「トワイライト」シリーズでのヴァンパイアが代表作のロブ様ことロバート・パティンソンが、
初めて本当に評価された本作は
「神様なんかくそくらえ」で東京国際映画祭で最高賞のグランプリと最優秀監督賞を受賞した
ジョシュ&ベニー・サフディ兄弟監督作
右の弟は、今回ロブの弟役でも出演。ロブの弟というより、見た目マーク・ラファロの弟だけどね。
楽しみにしてたので試写にて。
元がかっこいいとこんな無精髭にボサ髪でもかっこいいから得。
ファンでもないけどロブ様のかっこよさ認めてます(上から)
このキャスティング、実は兄弟監督がオファーしたのではなく、
サフディ兄弟監督の前作「神様なんかくそくらえ」の宣伝用スチール写真を1枚見ただけで、
サフディ兄弟の独特なスタイルに惹かれ、強い衝撃を受けたロブ。
早速監督に連絡を取って「どんな作品でもいい。あなた達の次の映画に関わりたい。
どこにでも好きな所へついていくから。」と熱心にアプローチしたらしい。
やさぐれ兄弟の特に兄貴は絵に描いたような人生お先真っ暗なダメ男。
でも弟のためもあり、弟を巻き添えに、銀行強盗を企てる。
が、そう簡単にはうまくいかない。
弟だけが逃げ遅れ、途中で捕まってしまう。
実兄と監督もこなす多彩な一面がある弟役。ベニー・サフディ。
自分に惚れてる立場を利用し、弟の保釈金をスケに出させようとするも
この女も仲の悪い母親のキャッシュカードなんぞ借りたもんだからすぐにバレて怒鳴られ、、、
イケメンに惚れちまった姐さん的立ち位置で登場はジェニファー・ジェイソン・リー。
キスしてもらえればそれでok こちらもはまってます。
親切にしてくれたおばあさんの家にまんまと上がりこんで
その顔を使ってその孫の女の子までも利用。
ちゃっかり髪まで勝手に毛染め借りちゃいました
あら金髪も似合うのね。
病院から弟と思って助け出したのは、、、、、
顔じゅう包帯だらけの男。
包帯取れたら見知らぬ人。
お前、誰やねん
誰でもいーけど一緒にいて利益があるならそいつも利用。
事態はどんどん思わぬ方向に。
8/10(82点)
他人巻き込みまくり破茶滅茶なロブ様新たな魅力。
予測不能の出来事が、心地よいクールな音楽とともに駆け抜ける。
途中、何度か笑えるシーンもあり、面白い
自己中で自分のことしか考えてない破天荒な男だけど、弟のことは考えてる。
罪深い兄と、純粋な弟との兄弟愛。
罪深い兄も、弟のためなら危険を冒し、純粋に生きる楽しみを与える。
なかなか深い。
音楽はワンオートリックスポイントネヴァーでエンディング曲はイギーポップ
サントラも何気によくて、カンヌ映画祭でサウンドトラック賞受賞も納得
この面白い独特の世界観を劇場でぜひご堪能あれ
ワルもイケるね
眉は染めません
ニューヨークの最下層で生きるコニーと弟ニック。2人は銀行強盗を行うが、弟だけ捕まり投獄されてしまう。コニーは言葉巧みに周りを巻き込み、夜のうちに金を払って弟を保釈するよう奔走する。しかしニックは獄中で暴れ病院送りになっていた。それを聞いたコニーは、病院へ忍び込み警察が監視するなか弟を取り返そうとするが---。
グッド・タイム 2017年 アメリカ 100min
11月3日より、ロードショー
NYプレミアにて
カンヌ国際映画祭。