映画監督&脚本家でもある弟、片岡翔の第5作目の小説が発売になりました
「その殺人、本格ミステリにさせません。」
またまたカバー(装画)には、浅野いにお先生ありがたや
以前の本を読んで下さった方はお気づきでしょうが、タイトルが
今度は殺人を「阻止しようとする」話。
2年前に光文社より出版されたこちら
死者を出さない“殺人計画" VS. 孤島のクローズドサークル
胸躍るノンストップ・本格ミステリ!
「その殺人、本格ミステリに仕立てます。」の続編です!!
(前作の帯は、あのミステリ界の大御所、絢辻行人先生が書いてくださっております)
探偵の音更風゛(おとふけぶう)は、カルト的人気監督・鳳灾子(おおとりさいこ)から新作映画の監修を依頼された。風゛にとっても因縁のある名作本格ミステリ小説の映画化だ。灾子が起こした過去の事件の顛末や、関係者の証言、原作のストーリーから、風゛は灾子が殺人を企てているのではという疑念を捨てきれない。死体が発見されてから推理を始める「本格ミステリ」の探偵ではなく、事件発生前に止められる名探偵になりたいと考える風゛だったが、無情にも殺人計画は動き出していた――。
連絡不通の孤島。奇怪な館で次々と起こる殺人。巻き込まれた名探偵。
これはまさしく、「本格ミステリ」!
そうきたかーと思う舞台設定は映画の撮影現場で
主なキャストは映画関係のスタッフや俳優たちに混ざって、もちろん主人公、風”が
前作同様、ちょっとおとぼけかましながらコミカルで憎めない性格と
覚醒した時の動物のような鼻を効かせた直感で難ミステリを暴いていく。
館の造りが個性的で面白いので、映画かドラマにしたらさぞかし面白いだろうなぁ
書いた本人は映画監督で脚本家でもあるし、それが実現したら
原作とちがーう!なんてお叱りを受けることもなく出来そうだなぁって思うのだけど、
現実は、映像化には相当お金も時間もかかるしスポンサーも必要だしで難しいのかな。
映画好きの姉としては、やっぱり今回も、前作同様にもし映像化したら、、、、の
キャスト(配役)を勝手に考えて楽しむのもまた一興なのです
あまり感想を書くと身内贔屓になっちゃうし(笑)あまり予備知識お伝えせずに
そのまま読んでいただきたくこの辺でやめておきます (大した感想にはなってない)
久々すぎるblog更新だけど、このブログを読んで下さってる方は元々映画ファンの皆様が多いので
なおのこと、この続編は楽しめるかと思うので
読んだよーという方は、ぜひTwitter(X)やブログなどに感想をよろしくお願いします
あと、全くの続編なので絶対に前作を読んでから新作を読んでくださいませ
忘れてしまったので読み直したのだけど、そのほうが断然楽しめるので