戦争の犠牲となった女性の現在を描いています。
暴力シーンも、戦争の生々しさも描くことなく、平和を取り戻そうと懸命に生きる人々の日常を描いています。
ジュバニッチ監督は「これは愛についての映画である」と言明しています。
岩波ホールにて上映中。
毎週末の夕刊で映画紹介の記事を読みますが、たくさん紹介されている映画の中で観たいと思った映画が『サラエボの花』でした。
とても重い気持ちになるだろうと覚悟していましたが、その通りとなりました。
今週の火曜日に観に行きましたが、木曜日の今日もまだ引きずっています。
でも、とても良い映画でしたので、観て良かったと思います。
映画の後半で、主人公の女性が戦争で残酷に傷付いたことを語る場面がありますが、言葉だけでも戦争の残酷さを強く訴えています。
母と娘の愛・・・どうしても2人の間に戦争の影響は消えないが、それでも母は娘を愛し、娘も母を求めてやまない。
作家の曽野綾子さんの講演会の記事が今日の新聞に載っていました・・・
「車を買うお金がないのは貧困ではなく、今晩食べるものがないのを貧困といいます」
「宗教や国籍に関係なく、すべての人から学び、その人たちを尊ぶこと」
「インドで、私は多くの日本人青年を見ました。現地の神父さんに『自分の貯金で食べ、1泊100円の宿で暮らす彼らをどう思うか』と尋ねると、『かわいそうだ。本当の自由を手にしていない』と言われました。
私は『親の援助も受けずに自分のお金で生活するのは自由でしょ』と言いましたが、神父さんは『義務を果たしてこそ自由だ』と教えてくれました。
自由と義務の正当な関係を、日本でも築くことが必要です」
「人は一生学び続け、学んでいる実感さえあればいいのです」
暴力シーンも、戦争の生々しさも描くことなく、平和を取り戻そうと懸命に生きる人々の日常を描いています。
ジュバニッチ監督は「これは愛についての映画である」と言明しています。
岩波ホールにて上映中。
毎週末の夕刊で映画紹介の記事を読みますが、たくさん紹介されている映画の中で観たいと思った映画が『サラエボの花』でした。
とても重い気持ちになるだろうと覚悟していましたが、その通りとなりました。
今週の火曜日に観に行きましたが、木曜日の今日もまだ引きずっています。
でも、とても良い映画でしたので、観て良かったと思います。
映画の後半で、主人公の女性が戦争で残酷に傷付いたことを語る場面がありますが、言葉だけでも戦争の残酷さを強く訴えています。
母と娘の愛・・・どうしても2人の間に戦争の影響は消えないが、それでも母は娘を愛し、娘も母を求めてやまない。
作家の曽野綾子さんの講演会の記事が今日の新聞に載っていました・・・
「車を買うお金がないのは貧困ではなく、今晩食べるものがないのを貧困といいます」
「宗教や国籍に関係なく、すべての人から学び、その人たちを尊ぶこと」
「インドで、私は多くの日本人青年を見ました。現地の神父さんに『自分の貯金で食べ、1泊100円の宿で暮らす彼らをどう思うか』と尋ねると、『かわいそうだ。本当の自由を手にしていない』と言われました。
私は『親の援助も受けずに自分のお金で生活するのは自由でしょ』と言いましたが、神父さんは『義務を果たしてこそ自由だ』と教えてくれました。
自由と義務の正当な関係を、日本でも築くことが必要です」
「人は一生学び続け、学んでいる実感さえあればいいのです」