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 本は私の人生の友・・・

「罪名、一万年愛す」

2025年01月28日 | 

著者 吉田修一

 

横浜で探偵業を営む遠刈田蘭平のもとに、一風 変わった依頼が舞い込んだ。

九州を中心にデパートで財をなした有名一族の三代目・豊大から、ある宝石を探してほしいという。

宝石の名は「一万年愛す」。ボナパルト王女も身に着けた25カラット以上のルビーで、時価35億円ともいわれる。

蘭平は長崎の九十九島の一つでおこなわれる、創業者・梅田壮吾の米寿の祝いに訪れることになった。

豊大の両親などの梅田家一族と、元警部の坂巻といった面々と梅田翁を祝うため、豪邸で一夜を過ごすことになった蘭平。

だが その夜、梅田翁は失踪してしまう……。

 

伝えたい本質はシリアス……「世界中の子供が悲惨な思いをしませんように」

ミステリーかと思ったら最後は壮大なロマンス小説でしたが、面白かったです ☆☆☆