日本で初めて劇場公開されたモロッコ映画。
監督は女性ですが、フェルメールの絵画にも影響を受けたそうで、
上の写真は、フェルメールの絵画を彷彿させます。
臨月のお腹を抱えてカサブランカの路地をさまようサミア。
イスラーム社会では未婚の母はタブー。
美容師の仕事も住まいも失った。
ある晩、路上で眠るサミアを家に招き入れたのは、
小さなパン屋を営むアブラだった。
アブラは夫の死後、幼い娘のワルダとの生活を守るために、
心を閉ざして働き続けてきた。
パン作りが得意で おしゃれ好きなサミアの登場は、
孤独だった親子の生活に光を もたらす。
商売は波に乗り、町中が祭りの興奮に包まれた ある日、
サミアに陣痛が始まった。
生まれ来る子の幸せを願い、
養子に出すと覚悟していた彼女だが……。
異国情緒があり、とても良い映画でした❣