ジェーン・オースティンによる恋愛小説の古典「高慢と偏見」に
ゾンビの要素を取り入れる大胆なアレンジでベストセラーとなったセス・グラハム=スミスの同名小説を映画化
監督とキャストは、当初から二転三転しやっと完成し、やっと日本公開。
6、7年前に映画化決まった時から楽しみに待ってた作品。
「17歳の処方箋」「10日間で男を上手にフル方法」「セブンティーン・アゲイン」のバー・スティアーズが監督&脚本。
(この方、タラの「パルプフィクション」にも出てたらしいけどクレジット無しで分からず。)
ちなみに 過去映画化された、ジョー・ライト監督❌キーラ・ナイトレイ主演作「プライドと偏見」
主演のエリザベスには「シンデレラ」のリリー・ジェームズ。
「シンデレラ」で良かったけど、今回は今ひとつ魅力が足りないなー。
共演には、英国イケメン二人。
Mr.ダーシーに「マレフィセント」のサム・ライリー。
かわいいけどちょっと首がない感じ。 声が太くておっさん声なのでギャップ萌えか?
エリザベスの姉(ベラ・ヒースコート)に恋する、ダーシーの親友、ビングリーには
「ノア 約束の舟」でエマ・ワトソンと恋に落ちるイケメン長男が印象的だったダグラス・ブース。
ワイルド系から貴族まで幅広く似合うね。
ライアン・ゴズリング初監督作「ロスト・リバー」に出演し、そのインパクトで覚えていた
マット・スミスはコリンズ牧師。(お笑い担当)
ボクイケメン?
これは「キルビル」のエル・ドライバーやったダリル・ハンナにやってほしかったな。
それか デミ・ムーア。
舞台はすでにゾンビが蔓延してきている世の中設定。
ゾンビと戦う日々を送るヒロインとその姉妹たち。
大富豪の騎士と出会い、高慢な彼と嫌々ながらも心を通い合わせ、惹かれあっていく。
日本や中国などでゾンビと戦う術(カンフー)を身につけた5人姉妹が強くてそのギャップが面白い。
6/10(67点)
ゾンビ濃度はかなり薄い し、ホラーではない。グロさもない。
ゾンビ10%+恋愛50%+ラブコメ30%+アクション10%
まぁまぁかな。期待しちゃってたし。やや物足りない。
ゾンビ好きがゾンビ目的?で見るにはやっぱりちょっと違う。
ゾンビを倒す話じゃなく、ゾンビの存在はオマケみたいなもので、
ベースは「高慢と偏見」だから、バリバリ王道の貴族の恋愛にコメディ要素プラスしてアクション少し入れた感じ。
初めは嫌ってたのに、段々惹かれていっちゃうお決まりパターンは月9も洋画も同じだね 笑。
母親が、自分の娘たちに金持ち貴族との玉の輿をさせようとしていて
そんな中、イギリス国中がゾンビだらけになる前になんとか手を打とうと奮闘する。
この程度じゃグロいとは言わないでしょう。
ゾンビ映画普段全く観ないような人や、普通にラブストーリー好きな人、
結局、お金持ちと結ばれるという想像通りのありがちな夢見る乙女的な展開だし、
英国イケメンでてるしで、特に女子ウケ良さそう
ナタリー・ポートマンは今回主演ではなくプロデューサにまわってしまったけど、
ナタリーがやっててキャストがまた違ったら、もっと良かったかも。
ゾンビ好きとしては、ゾンビと戦うところでの面白さはなく、
脚本も特に面白くもない。原作は未読だけど ベストセラーなら面白いんだろうな。
ゾンビに抵抗あった方も、この程度ならきっと大丈夫。(のはず)
感染するとゾンビとなる謎のウィルスが蔓延する18世紀のイギリス。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な男性との結婚を夢見ながら得意のカン フーでゾンビと戦う毎日を送っていた。ある日、屋敷の隣に資産家のビングリーが引っ越してきて、ビングリーの友人で大富豪の騎士ダーシーも出入りするよう になる。舞踏会でダーシーと知り合い、色めきだつ姉妹だったが、次女のエリザベスだけは、ダーシーの高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。そんな中、人類とゾンビによる最終戦争が勃発。ともに戦うことになったエリザベスとダーシーは、互いに自らの中で抱いていた偏見に気づきはじめる。
PRIDE AND PREJUDICE AND ZOMBIES 2016年 イギリス=アメリカ 108min
9月30日より、ロードショー
コミコンにて。
やっぱりダグラス・ブースがイケメン。(右から二番目)
マット・スミス(左から二番目)もいいキャラしてて嫌いじゃない⭐️