桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

四国遍路旅、8日目

2021年04月06日 21時45分07秒 | その他

お寺さんの山には炭焼きに適したカシがたくさん目につく。中には苦戦しそうな大物もある。八雲の山には椎の木が勢力を延ばしているが、こちらでは八雲ほどではないように見える。尤も、目の利かない俄炭焼師の見立てでは要を得ないのも無理はない。お寺さんの周辺には杉、銀杏、椎などの大木、桜、紅葉などの中木、柘植、皐月,躑躅などの低木との組み合わせが多い。大窪寺のように遍路の八十八番目で結願のお寺としてではなく紅葉スポットとして紹介されることもある。遍路始めの頃は桜満開だったが今は葉桜と遅咲き八重でも、これが満開なら凄いだろうとおもをさせる寺は沢山ある。八十八か所の内もう59か所、別格は二十か所中8か所を終わり、中盤以降に突入する。難所の話はあれこれ出てくるが別格のことは少なく、案外楽に回れそうに思ってしまうが実は、それは甘い。別格10番興隆寺は駐車場につくと赤い橋の欄干が優しく迎えてくれる。8時過ぎの山寺は日差しのある所と木立の下では温度の違いが大きい。ひんやりとした中を進むと長い階段が続き、上につくと次の試練が待ち構えており強化鍛錬は己のため、人のためならずと激励しながらも心の中はもう『許して・・』

       やっとこさで境内に到着、西山興隆寺

次に向かったのは、これまた難所の60番横峰寺、交差不能の狭い道をくねくね上がって行くのに森林組合経営の平野林道有料道路を利用する。利用料は1850円なり。高いか安いかは自分で歩いて行ってみればよく分かる。ナビによるだろうがこの道路を選択せず別のとんでもないルートをえらぶ機種がある。実は我が家のものがそうで、歩き遍路の山道の入口に連れて行かれたことがある。荊妻と二人で1時間ばかり歩いてみたが帰れなくなりそうになったのでギブアップしたことがある。今回はその時の経験を活かし難なく到着。この後にも三角寺、仙龍寺と難所を回り『えらかっなぁ~』

 


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