朝から窯出し、窯立て準備を平行して行う。材料は頑丈して山から持ち
帰った沢山のカシ材、炭木サイズ(桑炭会は72㌢)に合わせて裁断、枝や
小丸太も夫々の長さに。
前回の炭焼きを終えてから7日を過ぎていても窯内部の温度は急激に下
がることなく、この日も炭出しを進めるに従って汗ばんでくる。幾ら暖冬であ
っても外は寒い、だが釜中は其処とは別世界。
焚口を壊しまず内部の全体をチェックする。
焼き上がった全体の形に異常がないである。つまり、窯に詰め込んだもの
が縮小されるから焼き上がった炭の全体像は窯の小型形になっていれば
いい。ところが今回は以前に修復したことのある右側の壁の方は左側と比
べ白く、低くくなっていた。右側の壁の一部(前回、修復した所)が剥がれた
もので、恐らくこの辺りのどこかと外につながっているものと考えられる。
前回は、そのようなことを確認していないから今回の炭焼き過程の間に何
かあったらしい。窯出しを終え、早速に壁の厚化粧を施す。
して、本日の上りは314kgとまずまず。
午後には窯立て、炭木づくりの作業を行い17時に火入れとなる。
雪のない炭焼きは気の抜けたコーラのようだ。
ここらでドーンと気合の入る雪を見せてくれ。
(管理人、所用で不在だったため会員への事情聴取により記事を作成)
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