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高慢と偏見とゾンビ/PRIDE+PREJUDICE+ZOMBIES

2016-09-26 23:54:08 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

ジェーン・オースティンによる恋愛小説の古典「高慢と偏見」に

ゾンビの要素を取り入れる大胆なアレンジでベストセラーとなったセス・グラハム=スミスの同名小説を映画化

監督とキャストは、当初から二転三転しやっと完成し、やっと日本公開。

6、7年前に映画化決まった時から楽しみに待ってた作品。

 

「17歳の処方箋」10日間で男を上手にフル方法セブンティーン・アゲインのバー・スティアーズが監督&脚本。

(この方、タラの「パルプフィクション」にも出てたらしいけどクレジット無しで分からず。)

 

 ちなみに 過去映画化された、ジョー・ライト監督❌キーラ・ナイトレイ主演作プライドと偏見

 

 

主演のエリザベスには「シンデレラ」のリリー・ジェームズ。

 

「シンデレラ」で良かったけど、今回は今ひとつ魅力が足りないなー。

 

共演には、英国イケメン二人。

 

Mr.ダーシーに「マレフィセント」のサム・ライリー。

かわいいけどちょっと首がない感じ。 声が太くておっさん声なのでギャップ萌えか?

 

 

エリザベスの姉(ベラ・ヒースコート)に恋する、ダーシーの親友、ビングリーには

ノア 約束の舟」でエマ・ワトソンと恋に落ちるイケメン長男が印象的だったダグラス・ブース。

ワイルド系から貴族まで幅広く似合うね。

 

 

ライアン・ゴズリング初監督作「ロスト・リバー」に出演し、そのインパクトで覚えていた

マット・スミスはコリンズ牧師。(お笑い担当)

ボクイケメン?

 

 

これは「キルビル」のエル・ドライバーやったダリル・ハンナにやってほしかったな。

それか デミ・ムーア。

 

 

舞台はすでにゾンビが蔓延してきている世の中設定。

ゾンビと戦う日々を送るヒロインとその姉妹たち。

大富豪の騎士と出会い、高慢な彼と嫌々ながらも心を通い合わせ、惹かれあっていく。


日本や中国などでゾンビと戦う術(カンフー)を身につけた5人姉妹が強くてそのギャップが面白い。

 

 

6/10(67点)

 

ゾンビ濃度はかなり薄い し、ホラーではない。グロさもない。

ゾンビ10%+恋愛50%+ラブコメ30%+アクション10%

 

まぁまぁかな。期待しちゃってたし。やや物足りない。

ゾンビ好きがゾンビ目的?で見るにはやっぱりちょっと違う。

ゾンビを倒す話じゃなく、ゾンビの存在はオマケみたいなもので、

ベースは「高慢と偏見」だから、バリバリ王道の貴族の恋愛にコメディ要素プラスしてアクション少し入れた感じ。

初めは嫌ってたのに、段々惹かれていっちゃうお決まりパターンは月9も洋画も同じだね 笑。

母親が、自分の娘たちに金持ち貴族との玉の輿をさせようとしていて

そんな中、イギリス国中がゾンビだらけになる前になんとか手を打とうと奮闘する。

この程度じゃグロいとは言わないでしょう。

 

 

ゾンビ映画普段全く観ないような人や、普通にラブストーリー好きな人、

結局、お金持ちと結ばれるという想像通りのありがちな夢見る乙女的な展開だし、

英国イケメンでてるしで、特に女子ウケ良さそう

ナタリー・ポートマンは今回主演ではなくプロデューサにまわってしまったけど、

ナタリーがやっててキャストがまた違ったら、もっと良かったかも。

ゾンビ好きとしては、ゾンビと戦うところでの面白さはなく、

脚本も特に面白くもない。原作は未読だけど ベストセラーなら面白いんだろうな。

ゾンビに抵抗あった方も、この程度ならきっと大丈夫。(のはず)

 

 

感染するとゾンビとなる謎のウィルスが蔓延する18世紀のイギリス。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な男性との結婚を夢見ながら得意のカン フーでゾンビと戦う毎日を送っていた。ある日、屋敷の隣に資産家のビングリーが引っ越してきて、ビングリーの友人で大富豪の騎士ダーシーも出入りするよう になる。舞踏会でダーシーと知り合い、色めきだつ姉妹だったが、次女のエリザベスだけは、ダーシーの高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。そんな中、人類とゾンビによる最終戦争が勃発。ともに戦うことになったエリザベスとダーシーは、互いに自らの中で抱いていた偏見に気づきはじめる。

 

 

 

公式サイト

 

PRIDE AND PREJUDICE AND ZOMBIES           2016年    イギリス=アメリカ    108min

9月30日より、ロードショー

 

 

 

 コミコンにて。

 

やっぱりダグラス・ブースがイケメン。(右から二番目)

マット・スミス(左から二番目)もいいキャラしてて嫌いじゃない⭐️

 

 

 

 


ケヴィン・ベーコン主演最新ホラー「ザ・ダークネス」全米5月13日の金曜日公開!

2016-05-10 01:47:35 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

日本では、「コップカー」公開中のケヴィン主演最新作

(コップカーのレビューはすぐup予定)

全米で今週、13日の金曜日にいよいよ公開

ケヴィンの本格的ホラー出演意外とあまりないので久々楽しみ❤️

(とは言っても日本での公開は未定)

ブラムハウス・ピクチャーズ(「ヴィジット」(シャマラン監督作)、

インシディアス(ジェームズ・ワン監督作)が製作。

「ウルフクリーク」「マンイーター」のグレッグ・マクリーン監督による超自然ホラー。


グランドキャニオンを観光したテイラー一家は、意図せず自宅に邪悪な何かを連れ帰ってしまう

「ザ・ダークネス(The Darkness)」の予告編を。

 

 

妻役、ラダ・ミッチェル。

 

 

ありがち風だがなかなか頑張ってそう!笑

The Darkness TRAILER 1 (2016) - Kevin Bacon, Radha Mitchell Horror Movie HD
 
 
 
The Darkness - Official Trailer #2 (2016)
 
 
 
 
日本でも早く公開して
せめて今年のお盆にでも。
 
 
 

機内鑑賞★アンフィニッシュド・ビジネス/シンデレラ/俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!

2015-07-15 02:08:41 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

オスロ行きと帰りで観た数本の中からまずはやっと3本まとめてちょこっとレビュー。

 

Unfinished Business/アンフィニッシュド・ビジネス

 

ヴィンス・ヴォーン、トム・ウィルキンソン、シエナ・ミラー、デイヴ・フランコ、ジェームス・マースデン、ニック・フロスト。
監督は、ケン・スコット

 

仕事を辞め、自ら起業した男のもとに集まったのは老人と若者で…

Unfinished Business | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX

 

4/10(45点)

 

字幕付きでじっくり観たけど面白さは全然だった。

減給され、頭にきたヴィンス・ボーン演じる男が、

元上司のシエナ・ミラーを敵にまわしタンカを切って会社を辞める。

付いて来たのは定年間近の老人と、働いたこともないちょいヘンな若者。

ジェームズ・フランコ弟のイケメン弟、デイヴが頭の弱いおかしな若者を演じてて

そこは意外にもハマってて良かった。

ヴィンスはいつもの強気で早口な男。マンネリキャラ。

トム・ウィルキンソンは珍しくコメディ。

日本では公開ないのも仕方ないし、なんでこの程度のコメディ映画わざわざお金かけつくるんだろとさえ思える。



  2015年    アメリカ       91min

 

 

 

 

 

 

 The Campaign/俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!

 

ウィル・フェレルと「ハングオーバー」シリーズのガリフィアナキスで、正反対な候補2人。

共演 ジョン・リスゴー、ダン・エイクロイド、ジョン・グッドマン。監督は「オースティン・パワーズ」シリーズのジェイ・ローチ。

 

2012年の下院選挙、ノースカロライナ州。民主党に所属する野心的な下院議員ブレイディは再選を目指すが、人妻との浮気がバレて好感度が低下。地元の大 物実業家のモッチ兄弟は支援してきたブレイディを見切り、お人よしな善人ハギンズを共和党の対立候補にしようと決定。しかし政治の素人のハギンズには選挙を戦うためのノウハウがなく、モッチ兄弟が送り込んだ参謀ワトリーは厳しい態度でハギンズを候補らしく仕立てていくが...?

俺たちスーパー・ポリティシャン 目指せ下院議員!(字幕版) (プレビュー)

 

3/10(34点)

 

ジェイローチ作品は好きだけど、めちゃくちゃだし下品ネタのオンパレード。

堂々不倫したり、飲酒運転で捕まってパトカーまで盗んだり、赤ちゃん殴ったり(CGで)

犬も殴ったり(この犬、あのアカデミー賞「アーティスト」のワンちゃんらしい)と何かぜんぜん笑えない。

ポリティシャンて「政治家」という意味だけど、原題は「キャンペーン」だからね。選挙の。

そのままのタイトルじゃだめだろうけど、どちらにせよこれはDVDにすらなってない。

おなじみウィル主演作には「俺たち」がつくのでこれもそのセオリー通り。

どちらにせよ残念ながら日本じゃ劇場公開してもダメだろうね。wowowでのみ1回やったみたい。

2012年  アメリカ   86min

 

 

 

 

CINDERELLA/シンデレラ

 

「ヘンリー五世」や「マイティソー」「スルースなど監督としても高い評価を得ているケネス・ブラナー。

シンデレラには、TVドラマ「ダウントン・アビー」で注目を浴びたリリー・ジェームズ。

継母にケイト・ブランシェット、魔法使いフェアリーゴッドマザーにヘレナ・ボナム=カーター

絵に描いたような王子様にリチャード・マッデン。

ステラン・スカルスガルド、ベン・チャップリン、デレク・ジャコピ、ソフィー・マクシェラほか。

 

 

幼くして母を亡くし、彼女の“どんな時でも勇気と優しさを忘れないで”という言葉を胸に、まっすぐな女性へと成長したエラ。ある日父が再婚し、エラにはま ま母とその連れ子としてやって来た2人の姉ができる。しかし父が亡くなると、まま母と義姉たちはエラに辛く当たるようになる。そんなある日、城で国中の若い女性を集めて舞踏会が開かれることになり、エラの家にも招待状が届くが、舞踏会に行きたいというエラの願いは継母によって阻止されてしまう。悲しみに暮れるエラだったが、そんな彼女の前に陽気な魔法使い“フェアリー・ゴッドマザー”が現われる。彼女の魔法によって華麗なドレスとガラスの靴を身にまとい、美しく変身したエラ。同じくフェアリー・ゴッドマザーが用意したカボチャの馬車に乗り、ついに念願の舞踏会へと向かうエラだったが…。

6/10(62点)

 

ディズニーが実写化したシンデレラの世界。

お話はわりとそのままでひねりもないけどキラキラの映像が、衣装が、たまらなく美しい

特筆すべきはシンデレラが魔法にかけられて水色のドレスに変わるシーン。

そこらにいた動物が人間に変えられ、みすぼらしい靴も透き通ったガラスの靴に

 

やはり、ケネス・ブラナー作品は違う。センスがある。

これまでもシェークスピア作品で監督・俳優として活躍してきて“宮廷モノ”は得意。

誰もが知る女性向けの古典的なおとぎ話映画にとどまらなくヒットしたのも彼の演出、作品だからこそ、かな。

 

衣装を手がけたのはデザイナー、サンディ・パウエル。ジャン=マルク・ヴァレの「ヴィクトリア女王 世紀の愛」、

スコセッシの「アビエイター」や「恋におちたシェイクスピア」で3度のアカデミー賞のほか、7本の映画で同賞にノミネートなど

輝かしい経歴の持ち主。

ケイトの継母はじめ、キャストも皆、素晴らしく良かったのも勝因かと。

 

映画『シンデレラ』予告編

2015    アメリカ    105min

 

 

残りの2、3本はまた今度。

 

 

 


The Other Woman/ダメ男に復讐する方法(ジ・アザー・ウーマン/キャメロン・ディアス主演作)

2015-06-22 20:38:10 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

キャメロンが母親を演じた佳作「わたしの中のあなた

ニック・カサヴェテス監督と2度目のタッグを組んだコメディ。

この方、ジーナ・ローランズの息子さんだったのね~知らなかった。「きみに読む物語」も良かったな~。

今回はこの監督にしては珍しくコメディで、女好き男に裏切られた女三人の復讐劇。

(復讐劇といっても復讐する方はオマケみたいなもので、最後にギャフンと言わせるだけで)

 

同じ男に騙された、女三人のライトな友情がメイン。

 

その、二股三股当たり前!バレなきゃ何でもありの好色男児に

北欧のイケメン、デンマークのジョシュ・ホロウェイこと、ニコライ・コスター=ワルドー

最近では「真夜中のゆりかご」に出てます。

この人の作品、けっこう観てるけどコメディは初めて観たな。

いつもクールな堅い役だけどコメディもなかなかイケるじゃん♡

 

 

その、浮気されちゃってる妻にはレスリー・マン。

(実生活では、数々のおバカなコメディの監督、ジャド・アパートーの奥様ね)

 

弁護士で、まさか妻がいるとも知らない男とつき合ってるのはキャメロン・ディアス。

イケメンはゴージャスな暮らしで生活感なし。

 

あるとき、トイレの詰まりを直しに家に訪問したら、、、

 

奥さん出て来た

 

その後、奥さんは自分の夫の浮気を知って慰めてくれる友人もいないしといって

キャメロン演じる弁護士のところへ押し掛けて無理矢理?友達関係に。

最初は拒否してたキャメロン演じるカーリーもお酒入るとなんだかんだで意気投合して合う事に気づき

 

 

まだ愛人がいるんじゃ?と睨んだ二人がつけていくと、やっぱりいた!隣に女が

しかも、若くて綺麗で、超ナイスバディ

アンバー役に、人気モデルのケイト・アプトン。本作で女優デビュー。

 

三股だという事を知らせ、途端に仲間に加わっちゃう。

この子までそんなに復讐に加担する動機が弱い気もするし、

おばちゃん(彼の妻)と、その二股彼女(キャメロン)と一緒に

あっという間にわいわいやるほどいい子なのがすごい。

たちまち仲良しに。

 

まぁそんなこんなで。

夫は三人が仲良くなってることもつゆ知らず。ぬけぬけと自宅に帰って妻には平然としてる。

 

キャメロンはレスリー・マンの弟といい感じに、、、、

この辺読める。

 

 

三人の復讐の結果はいかに?

 

 

あ、キャメロンの会社の受付にはこれまた女優デビューとなるニッキー・ミナージュが。

なんかすごいインパクト残してった 笑

 

 

ニューヨークで敏腕弁護士をしているカーリーは、中年男性マークと恋に落ちる。付き合い始めてから数か月経って、マークを自分の父親に紹介しようとすると、マークは急用があると帰宅してしまう。カーリーは追いかけ彼の自宅を初めて訪問すると、マークの妻ケイトが出てくる。そのま ま、カーリーは逃げ帰るが、その後、マークの妻ケイトが自分には友人もいないしと、カーリーの弁護士事務所を訪れる。マークには他にも愛人がいるのではないかと疑った2人はマークを追跡すると、やはり20歳代の美女アンバーと一緒にいるところを目撃する。2人はアンバーにも、事実を打ち明け、3人でマークに復讐することを計画する。彼女たちは、マークが会社のお金を横領して、マネーロンダリングしている疑いがあることを掴み、彼を財政的に破綻させようと計画する。

 

 

6/10(60点)

 

 

こんなこと、あるかもね~。

女好きで妻を騙してる男が、他にももっと若い女も会社に、、、とか。

騙される女同士徒党を組んで復讐を!というのでは、1996年の「ファーストワイフクラブ」があるけど

それの男が一人で浮気してるってバージョンかな。

こんな男はもちろん結婚する資格なし。女好きなら未婚で一生遊んで暮らせばいいというのが昔からの持論。

まだわたしも若い頃、奥さんいるいい男が近づいてきたときも 奥さんいると知ったら全く興味失せる。笑

こんな浮気男は懲りないから、絶対自分だけのものにはならないし

結婚したら最後、どんどん若い子に手を出してくの目に見えてるタイプ。

そんな男は、何で結婚しちゃうのかね 笑。

 

だから一発、ギャフンといわせとかなきゃね。

 

上にも書いた通り、一番若い子がそこまで奥さんと仲良くなっちゃうのが違和感ありだし

コメディにしてはあまり笑えもしない古くさいテイストだったけど、

騙されても全然狂気な沙汰を見せない可愛い奥さんなレスリー・マンがいい感じ。

キャメロンはあまり最近パッとしないけど本作でも昔の主演作ほどのインパクトもなく

可愛さも足りなくてやっぱり老けちゃった感は否めないけど

ニコールみたいにガンガンお直ししておかしくなってるわけじゃないので

自然にシワも増えて老けちゃった感が好感。笑

さすがに若い子と隣にいるともう勝てないかなーって感じで。

硬派な役もいいけどニコライさんは、金持ちの女好きのいい男もハマってました~

もちろん字幕なしで観たけど 英語もわかりやすいので勉強にもいいかも☆

 

 

これまでのこの監督作にしては軽い感じで

女性の成長を描くとか、リベンジを描くってよりも

ノリ良く騙された女たちを描いた、何も考えずに楽しむような作品。

女性ウケのほうが良さそう。

日本公開はこの程度じゃいくらキャメロンでもしないだろうな~。

あ、同時期に出演した観たかったキャメロンの「SEXテープ」はカリコレで上映残りわずか。観る暇ないかも

 

The Other Woman Trailer 2014 Cameron Diaz, Nicki Minaj Movie - Official [HD]

 

 officialsite

The Other Woman       2014年    アメリカ     109min

日本公開未定

 

追記 2016/1/8 DVDスルーでリリース決定!

 

『ダメ男に復讐する方法』2015.12.16先行レンタル配信/2016.1.8ブルーレイ&DVDリリース

 

プレミアにて

 ニッキーミナージュのおケツ。

 

こうみるとやっぱりモデルちゃん、綺麗。

 ニコライ・コスターさん、まだまだ色々観ていきたいな♡

本命、ジョシュももっと出てくれ~

 

 

ノルウェーで観て来た映画、まだ続きまーす

 


The Interview/ザ・インタビュー(日本未公開、セス・ローゲン監督作)

2015-06-18 18:13:25 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

 

セス・ローゲン作品、だーいすき

セスの監督デビュー作、最高で最強のおバカエンタメムービー「This is The ENDでも組んだ

エヴァン・ゴールドヴァーグとの共同監督作品。

 

金正日暗殺(キムジョンウー)という、スゴいテーマにしちゃったもんだから

韓国側からサイバー攻撃だとか色々とトラブルによって本国アメリカでも公開中止から延期上映、

ネット配信すると、たった4日間で脅威の配信収益18億円超え

このエンタメ性ある作品を観たオバマ大統領にまで「ソニーは判断を誤った」と言わせるなど、超話題作となった1本。

 

これめちゃくちゃ観たくて、日本ではぜったい公開ないだろうということで、しばらく観れないなーと

諦めてたら、オスロのyue宅でNetFilixによってラッキーにも観る事が出来た

 

 

 

ちょっぴりネタバレありレビュー

様々なセレブの暴露がウリの人気トークショー「スカイラーク・トゥナイト」のホスト

デヴィッド(デイヴ)に、セスの長年の友人でベストコンビのジェームズ・フランコ。

 いやー、ノリノリでハマってます

 

そのプロデューサー、アーロン・ラパポートにセス・ローゲン。

いい加減、セレブネタばかりじゃなく政治的ネタもやりたいと思っていたところへ

金正恩が番組のファンだということを知り、インタビューを申し込むとOKが!!

韓国の金正恩にインタビューすることになったのをどこからともなく嗅ぎ付けたCIAが

彼の暗殺を依頼。

その殺し方が、毒をつけた紙テープを、握手の際に握らせて殺すという笑っちゃうアイディア。

だけど、肝心のそのテープをあっさりとなくしてしまってさぁ大変

 

しかも、この金正恩 なかなかオタクで話のわかるヤツで。

(左、ホンモノ。)

実はケイティ・ペリー大好きでデイヴと意気投合しちゃい、「戦車に乗りたい」というリクエストも簡単に叶えちゃう。

 既におともだち

 

 

相変わらず、カメオもすごい♪

冒頭でエミネムやロブ・ロウ、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが本人役でインタビューを受け爆弾カミングアウト笑。


 

 

結局、デイヴは気持ち的に、とても殺しは出来ないとなっていき

じゃあ、暗殺じゃなくて本当に本音を暴くインタビューしてもらおう!と変更。

 

北朝鮮のアレやコレを暴露しだしたトークショーは、かくして始まった。

 

その後、、、、暗殺計画はバレて、金正恩さん逆上

 

セスのお尻にミサイル隠すハメになったり、北朝鮮の女将校とラブになったり、、、ハチャメチャ!

 

 

 

7/10(70点)

 

 

思った通りにくだらないよー!笑(もちろん褒めてる) ちょこちょこ笑えた

個人的には前作でデビュー作の「This is The ENDのほうが好きだけど。

 

まだ生きて実在してるあの方をモデルにしてるだけあって、ブラックジョークというか結構な悪趣味で、ノリノリに

笑わせてるので、そりゃ日本でも上映できないのは当然。笑。

頭まで爆発させちゃって、ご本人がお怒りなのも当然といえば当然だけど

ネタにしてくれてありがとうくらいにはなれないものかね?(そりゃ殺されるんだからなれないか 

いつもながらのジェームズ&セスのバカすぎるくらいのおバカコンビのテンションの高さとコンビネーションがナイス。

もちろん、セスの監督&脚本作なので下ネタ満載。

F##k wordsはあたりまえ

 

ジェームズくんはセスの映画だとほんと特にいいキャラ。

今回も番組ホスト役、かなりのなりきりぶりが面白い。

セスはもちろんいつもの感じ♪

下品なぷよぷよのハダカになっても、嫌いになれない憎めない可愛さ♡笑。

 

次はセス、どんなことをやらかしてくれちゃうのかな。次回作も楽しみだなー

 

公開ないのは目に見えてるからせめて早くDVDスルーで出しちゃえばいいのにね。

そしたらもちろんまた観るつもり

 

 

人気トークショーの司会者デーブ・スカイラークは有名人にインタビューし、数々の衝撃のカミングアウトを番組内で放送してきた。ある日、ゴシップネタに嫌気が差したプロデューサー、アーロンがもっと真面目なネタを取り扱いと悩んでいると、北朝鮮の金正恩が同番組のファンであることを知り、インタビューを試みる。ところが番組が北朝鮮側とコンタクトを取り、インタビューが実現するのを嗅ぎつけたCIAは、二人に金正恩暗殺を依頼。仕方なくこれを引き受けた二人は毒を塗りつけた紙を持って北朝鮮へと乗り込んでいく。

 

 映画「ザ・インタビュー(原題:THE INTERVIEW)」予告編

 

officialsite

The Interview    2014      アメリカ    

 日本公開未定

 

 ジェームズさん短髪にしたのね。

たまにはセスもくるくるパーマ、かえてみたら??

 ほんっとに相変わらず仲良しで可愛いふたり

 

 

 

ノルウェーで観た映画、まだ続く~

 

 


ラヴ・イズ・パーフェクト・クライム/Love is the Perfect Crime/L'AMOUR EST UN CRIME PARFAIT

2013-10-23 12:45:20 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

 

 

007慰めの報酬」ここ最近だと「チキンとプラム」、

さすらいの女神(ディーヴァ)たち」など、監督としても才能発揮している

マチュー・アマルリック出演最新作。

原作は「ベティ・ブルー愛と激情の日々」のフィリップディジャン。

 


東京国際映画祭にて上映があると知って絶対観たいと思ってたジェシーの「ザ・ダブル 分身」

とこちら、即チケット購入。

そうしたら急遽、来日決定し上映後のQ&Aティーチインしてくれることに!

NYのメキシカンレストランで偶然会ってツーショット写真撮ってもらってから

4年?生マチューさんに再会

 

正直、映画は見れればいいくらいにしか期待も何もしてなかったけど

ミステリアスな雰囲気と、素晴らしい山岳の景色に魅了されて

おまけにマチューさんも出ずっぱりで満足の1本でした~♪

日本公開予定はいまのところないので今回観れて良かった、でも公開希望!

 

監督は、以前も「運命のつくりかた」など初期作品でマチューを起用し、友人でもある

ラリユー兄弟(アルノー・ラリユー&ジャン・マリーラリユー)。

 

 

 

 

女生徒もほっとかない、モテモテの大学教授に その眼力で女たちを魅了する

マチュー・アマルリック。

 

 

同居する不思議な関係の妖しい妹にはカリン・ヴィアール。

妹っていうかマチューより老けてみえるんだけど?笑

 

 

行方不明の生徒の義理の母と名乗る謎の女に、マイウェン。

(「ハイテンション」などにも出演、リュック・ベッソン監督との間に女児あり)

女優業の傍ら、初監督した「Polisse」が11年のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞

 口元が特徴。

 

 

 

 

 

 

 女好きでヘビー・スモーカーの大学教授に忍び寄る事件の影。失踪した女子大生の行方は…? 

雄大な自然の中で展開する、ミステリアスで哀しい愛の物語

 

 

7/10(78点)

 

 

同じ原作者の「ベティブルー」の映画を観たのはもう20年以上前。

こちら、ラリユー兄弟が美しい山々の映像と共にミステリアスに映画化。

暗い冬の夜。山道を走る一台の車。

助手席には生徒と思われる女性。

山の上にある家に辿り着き、共に一夜を過ごしたその若い女性が翌朝いなくなる。

兄への異常な愛情を感じる、妹とも何やら不思議な雰囲気で謎めいてる。

過去に母親から体罰を受け二人は一緒にいるなと言われて来た。

その両親ももういない、ということが明かされていく。

 

次々と女生徒から個人授業をなど、誘いがきてモテモテっぷりの大学教授に忍び寄る

行方不明になった生徒の義理の母親だと語る女。

夫は軍人で、帰りを待つがもう顔さえ覚えてないほどという。

 

何度か会っているうちお互いが求めあうようになっていく。

そこにいくつもの、ミステリアスな要素が加わり目が離せない。

 

 こういうミステリー大好き。

夢遊病のようなきらいのあるマチュー演じる男がとる行動で

犯人はほかに妹か?くらいしか見当たらないし

観る側にバレバレではあるけど、

言い寄られても自分からは本当に女を愛せない

女好きそうにみえて実は、名前も覚えていない生徒とも体の関係をもったり、その場をしのいでいる。

見たくないもの、犯した罪を全て「穴」に埋めていってしまう。

 

めぐり合えたと思った愛する女性の正体がわかったあとの、その終着点。

自分の過ちにも、自分自身もわからなくなってしまった男の悲劇。

 

愛し合うようになった女性(行方不明女生徒の義理の母親)の

ラストの泣き顔が本作の哀しみを物語る。

 

マチューだからこその作品

ぜひ日本公開して欲しいな。

 

L'AMOUR EST UN CRIME PARFAIT /Love is the Perfect Crime
フランス語         2013年   フランス=スイス       111min
監督/脚本:アルノー・ラリユー
監督/脚本:ジャン=マリー・ラリユー
プロデューサー:ブリュノ・ペズリー
プロデューサー:フランシス・ボーフラッグ
原作:フィリップ・ジアン
撮影監督:ギヨーム・デフォンテーヌ
編集:アネット・デュテルトル
音楽:カラヴァッジョ
出演:マチュー・アマルリック、カリン・ヴィアール、マイウェン、サラ・フォレスティエ、ドゥニ・ポダリデス

 日本公開未定。

 

 

2013/10/20 東京国際映画祭@六本木ヒルズにて、ティーチイン。

 

上映後は写真撮影もできたのだけど、ちょこんと座る姿が可愛いマチューさん♡

そしてQ&Aでのやっぱり謙虚な姿。

「映画に出るのは、友人の監督たちから声がかかるから出ている。

でも朝起きて真っ先に考えるのは自分の監督作のことだよ」

と語るマチューの、次なる監督作が待機中

グレ警部シリーズで知られる作家ジョルジュ・シムノンの「青の寝室」の映画化。

マチューの長編監督第5作目。

互いに家庭を持ちながら、不倫関係におちいった幼なじみの男女の周りで起こった殺人事件をめぐるサスペンス。

 

今後の出演作としては、アマルリックの最近の出演作は、アルノー・デプレシャン監督の新作のほか、

ロマン・ポランスキー監督によるマゾッホの小説「毛皮を着たヴィーナス(Venus in Fur)」を

題材にした同名ブロードウェイ劇の映画化、

ウェス・アンダーソン監督の「ザ・グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)」

こちらはジュードやオーウェン・ウィルソンも出演にも参加で楽しみ!

 

 

 

 

 

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This is the end /ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日

2013-07-17 23:44:57 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

先日のグアムで、マイクロネシアモールにあるシネコンで今回も映画を

前回の失敗から寒い劇場仕様に防寒対策ばっちりで

重ね着に、もこもこソックスにひざかけ。という完全防備でいざ!

 

ブラピのゾンビ大作「ワールドウォーZ」とか、オーウェンとヴィンスボーンのコメディとか

観たいのいくつかあった中、いつ日本公開するかも見通しないこのセスの

コメディちょうどやってたので観て来ました~

 

セス・ローゲン初監督作

(「スーパーバット 童貞ウォーズ」「グリーン・ホーネット

「スモーキングハイ」の脚本家、エヴァン・ゴールドバーグ共同監督)

俳優たちほぼ全員本人役で出演


カナダ人俳優ジェイ・バルシェルが、旧友のセスに会いにLAを訪れ、
二人はジェームズ・フランコ宅のパーティーに参加するが、
突如エイリアンがロサンゼルスを攻撃、
ジェームズ宅に4人の俳優と共に取り残される。
世界が滅亡していく中、
彼らは残りの食糧と生き残りをかけて口論を始めるというコメディ。

とにかく、セス・ローゲン、ジョナヒル系のB級好きな人はハズせませんよ!この映画は

カメオ出演の俳優、ミュージシャンも豪華


 

とにかくいろんなホラーや世紀末系映画のパロディネタ満載

ちょっと思い出すだけでも

「エクソシスト」「ミスト」「ゾンビランド」あとなんだっけ?

細かいネタけっこうパロッてる。


 暑苦しい日本じゃウケない、愛すべきコメディ連中の中に、

「スモーキングハイ」「グリーンホーネット」などでも共演してて意外に仲良しの

ジェームズ・フランコが加わり、更に「ハリポタ」シリーズのエマ・ワトソンも本人役で出演☆




8/10(83)



いやーくだらなくて笑ったー!

期待以上かな、お金のかけかたも半端なくて そんじょそこらの世紀末ホラーのよう。笑

やっぱり、セスまわりのメンバーが総出演で本人役なのがいいね。

ジェイがLAに越したセスに会いにくるところから始まり、

セスのオタクな家で二人でバックストリートボーイズ聞きながらマリファナでハイになり、

「ジェームズ・フランコがLAに買ったセレブな家でのパーティに呼ばれてるから行こう!」と誘うセス。

ジョナ・ヒル嫌いなジェイは、彼も来るというのでいきたがらないのをむりやり連れて行く。

ジェームズ邸ではすっかりパーティは盛り上がってて、

リアーナやエマ・ワトソン、マイケル・セラなんかも来ている。

このジェームズのお家の中、壁はアートだらけ、そしてLOVE セス・ローゲンなの笑った。

しばらくしてセスとジェイが近所のコンビニにでたところ、

いきなりすごい揺れとともに青い光が降りて来て、人間達が天に向かってひきこまれていった!!

急いでジェームズ邸へ戻ると、誰も話を信じない。

しばらくしてまた大きな音と共に地震、地割れがおきて目の前から人がどんどん吸い込まれ大パニックに


なんとか生き残ったメンバーは、ジェームズ邸で待機し

残りの食料と人数を割り出してなんとか生き延びようとするが

皆大好きミルキーウェイはたった1つしか残ってなくて、、、、、

とざっとこんなストーリーで


下ネタやヤク、ブラックジョーク、あらゆるホラーのオマージュの連発

日本じゃウケないだろうな~ こういうジョークが通じないとしたら残念すぎる。

わたしたちが観たのは金曜の夜。

マイクロネシアモールは9時で閉まるからてっきり余裕でチケ買えるかとギリギリ行ったら

9時すぎて開始の映画でまさかの行列でびっくり

それも観光客ではなく、明らかに地元のひとたち。

やっぱり週末はみんな映画なのね☆ 席数広くないとこだったけどかなりお客さんはいってて

後に座ってた太った女性(たぶん現地の方)があまりにもちょっとしたとこでも

大爆笑で、そんなとこでそんな笑う!?ってそっちもウケたけど。

劇中で、ほぼ全員出てた(はず)「スモーキングハイ」の2もやっちゃってます☆



 

 

 

 

ジェームズ·フランコ/ジョナ·ヒル セス・ローゲン/ジョナ・ヒル/

ジェイ・バルチェル /ダニー·マクブライド /クレイグ・ロビンソン/アジズ・アンザリ

/エマ·ワトソン/ミンディ・カリング/デヴィッド・クラムホルツほか


カメオでは

ジェイソン・シーゲル/リアーナ/マイケル・セラ/マーティン・スター/ポール・ラッド /チャニング・テイタムほか。



やっぱりセスが可愛い。

ジョナ・ヒルのヤなヤツっぽい感じもよい、

どこからチャニング・テイタムが!?と思ったけど「21ジャンプストリート」繋がりか、

最後の方にオイシく登場。

巨大な羽根付き悪魔も出て来て(このビジュアルがまた、モロにアレ出てて超下品! 笑)

天国やら地獄やら出て来たり

こんだけのB級に大金つぎ込んでCGもがっつりで魅せる一級エンタメに仕上ってるのは素晴らしい

内輪ネタもいいとこだけど、このメンバー知ってる人ならぜったい楽しめるハズ♪

 


しかしながらいまのとこ日本では公開なさそう、、、、、

しかもジョナ・ヒル出てるのってたいていDVDスルーだし

エマちゃんとかジェームズ出てるし、劇場でやってくれないかなぁ


もいっかい観たいから是非公開してくれーー!

それかスルーになるなら、とっととDVD出しちゃって

うーん でもやっぱり面白いから劇場公開希望


観る前に、関連商品として

「スモーキングハイ」「スーパーバット 童貞ウォーズ」など観ておくことをオススメ♪

観た後はバックストリートボーイズ、聴きたくなるよ

聴きながら今回レビュー書きました


This is The End Trailer 2013 Movie - Official [HD]


 officialsite

THIS IS THE END      アメリカ   2013年

全米で6/12~公開  日本公開未定


追記☆「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」

の邦題で2014/5/7にDVDスルー決定


6/3  LAプレミアにて



 

セスの奥様、ローレン・ミラーと。ジェシカ・ビール似の美女でびっくり。


次回の監督、出演作にも期待☆

そういえばもう1本、セスのDVDスルーの作品レビューしてなかった

そちらもまた今度。。。

あ、それと

このポスター ジェームズ・フランコ画なんだそうで

L,Aメルローズ通りの壁画なってるそうなのでファンの方ぜひみにいっては。

 絵心あったのね。


 

 

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NO/ガエル・ガルシア・ベルナル 東京国際映画祭にて上映

2012-10-31 13:25:21 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

 

 

 カンヌ国際映画祭監督週間でC.I.C.A.E.賞を受賞、

アカデミー賞外国語映画賞チリ代表にも選ばれた注目の作品


チリのパブロ・ラライン監督作品。

この監督は、同じくピノチェト独裁政権時代を描いた『ポスト・モーテム(原題) / Post Mortem』『トニー・マネロ(原題) / Tony Manero』でも国際映画祭の受賞歴あり。


製作・主演は、ガエル・ガルシア・ベルナル

親友、ディエゴ・ルナも製作に携わった。



1974年に軍事クーデターを起し、軍事政権の中心人物ピノチェト大統領の任期を延長することの是非を問う1988年の国民投票中のチリが舞台。

チリのピノチェト軍事政権の存続を問う1988年の国民投票をに基にした内容。
「Si」(「yes」)と「No」の両陣営が1日15分のコマーシャルを約1カ月間にわたって放送し、

視聴者(有権者)に、それぞれの立場をアピールしていくもので、

反ピノチェト派である「NO」の選挙キャンペーンを企画する広告プロデューサーが「NO」に参画し、

国民投票が終了し、ピノチェト政権の終焉までを描くという、ガエルお得意の?社会派作品。


ガエル主演てことで今年のトロント映画祭での上映で気になってた作品のひとつ。

先日閉幕した東京国際映画祭で観て来ました~(今年はこの1本しか観れず



「No」陣営の広告プロデューサー演じるのがガエル。


「NO」陣営は何とか打ち勝とうと、親しみやすさを出すため、コカコーラみたいなCMをうちたて

試行錯誤。

そもそもチリ情勢なんて恥ずかしながら知る事もなかったし、ピノチェト政権といわれても??

という感じだったので淡々と観ていたけど、眠くはならず。

ただ「どうなるのか」という興味でひっぱられていくというほどでもなく

政権の終了に至ったまでの過程を丁寧に観たという感じ。

結果わかってても面白いベンの監督映画「アルゴ」はやっぱりエンタメ性ある作品でしたが★


映画として、演出含め、抑揚のきいた展開があるとかいうことでもないし

とくに面白いとも感じなかったんだけど、それは題材がそもそもわたしには興味深いという

ほどのものじゃなかったのも一因してるかな。

「ノー・モア・ピノチェト!」キャンペーンが、ドキュメンタリー風に語られていく。

面白いかはさておき、映画の出来としては見応えあるし良かった。


ガエルファンとしては、出ずっぱりなので満足度はやや高め。

だけど子供出来て父親になってからガエルも老けたな~って観ながら思っちゃった 笑


6/10(66点)



1988年のチリ。ピノチェト大統領は強硬に任期を延長し、独裁政権の座に居座ろうとしていた。存続か否かは国民投票に委ねられることとなり、反対派は広告マンを使って民主主義と自由をチリ国民に訴えるキャンペーンを展開する。


officialsite

No         2012年   チリ=アメリカ       117min

日本公開未定

追記 2014年8月30日公開決定!!

 気になる方はぜひ。


NO La Película - Trailer Oficial


ガエルは別の作品の撮影で、大好きな日本に来たかったがどうしても

こられなく残念とのことだったけど、たった一人で来日したプロデューサーが上映後のQ&Aに登場。

映画で流れているのは、実際に使われたキャンペーンの映像で、

その他のシーンでもわざわざ80年代のカメラを取り寄せて、いくつか同じ物を用意し古くさい映像にした

というお話などが聞けてよかった。



こちらはおなじみ、トロント映画祭でのガエル。


公開待機作として、ラテンビート映画祭で上映された

ウィル・フェレル主演の「俺たちサボテン・アミーゴ」(来年お正月公開)に

ディエゴと共に出演

そちらも楽しみ♪



 



The Accidental Husband/NewYork 結婚狂騒曲/アクシデンタル・ハズバンド(2008年)

2012-07-19 02:33:02 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

 

 

7/15にユマ・サーマン、第3児出産 おめでとー記念

 元夫、イーサン・ホークとの間に13歳のマヤちゃんと10歳の息子レヴォン君がいるため、41歳のユマにとっては3人目となる子。

父親は、2007年から婚約している49歳の富豪のアルパド・ブッソン氏。

 

これ、2008年作品。yueがDVD買ってくれたので持ってたんだけどモノクロでしか観れず

去年の冬のNYであちらの家のTVにたくさん入っててチョイスして観られる式ので

ちゃんと観れたのでレビューしようと思いつつもう夏になっちゃった 笑。

 

ユマの映画はここ最近は海外でも上映僅かとか、劇場公開なしでDVDスルーになることが多く悲しい

そして日本ではほんっとにどういうわけか劇場公開はおろか

DVDスルーで商品化もしくはレンタルすらならない 

 

もう10回くらい言ってるけど、2005年にトロントで観て、

海外版DVDで買ったメリル・ストリープとの共演ラブコメ プライム

も何故か未だに出ないし。どーなってんの

 

まぁそんなわけで久しぶりにユマの出演作のレビューいきます★久々にDVD流しながら♪

 

You know, there’s an entire generation of men and women roaming New York City in search of the Holy Grail dream partner. But until we learn the difference between romantic love and real love, we’re just searching in vain for something that doesn’t even exist.

あのね、すべての世代の男性と女性が、聖杯のような理想の相手を捜し求めてニューヨーク中を歩き回っているのよ。
ロマンチックな愛と現実の愛の違いを学ぶまで、私たちは存在しないものを無駄に捜し求めるものなの。

 

Satc風?

 

冒頭、女性に支持され自分のDJ番組も持つ人気恋愛エキスパートのエマは、

一般リスナーからの相談に、的確かつ手厳しい恋愛アドバイスをする。

「好きと言えなくて」のDJシーンを彷彿とさせる

ユマ・サーマンは本まで出してる恋愛の専門家。

 

その恋人、リチャードにコリン・ファース。

結婚は間近だが。。。

ある日ソフィアという女性が結婚を迷っているがどうするべきかと

ラジオ番組を通し恋愛エキスパートのエマに相談をもちかける。


その結果、結婚式の日取りまで決まっていたのに、ソフィアから別れを告げられてしまう消防士で婚約者のパトリックに

偽ハビエルこと、ジェフリー・ディーン・モーガン。

 


エマも結婚を間近に控えていると知った彼は、同居するコンピューターお宅の少年と嘘の結婚証明書を作成し、

法律上エマと自分が結婚しているという事実を作りあげ、エマに仕返しをする。

役所へ行くと、未婚なのに「もう夫がいます」と言われあっけ。

相手を突き止めたエマは、婚姻無効手続きのサインを求めパトリックのもとへ。

初対面し、バーで飲み酔ったままベッドで寝てしまい翌朝あわてて職場へ。

そこにパトリックが現れて…。

 

監督は、もともと俳優で、監督作としては1995年のユマも出演した「ウィットネス」でデビュー。

その後、まったくつまらなくてヒットしなかったサンドラ&ニコールが姉妹で魔女役の

「プラクティカル・マジック」も監督したグリフィン・ダン。

 

あ、懐かしいイザベラ・ロッセリーニも出てました~

 

 

6/10(60点)

 

 

マンハッタンとブルックリン、ニューヨークの街並みやお店、駅、、、

NY出身の監督ならではの目線で日常のNYを切りとってるところがすてき。

インドの子が出てくるのでインドの曲が流れたりエンディングもインドの曲。

話としては運命の相手はほかにいた、ってもっていき方でありがちだし

展開読めるし面白いってわけではないんだけど、全体的な雰囲気が好き

仕返しのわりには最初からかなり好意的なのはやっぱりユマが美女だから?笑。

ファンといって近づき 後からエマは彼が自分を最初から調べまくっていたことを

ゴミ箱の残骸からグーグルサーチしたコピー紙をみつけて知る。

そういうのはちゃんとシュレッダー使わなきゃね。

それまで脇的な役が多かったけど今となっては名優の一人、コリン・ファースはここでも

完璧な夫風ではあるが魅力はない男を演じてる。ちょっとソンな役回りかな。

典型的なアメリカ女性っぽいユマとイギリス人のコリンとはどこか不釣り合い。

だからといって、こっちがお似合いってわけじゃないけど

こちらは優しくて魅力的キャラ。

もともとの彼より

その彼に会ううち惹かれていき、、、、キスしてさらに燃え上がっちゃう。

夢に出てくるとかキスしちゃうとかで

それまで何とも思ってなかった相手のことが気になって来ちゃうっていうのはよくあるよね

やっぱり男達はこういう風に強引にいかなくちゃね

 

色々あるが結局は結ばれようと思った相手は違うと気付き、、、

 

式の直前に教会の部屋の天井の火災報知器に火を近づけ、、、、

消防車を呼び出してハッピーエンド 

それにしてもハビ様に似てる 笑。

 

NY好き、ユマ・サーマンかコリン・ファース好きにしかオススメできないかも

かるーく観れるロマコメ

 

 

 

 

 

 The Accidental Husband trailer - Justina Machado

 

 


 2012/3 カリブ海のセントバーツ島にて。

 

ダイアナの選択パーシージャクソンとオリンポスの神々」以降

日本ではユマすっかり見なくなって来ちゃった。

出演はコンスタントにしてるのに、未公開作品続々。

まず、

2009年「 Motherhood

2010年「 Ceremony

2012年「 Bel Ami 」  ロバート・パティンソン、クリスティーナ・リッチ共演。

2012年「 Blind 」  クライヴ・オーウェン共演。

2013年「Playing the Field

エマ・ストーン&クロエ・グレースモレッツ&ナオミ・ワッツ,ケイト・ウィンスレット、ジェラルド・バトラー共演

????年「Eloise in Paris

????年「Girl Soldier

 

ちゃんと公開かせめてDVDスルーでもでて欲しいな(とくに「プライム」)

 

 

 


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ガエル・ガルシア・ベルナル/ザ・ウォーター・ウォー

2011-09-18 23:24:45 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

 

ラテンビート映画祭にて、朝一で鑑賞してきた作品

 

★追記★「雨さえも~ボリビアの熱い1日」の邦題から、2013年公開で

「ザ・ウォーター・ウォー」に変更になってた。

 

狙いはガエル・ガルシア・ベルナル出演ということと、

スペインにおけるアカデミー賞、今年のゴヤ賞で作品賞、監督賞イシアル・ボリャン(「エル・スール」の可憐な少女)

や主演のルイス・トサルがノミネートされ

アルベルト・イグレシアスは作曲賞、カラ・エレハルデは助演男優賞を受賞の話題作という理由から。

脚本は「麦の穂をゆらす風」のポール・ラヴァーティ。

 

あれ?監督役でいっぱい出てたのにガエルは主演でも助演扱いでもないの?

 

2000年初頭にボリビアで起こった水道事業を巡る攻防「水戦争」を、映画スタッフの目を通して描いた社会派ドラマ。

 

コロンブスによるアメリカ大陸発見を映画化する監督とプロデューサー。

限られた予算で、映画にするため選んだロケ場所はボリビア。

スペインの映画監督セバスチャン(ガエル・ガルシア・ベルナル)

プロデューサーのコスタ(ルイス・トサル)とその撮影隊一行。

コロンブスとそれに抵抗した神父を描く作品の撮影のため、ボリビアを訪れる。

ところが、エキストラの中から監督の目にとまった先住民族のダニエルが、「水戦争」(ボリビアで起こった住民闘争)と後に呼ばれる 政府への抵抗運動に加わっていたことから、その中に巻き込まれていくことになる。


1999年にIMFと世界銀行の指針に従って、水道公社が民営化された途端、
運営を受け継いだ米多国籍企業が、水道料を200%も値上げしたことに端を発し、
住民の呼びかけで何百万人というボリビア国民が結束して抗議行動を起こした。

 

7/10(70点)

 

 

もともと、ガエルが出てるからってことで内容は全く知らずに観たんだけど

観てからじゃないと、あまりパッとしないタイトルにも関わらずなかなかの見応えありな社会派ドラマ。

 

映画の中での出来事か、実際に起きてることなのか、交差しながら進むストーリーは惹き込まれ難しいこともなく観やすい。

低賃金の国で、エキストラ募集をしたところ集まった数は凄すぎて全員のオーディションが出来ないと告げると

怒りをぶちまける先住民族の男ダニエルがいた。娘をどうにか映画に出したいという事で

目力のあるダニエル自身も原住民のリーダーの役を射止める。

 違和感なさすぎなんだわそのメイク

コスタ(プロデューサー)は、いつの間にかエキストラのその少女との友情も芽生え始め

 

ガエルはどの表情も素敵 あ、ファンまるだしでゴメン

 


実際の事件と映画撮影隊が撮影の最中に巻き込まれるというスタイルで見せ、尚かつ

劇中映画のストーリーと暴動による逮捕という展開がオーバーラップして現場での危機感がリアルに感じる。

先住民族のダニエルが、コロンブスに抵抗し火あぶりになるシーンを撮り終えた直後、警察が逮捕しにくる。

政府は「雨さえも」自分たちから奪おうとしている。という悲痛の叫び。

ダニエルの娘が暴動に巻き込まれ助けてほしいとダニエル妻がコスタに懇願。

セバスチャンは映画撮影のほうが大事だとコスタに諭すのだがコスタは助けに向かい現状を目の当たりに、、、。


一般公開があるとすればやっぱり日比谷のシャンテシネマとかかな?

興味がある方、公開されたらぜひ

 

 

 ofiicialsite 

También la lluvia   2010年   スペイン・フランス・メキシコ     99min 

 

監督  イシアル・ボジャイン
出演  ルイス・トサル、ガエル・ガルシア・ベルナル、エンマ・スアレス

2011年ゴヤ賞助演男優賞、2011年ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞

 

 

ガエルのその髪、、、、   右の方は毛虫みたいな眉が劇中気になって気になって

広いオデコは隠しといてほしーな