うことを忘れてしまった農政、国民。
何とか元禄で浮かれ続けている国に大きなしっぺ返しが見えているようで
怖い。将来を生きる人たちは心配しないで、年老いて去り行く人が心配す
る・・・・これも大きな間違いだ。
どうも大和民族はボタンを掛け違えていることに気づいていないようだ。
枕はこれまでにし炭焼き、炭焼き。
朝一番のチェックは90℃と昨晩から5度の上昇で安堵する。15時に95℃
なった時点で煙突の小枝、通風孔を調整し上昇度合いが緩やかになるよ
うにする。この調節でどれくらい効果があるのか具体的な根拠はないが理
屈上ではやったつもりになる。
最終の17時、100℃では通風孔の微調に留め2晩越し。
今回の材料は2月頃に伐採した樫、枝は4月頃のもの。乾燥が進んだもの
だから何か解らないことに巻き込まれるのではなかろうかと心配していたが
木酢液は今までと変わりなくよく出ているし。どうもこの程度の乾燥は影響
ないと思われる。