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 本は私の人生の友・・・

講演会

2008年12月14日 | 講演会
テーマ 「魂の探求者、小泉八雲」

講 師  小泉凡 (小泉八雲ひ孫 島根県立大学短期大学部准教授)

会 場  不動尊五重塔地階大ホール

小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)のひ孫さんが講師だということで、講演会に行って来ました。
NHKTV連続ドラマ「だんだん」は見てませんが、島根県松江市がいつも出てくるので、観光客がとっても多いとか。
ハーンは、人間の魂に終生、関心があったそうです。
ハーンの作品、『勝五郎の再生』(輪廻転生のお話)と『雪女』は、昔の多摩地区から生まれたお話とのこと。
『雪女』は、西多摩郡調布村(現在の青梅市)の農夫による口承文芸で、それを伝え聞いたハーンが作品化し、『怪談』に収録されて有名なお話に・・・それが、雪国の各地で、その土地それぞれのお話になったとか。

ハーンの現代へのメッセージ(共生とシンプルライフの維持)
「コストの高い民族は結果的に全く姿を消すことになるだろう。
自然は偉大な経済家である。
自然は決して過ちを犯さない。
生き残る最適者は自然と最高に共存できて、わずかなものに満足できる者である。
宇宙の法則とはこのようなものである。」
(「極東の将来」1894.1.27.熊本での講演より)


大学1年の次男が、昨日からお不動さんでアルバイトをしています。
講演会場の準備も手伝ったとか。
夫が、働いている次男を携帯で撮って来ようかな、と言ったら、絶対やめてくれ、声もかけないで、と言われてました・・・。
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