我想一個人映画美的blog

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プリズン・エクスペリメント/THE STANFORD PRISON EXPERIMENT

2017-07-22 10:42:42 | 劇場&試写★6以上

 

2001年のドイツ映画「esエス と題材は同じだけど

リメイクとして作っていないところがいい

 

1971年に心理学者フィリップ・ジンバルドのもと、スタンフォード大学で行われた心理実験をベースに映画化。

刑務所に見立てた同実験は、新聞広告で集められた大学生など70人から選ばれた被験者を看守役11人と囚人役10人にグループ分け

「普通の人が、特殊な肩書きや地位を与えられたことによって

その役割に合わせて行動をしてしまうことを証明しようとした」実験。

どう心理的影響を受けるか。

 原作は

  フィリップ・ジンバルドー  
  『ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるとき』(海と月社刊)

 

ドイツ映画2001年「esエス」や、アメリカ版リメイク2010年の「エクスペリメント」があったけど題材は同じ。

 

 

監督は、カイル・パトリック・アルヴァレス。

エズラくん出演なので楽しみでした〜

 

看守役と囚人役、どっちに選ばれるかが運命の分かれ道。(esの時にもそう書いたな 笑)

今回はコインの裏表で決めてた テキトーすぎ

 

エズラは反抗的なメインの囚人役。

 

他に

ブラピの息子を演じた「ツリー・オブ・ライフ」や「MUD」「ダーク・プレイス」など

次々と話題作に出演若手注目俳優の一人、タイ・シェリダン(右)

 

メイズ・ランナー」シリーズに出演の韓国俳優、キー・ホン・リー。

 

看守役のリーダー格の男にはマイケル・アンガラノ。

みんないいけどこいつがまた良かった!

B級系にちょいちょい出てるけど「あの頃ペニーレインとで主演の子役時代演じた子だった〜ほほぅ!

画像

 

わかりやすいアイテム(サングラスに制服)を身につけた途端、役割になりきり出す。

 

 

この研究の指揮者である心理学者、フィリップ・ジンバルドを演じるのはビリー・クラダップ。

熱心に暴力を見つめる。それを楽しみ、止めようともしない残忍さ。

そして研究は結局打ち切り。

 

 

7/10(78点)

 

ドイツ版「esエス」は映画らしい脚色が多く、小型カメラをつけて記者が潜入する話になっていて

やりすぎ感もあったけど、本当、わたしの中のムカつく映画ランキングに入る映画だったし面白かった。

そのハリウッドリメイク(フォレスト・ウィテカー主演)のはイマイチ。

こちらは、原作(実際の実験)に近く描かれているようで、やりすぎな感じもうけず、

それでも研究チームの奴ら(特に博士)と看守役のヤツらには結構な腹立たしさを覚えるし

強制させて何かをやらせたり、暴力のシーンではムカムカしてくる気分の苛立ちを感じさせる。

 

毎度この囚人役って楽だよなーって思っちゃう。タバコ吸ってたり威張ったりストレス発散?

それで囚人役と同じ金額くれるならわりに合わないよ。(嫌な奴になるのはやだけど)

このリーダー格になってた男(左)は、実際の後のインタビューで

本人はそこまで悪いことをしてる意識がなかったらしい。しかも、役者志望でとびきり嫌な看守になりきってたとか。

恐ろしいな。

実際は学校なのにホンモノの刑務所に思えてくるところもこの実験のポイントで

抵抗をしない囚人たちが哀れだし、でも実際はもちろん捕まるような犯罪をしているわけでもなく

普通の大学生なのにここまでさせる?というようにどんどんエスカレートしてくる強要など

わたしなんかだと 2週間でお金もらえるんだからテキトーにやって、終わればいいなんて

思うんだけど、実際あの立場になったら人が変わるという実験だからか

みんなしっかり役に徹しちゃうのがえらい。

例えば、あれだけこの実験に不服に思えてやりすぎだから帰りたい。と囚人役の子達は思うのに、

刑務所よろしく「面会」の時に、恋人や親が会いに来ても誰も助けてとか

暴力が起こっているだとか言わないのね。(その辺に囚人役の子が見張ってるとしても言おうと思えば言える)

とか思えちゃう。もちろんそれをやったら実験にならないし映画にもならないから仕方ない 笑

エズラはとにかく気分が悪いと訴え、結局一番最初に出してもらえることになるけど

そのまま出てこないところは意外にあっさり系。

 

しかしエズラがどんな時もかっこよすぎる 笑

ズタボロ囚人服でも、ネットみたいな帽子でも、ボサボサ髪でもセクシーで美しい顔が際立つ

 

エンドロールの前だったかな?で、

囚人役のエズラと、看守役のマイケルがそれぞれ 役割についての終わってからのインタビューとして

役になったままで答えてるのが面白い。

 

「誰も止めようとしなかった」「どこまでやれば反抗しなくなるのか。試した」

それは怖い現実。

看守役になった彼がそこまで残忍になったのは彼の本性が出たと考えることもできる。

人は役割によって、人間性が変わるのか。

面白いテーマ。

 

暴力。それが制御できなくなった時どうなっていくのか。

罪もない大学生にやらせるというのがおぞましくもある。

 

「esエス」が好きだった方は是非どうぞ!

と言っても全国公開ではなく、都内シネマカリテの映画祭で4回のみ上映。見逃した場合は是非DVDで

 

 

 

こちら1971年、実際の写真。

 

 

 

 公式サイト 

 THE STANFORD PRISON EXPERIMENT         2015年   アメリカ    122min

シネマカリテ カリコレ2017にて上映。

 

 

プレミアにて。

 

映画の中ではあんなにイヤな奴だったけどなりきりっぷりがすごいギャップ

 

 

 


つまんないホラー、スリラーまとめて3本「フォービドゥン呪縛館」「ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男」「インビテーション」

2017-07-19 22:38:02 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

 

 

 

 「フォービドゥン 呪縛館/The Disappointments Room」

 

「呪縛館」なんて「死霊館」のぜったいパクリタイトルだねこれ

ケイト・ベッキンセール主演のダメホラーというと10年前の「モーテル」思い出す。

原題は 「The DISAPPOINTMENTS ROOM」

監督は「ディスタービア」のD.Jカルーソ。

X menのハボック、ルーカス・ティルもちょこっと意味ない出演。

 

この家のお仕置き部屋で大昔の過去に起きた子供の虐待。

リアルに出来事を体感し、幻覚と現実が境目なくなってくる妻。

 

かなりよくある話。

 

5点

 

相当つまらなかった。時間の無駄。

 

見た直後のわたしのツイッター。

ちょっと最近のホラーとくにDVDスルーのや、未体験ゾーンの。怖いどころかひどいつまんないのばかり

ネタないのだろうけど何かの二番煎じとかパクリ系ばかりのありきたり ケイトベッキンセール主演、

俳優のウェントワース・ミラー脚本 

 

 わぁーこの人の脚本は以前も パクチャヌクのハリウッド進出作「イノセント・ガーデン」めちゃつまんなかったんだ

スピルバーグ推薦て ロッテントマト0だよ

 

 

 

 

 

 

「ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男/LIKE A KILLER」

 

「太陽がいっぱい」「キャロル」などの作家パトリシア・ハイスミスのミステリー小説「妻を殺したかった男」を

アンディ・ゴダードが監督。

 ジェームズ・ワンの「インシディアス死霊館シリーズと何だかホラーづいてる

パトリック・ウィルソンと、ジェスティン・ティンバーレイクの妻でもあるジェシカ・ビールが夫婦役。

実家に帰る妻をバス乗り場まで送る夫に完全無視する冷たい妻。

過去に浮気をした夫を許せない。

 

全く面白くもない中途半端なスリラー。

20点

 

好きな女優でもあるジェシカ・ビールは可愛く美しく、

「ガール・オン・ザ・トレイン」のヘイリー・ベネットがこれまた妖艶な浮気相手。

こりゃ男なら我慢できない?

パトリック・ウィルソンて本当、浮気する男が似合う。 笑

「死霊館」では妻役ベラ・ファーミガと相性バッチリで愛妻家ってイメージだけど。

 

一つの妻殺しの事件から目が離せなくなり、スクラップまでして事件に執着していた小説家。

ある時、妻との仲がもつれてきた時に、妻の死体が見つかる。

疑いをかけられた夫は、本当に殺したのか。

 

展開がスローでまどろっこしい、そのうち夫が殺したかどうかなんてどうでもいいから

もう早く終わってという気になってくる。

怪しい妻殺しと言われる古本屋の男に会いに行ったり、行動が怪しいけど

別にだからと言って面白く引っ張るというわけでもなく。

 

1960年、ニューヨーク。建築家のウォルター(パトリック・ウィルソン)は、美しいが神経質な妻クララ(ジェシカ・ビール)との生活に息詰まりを感じていた。ある日、ウォルターはパーティーで知り合った女性に心惹かれるが、それに嫉妬したクララが自殺未遂を起こす。そんな妻に嫌気がさしたウォルターは、妻殺しの完全犯罪を実行したとされる男の記事を思い出し、彼に接触を試みる……。数日後、クララの死体が森の中で発見された。自殺の可能性が強かったが、ある一人の刑事は夫のウォルターを疑っていた……

 

 

 

 

 「インビテーション/Invitation」

 

 

招待されたのは10人 不穏なパーティーが始まる。

かつての妻から突然届けられた招待状。気まずさと違和感に覆われたパーティーには、恐るべき目的が隠されていた。

SF・ホラー・スリラー・サスペンスを中心に扱う世界三大ファンタスティック映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリを受賞したシチュエーション・スリラー。

シャーリーズ主演のこれまたつまんないアクション、「イーオン・フラックス」の女性監督カリン・クサマ監督作。

 

 

28点

何が起きるんだろうと思ってると、特に何も起きない。

ただ部屋の中で怪しい雰囲気が続く。テンポ悪すぎ。

過去に訳あって離婚した二人がそれぞれいる空間で元妻は異様な様子を見せる。

変な宗教勧誘DVDを見せられたり、服役してて出てきた男がいて元妻夫婦と何やらグルっぽかったり、

先に家に向かっていたはずの友人がまだ来ていなかったり(殺された???)

帰ろうとしても、鍵をかけられドアをふさがれたり。

 

 

そもそも元妻に誘われたホームパーティなど行くのが間違い

 

パーティーというか怪しい集い。

部屋全体を覆う不穏な空気。これから何が始まるのかという空気感は良かったけど

だらだらと何も起きない状態が長すぎてまず退屈。

期待と興味はは急降下!

 

早く妻に帰ろうと言えばいいのに。最初から、何かが怪しいと疑うも結局出ていけない。

とうとう、酒に毒が入ってる!と見抜き、皆の前で叫ぶけど、、、

 

 

子供を亡くした元妻が精神的に病んでカルト宗教にハマり、

教祖の指示で集団自殺させようと実は目論んでいたホームパーティ。

 

最後の展開がショボくて興ざめだったけど

ラストシーンで、玄関についてた明かりが一斉に灯る。

これは、各家で一斉に集団自殺が行われてたというのを指すエンディング。

いやー 

だから??としか思えないラストだった

          

できますよ。 大げさすぎ。

 

 事故により、妻のイーデンと共に心に深い傷を追った揚げ句に離婚したウィル。それから2年後、消息が不明だったイーデンからディナーに招かれる。以前恋人のキーラと暮らしていた屋敷に向かったウィルは、明るさを取り戻した彼女の姿に安堵を覚える。しかし、集まった友人とイーデンのぎこちない会話や、彼女の恋人だというデヴィッドの怪しい行動に不安を抱き……。

 

 

「未体験ゾーンの映画たち2017」で短期間のみ上映した作品、劇場で観れなかった気になるのをちょこちょこ観てるけど

ダメなのが多すぎる。

次回のDVDまとめレビューではそこそこ面白いのをupしまーす

 

 


シャネル⭐️ネオンウェーヴ⭐️表参道ヒルズ限定ネオンネイル✨CHANEL

2017-07-13 21:00:00 | コスメとか☆★

 

 

 

はい、限定シャネルに弱い女です

 

7月13日(本日、初日)から、17日(月・祝)まで表参道ヒルズ内で行われる

シャネルの限定ネオンウェーブの発売イベントに行ってきました〜

シャネル ネオン ウェーヴ

いやはや、ネオン 昔っからキラキラとかネオンだとかに弱いわたくし

既にネオン系のネイル(特にピンク)は3、4本所持。

でも、あのシャネルから出るとなったら、しかも限定でココ、表参道と うめだ阪急だけでしか買えぬとなればあーた

逃すわけにはいかないですのよ


 

毎年、ショートショートフィルムフェスティバルで来ていたあの空間。

スペース・オーの階段を降りるとそこはシャネルの異世界

all photo by mig

ネオンが可愛いよ〜


まず、リストバンドを箱の中に手を入れ一つ取る。

全員にプレゼントなんて書いてあったけど、想像通り紙切れで出来たしょぼいのを腕につけられる。

わたしはグリーン。

もっとせめてラバー製とかね。

さて、くぐった先には新商品と限定をお試しできるブースが各所に。


わたしはブルーのブースをチョイス

こちらはオレンジ 人がいないところをパシャッと


ブルーのブースはココ。

各店舗では明日から発売の定番商品を一足先に試せる他、

今回の表参道ヒルズと、これからスタートのうめだ阪急でのみgetできる限定を好きに試すことができる。


なんとBAスタッフさんの足元もコンバースに特別なネオン発光の電源ついてオシャレ

思わず写真頼んじゃった。各ブースで色が違うのきゃわいい



これは天井を激写。


肝心のネイル。

ピンクはやっぱり可愛いし

一番人気はピンクだろうとは思ったけど、そういうわけで似た色沢山持ってるので諦め、

2色に絞った今回は。

その昔、クリアの4色が限定で出た時も全色買いしたけど、こういうのって変わらないんだね〜(自分)


本当はイエローが欲しかった!なんで出してくれなかったんじゃ。

派手なグリーンも好きなのでめっちゃ迷ったけど、

やはりここは使いやすいオレンジと、毎回いろんなブルーを買ってるので今回も逃せないってことで。


じゃん

オレンジとブルー。オレンジは今までにないキャロットオレンジというか、

ぱきっとしたオレンジより可愛いオレンジで新鮮。

ラインナップはこちら。

 

ハーフマットなんだけど、ツヤがあったほうがやっぱり好きなので

トップコートを塗ると、、、

二度塗りでこの感じ


あとやっぱり限定で欲しくなっちゃって

ツヤとゴールドの細かいラメ感が素敵でまたまたアイシャドウも買ってしまった 

オンブルプルミエール ブードゥル アイシャドウ 限定のビートというカラー。

4種類。


わたしが行ったお昼くらい結構人がいて、キャッシャーの数が少ないのか

お会計まで30分くらいですと言われたので他のショップで時間を潰して戻ると

あとは5分待ちで買えてるみたいだった。

土日、祭日は混みそう。17日までなので気になる方は急いでね


わーいおまけでココグロスのサンプルも入れてくれてたTHANK u


そうそう、先日購入の右。ココグロス728番 ミルクピンクにブルーとピンクのラメ入りで可愛いよ

中央:ココグロス 716    左:アリュールヴェルベット62

  


また夏の新商品が発売になるねキリがない 次回はまたプチプラものupしまーす


 

 

 

 

 


セールスマン/FORUSHANDE/THE SALESMAN

2017-07-12 23:59:59 | 劇場&試写★6以上

 

 

2016年・第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で男優賞と脚本賞を受賞

アカデミー賞で、外国語映画賞を受賞したイランとフランス合作映画。

アスガー・ファルハディ監督作の過去作は「彼女が消えた海辺」「別離ある過去の行方

を観てるけど、どれもイランの社会を反映した考えられる作風。

本作でアスガー・ファルハディ監督は、ドナルド・トランプが発令した

イスラム圏7か国出身者の入国を禁止する大統領令への抗議で授賞式を欠席して話題にもなった。

 

 

さて、先月公開後すぐ観てたけど他のを優先してたらこんな時期に 笑

 

 マリリン・モンローの3人目の夫でもあったアーサー・ミラーの戯曲、「セールスマンの死」

主人公はその「セールスマンの死」の公演を間近に控える夫婦エマッドとラナ。

ファルハディ監督作「彼女が消えた浜辺」でも共演したシャハブ・ホセイニとタラネ・アリドゥスティが夫婦で再共演。

 

ある晩、エマッドが帰宅すると、妻が何者かにレイプされていた。

が、妻は全く真相について語ってくれず、エマッドは自力で犯人捜しを始める。

 

 

お国柄、レイプシーンは出せないから観る側の想像になっている。

女性がそんな目にあったというとあちらでは女性にも問題があるということになるため、

警察にすら言えないということになる。

 

 

6/10(60点)

 

 

ネタバレあり

住んでいたアパートが崩れかけ、引っ越しを余儀なくされた夫婦。

やっとの事で知人からの紹介で借りた部屋は、前の住人の荷物が置かれたまま。

その住人も次の部屋が見つからず、とりあえず置いてあったような状況の中、

新たに住人となった夫婦が住んでいるとも知らず訪れた客。

それがレイプをした犯人。

 

実は前の住人は娼婦だった。

それで訪ねてきた客の男が入ってきて、シャワールームにいた女性(引っ越してきた夫婦、ラナ)が

あまりに綺麗だったためそのまま犯してしまった。

 

犯人探しに奮闘していた夫は、置いてあった車や携帯電話から

犯人に近づいていく。突き止めたと思ったパン屋の配達の男は実は結婚間近。

夫は配達をその本人に頼んで、本当のことを聞きだそうとするも、

忙しいということでその店のオーナーである老人が代わりに夫の前に現れる。

 

おたくの娘の婿がイカガワシイ娼婦の元に通っていて、自分の妻を、、、、と話す。

なんと犯人は、思っていた男ではなく、その妻の父親、つまりそこにいる老人=セールスマン だった!

 

と言ってもあっさりその真実がわかるというより、心臓の悪い老人を追い詰め、

家族に電話することで恥をかかせて復讐するというもの。

 

それを、舞台「セールスマンの死」の進行とリンクさせて見せるのがうまくできている。

「セールスマン」は最後の方で登場。

 

でもうーん。

当のレイプされた(であろう)奥さんは許している(というか沈黙)で、

なんだか問い詰めた夫が悪く、

そのお義父さんがかわいそうな風な構図になっているのが気になった。

 

簡単に自分がレイプされたことを公にできないししたくもない国の事情もあるけど

それを秘めたままにしようとする妻と、我慢ができない夫の対比。

家族には優しく、そんなことをするとは思えない老人。妻にも体のことを心配されている

この人がいないと生きていけないとまで言うほど夫を信頼し、愛してる老人の妻との対比。

 

そこのところが上手く描かれている。

けど、個人的には レイプしたのは絶対的に悪いし、許されるべきではない行為。

夫が復讐しようとする気持ちもわかる。

だけどそこで許してくれ自分は妻もいるし、娘がこれから結婚するのにそんなこと言えない。

なんて勝手過ぎる。

 

 

夫の性格についても前半で学校の先生である夫の様子や、他人との触れ合い方を見せることで

わかりやすくしているのだけど、

復讐心と、自責の念とを怖いくらいシリアスに描いた、わたしが大好きなミヒャエル・ハネケの

隠された記憶に通じる、ところもあるなと思えた。

 

 

 婦で小さな劇団に所属するエマッドとラナ。上演を目前に控えたアーサー・ミラー原作舞台“セールスマンの死”の稽古で忙しいさなかに、自宅アパートに倒壊の危険が生じて立ち退きを余儀なくされる。2人は友人に物件を紹介してもらい、まだ前に住んでいた女の荷物が残る部屋に慌ただしく引っ越す。それから間もなく、ひとりでシャワーを浴びていたラナが何者かに襲われ、頭部を負傷する事件が起きる。以来、心に深い傷を負ったラナは精神的に不安定になってしまう。一方、犯人を捕まえるために警察に通報しようとしていたエマッドは、表沙汰にしたくないラナの頑なな抵抗に遭い、苛立ちを募らせるが…。

 

 

 

 

公式サイト

FORUSHANDE/THE SALESMAN             2016年    イラン=フランス  124min

6月10日より、公開中〜





 


バイバイマン/THE BYE BYE MAN

2017-07-11 00:23:07 | 劇場&試写★4 以下

 

 

ソウのジェームズ・ワン監督が「近年最も怖くて面白いホラー!この監督に嫉妬する」

と手放しで褒めたホラー。

ジェームズ・ワン信者のわたしは見逃せないってことで早速。

 

おまけに、「オキュラス 怨霊鏡」「スペル」の製作陣が放つ!

なーーんてうたい文句がチラシについて、わたし得か と楽しみにしてた。

 

いやいや、嫉妬しなくていいよ。全然。 問題外。

 

しかもよく調べると、製作総指揮に「オキュラスの約1名が関わってるだけで

スペル(サム・ライミ監督作)との絡みなんて

プロデューサーとして参加ってだけのナンシー・カーフォッファー(Nancy Kirhoffer)

チラシにデカデカと書いちゃってひどい

 

脚本はこれまで役者だった人で「ローンレンジャー 復讐のガンマン」だけ脚本した人。

 監督は「最後の晩餐/平和主義者の連続殺人」のステイシー・タイトル。

 

 

アメリカ、ウィスコンシン州。古い屋敷に引っ越し共同生活を始めたエリオット、ジョン、サーシャの大学生3人は、偶然に“バイバイマン”という名前を知ってしまう。それは、名前を言うのはもちろん、考えただけでも恐ろしい呪いにかかってしまうという恐怖の存在だった。以来、不可解な現象に次々と見舞われ、追い詰められていく3人だった…。

 

 

 

 冒頭はまだ良かった

突然、父親ラリー(見るたび太るリー・ワネル)が家にいる家族を追いかけて発砲

 

 

 

主演のエリオット役の子、ダグラス・スミス。

ちょこっとだけデハーンくんに似てるけど、どうせだったらデハーンくんで良かったのに

 

ホラーのヒロインなのにイマイチ可愛くない、サーシャ役、クレシダ・ボナス。

 

親友とその彼女

 

 

刑事役、キャリー=アン・モスは大した活躍もしなければ、

どうなるわけでもない!

 

 

無駄にキャストに名女優使ってるけど

ほとんど何もしない!

 

 

何か起こるのが、ほぼ幻想。

幻想とわかればそれはもはや

怖くない!

 

 

 

バイバイマン、フード被ったジジイ。

何するわけでもない 幻想みせて操るだけ

怖くない!

 

 

 

アップになったって

怖くない!

 バイバイマン役にはダグ・ジョーンズ

 

 

 

3/10(34点)

 

 

恐怖感ほとんどないガッカリホラー。

 

原題の「ザ・バイバイマン」からしてふざけてて怖くないし、

別にバイバイもしないのにおかしな名前つけたなという感じなのに

カリスマ性ある風に、「ソウ」のジグソウや「インシディアス」に出てくるキャラ風にしてるけど

実際大した技?ないし狂犬ぽいの連れてるだけという。

 

そもそも「名前を知るだけで」「考えるだけで」「その名を言うだけで」ヤツが来る

っていうのもなんだかねー

対処法もないし、(知った人を殺して最終的に自殺しかない)

呪いのビデオ見たら、誰かに見せると呪いが解除される。とか

電話かかってきたら誰かにかけると呪われない。とか

エッチをしたらその呪いはした相手に移る。とか

(これ全部他のホラーで先にやってるし同じでも困るけど。)

 

名前を知ったら誰にも言っちゃいけない。

他に何をして逃れるとかないってじゃあどうしろっていうの 笑

脚本自体、つまらなすぎる。

 

音で脅かしたりするだけで全く怖い映像もなくで今更感。

幻想を見せるっていうのが面白さ半減だよね。実際には違うんだから悪夢を見せてるだけと同じ。

 

というわけで、

リー・ワネル出演作制覇

というだけの収穫でした〜

 

 

 

 公式サイト

THE BYE BYE MAN        2017年     アメリカ     96min

7月8日より、公開中〜

 

 

 


ライフ/LIFE

2017-07-10 16:44:48 | 劇場&試写★6以上

 

今月一番楽しみにしてたSFホラー

デンジャラス・ラン」(全然覚えてない)「チャイルド44」のスウェーデンの監督、ダニエル・エスピノーサがメガホン。


「エイリアン」のパクリと思ったら騙される事なかれ。

思いもよらぬオチが面白い


世界各国から6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに集結

火星で採取された地球外生命体の細胞を極秘調査することに。


ローリー役には「デンジャラス・ラン」にも出演した、ライアン・レイノルズ



デヴィッドに、ミニシアター系でも作品選びがしっかりしてて出演作にハズレなしのジェイク・ギレンホール


ミッション・インポッシブル ローグネイション」「ガール・オン・ザ・トレイン」のレベッカ・ファガーソン、


 ヒューに、アリヨン・バカレ

 

そして、日本代表 真田広之はムラカミショウ。

 

 

 

宇宙船内の密室劇。

得体の知れない生物が徐々に大きさと賢さを増していき、どこから現れるかわからない恐怖と

体内に侵入し、たちまち人間を死に追いやるという絶体絶命の恐怖

 

1979年の「エイリアン」以降、これまでも数々のエイリアン映画が作られたので

エイリアン系SF作品はいくつも観てるから驚きはしないけど、、、、

 

6人の宇宙飛行士が火星からの土壌サンプルに未知の生命が存在するかどうかを調べるミッションを宇宙で遂行していた。

アメーバーのような微生物を発見、微生物はカルバンと名付けられた。

研究スペース内で大気制御エラーが起こり、カルバンは睡眠状態になり反応しなくなる。
ヒューは電気ショックで正常に戻そうと試みる。

数度の電気ショックで
カルバンは再び動くが、なんとヒューの手にビッタリくっつき指の骨を折る。

これを見ていた皆でヒューだけはなんとか助けるが

反対に、ロイが襲われ、、、、

 

成功した場合、持ち帰る、

失敗したなら絶対に地球にこの生物を持ち込ませない

話もシンプルでいて、リアルな音と映像で惹きつける!

 

 

7/10(78点)

 

 

ネタバレあり


最悪の事態になるバッドエンド

 

 

このオチが好き

クリーチャー(エイリアン)の造形がいい、

「エイリアン」では顔に張り付いて取れないというビジュアルも、体内に入り込むのも怖かったけど

こちらも同じく、キュウキュウに張り付いて剥がれない、締め付け感も恐怖。

「エイリアン」を観てない人はもっと面白く感じるかもというほど

エイリアンですでにやっている恐怖なわけだけど

このバッドエンドで星一つup   笑

 

いつもハリウッド映画で殺される真田さんは今回ももれなく殺されるんだけど

思ったより生存時間は長く、頑張ってた

 

主演のジェイクが残るのはお決まりだけど

ライアン・レイノルズ死ぬの早すぎ

 

次々に殺されていき、あと二人となった時 最終手段でステーションに一人乗りの緊急脱出

ポッドが二機備え付けられているのを思い出し

一人が囮になって、カルバンとともに宇宙に投げ出され、

一人は地球に帰ることができると提案するデヴィッド。

 

地球へ送ったはずのミランダは宇宙で浮遊することになり、

その逆に、デヴィッドが海に不時着する (地球に着くの早っ

というまさかの展開の流れがサクっと短い時間で描いて面白かった。

 

先日のSF、「メッセージ」より個人的には好きだな。(こちらの方がホラーだから余計に)

 

単なるSFではなくホラーなので苦手な人もいるだろうけど

SFものはぜひ、大画面で

 

 

 インタビュー

ジェイク・ギレンホール

まるで実体験のような映画だ。映画全編の撮影についても、スクリーンで見ることについても、これまでの映画体験とは全く違うものだと感じると思う。音、視覚効果、そしてエイリアンそのもの、全てが素晴らしいんだ。

ライアン・レイノルズ
宇宙船という閉ざされた空間で、僕らはある状況から身動きが取れなくなってしまう。“何か”が宇宙船にいる我々のところにやってくるんだ。そして“それ”はとにかく生き延びようとする。(手段を選ばず)生き延びようとする存在ほど怖いものはないよね。閉所で繰り広げられる本作のスリラーは、ユニークでありつつも恐ろしい。みんな楽しんでもらえると思うよ。

レベッカ・ファーガソン
この映画で素晴らしいと思うのは、私たちは生息環境から何かを持ち帰って、それを数多くの防壁に閉じ込めてそれを誘発し、徐々に悲劇の状況を作り上げてしまうの…それが人間というものじゃない?理解できないものをコントロールしようとするのよ。とても恐ろしいスリラーで、ダイナミックで、人々の選択についても描かれている。スリリングで、エキサイティングで、哲学的よ。いろんなアングルから見ることができる。素晴らしい映画だわ。

 

 

 

火星で採取した<地球外生命体>の細胞を国際宇宙ステーション内で極秘調査するために、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たち。しかし、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ“それ”を前に、宇宙飛行士たちの関係も狂い始め、命も奪われていく。最後に生き残る<ライフ>は――。

 

 

 

公式サイト

LIFE         2017年    アメリカ    104min

7月8日より、公開〜

 

冒頭10分映像

 Life - Watch the First 10 Minutes Now!

 

 

 

プレミアにて

 

ジェイキーよりライアンレイノルズの方が高いんだ 意外

 

 

相性バッチリなのに共演シーンがわずかだったのが残念。

またこのコンビで見たいな。

バディものもいいね。

 

 

 

 

 

 

 

 


ケヴィン・ベーコン 人生を変えた10本の映画/KevinBacon

2017-07-08 23:38:42 | セレブ&ハリウッドgossip★NEWS

 

 

食べ物の中で一番嫌いなものは子供の頃から、ベーコン。

俳優の中で一番好きな人も、ベーコン。

 

はい、ケヴィン・ベーコン大好きなわたくし。自分用メモという意味もあって

ケヴィンのこの記念すべき50代ラストの年を迎えた今日(あちらではまさに今日)upしておこうかなと。

以前、ケヴィン自身がローリングストーン誌へのインタビューで語った、お気に入りの10本を記録。

(自分の出演作含む)

ほぼ観たけど、今度まだ観てない作品含め改めて見直ししてみようっと。

 

 

『スパイナル・タップ』(1984年)

This Is Spinal Tap HD Trailer



『真夜中のカーボーイ』(1969年)

Midnight Cowboy Official Trailer #1 - Dustin Hoffman Movie (1969) HD



『理由なき反抗』(1955年)

Rebel without a Cause - Trailer


『セルピコ』(1973年)

SERPICO - Trailer ( 1973 )


『アニマルハウス』(1978年)

National Lampoon's Animal House (1978) Trailer


『黒い罠』(1958年)

Touch of Evil Official Trailer #1 - Charlton Heston Movie (1958) HD



『地獄の黙示録』(1979年)

Apocalypse Now (1979) - Original Extended Trailer


『ラスト・ワルツ』(1978年)

The Last Waltz Official Trailer #2 - Richard Manuel Movie (1978) HD



『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)

Guardians of the Galaxy Official Trailer (2014) Marvel HD, Vin Diesel

レビューガーディアンズ・オブ・ギャラクシー


『Cop Car』(2015年)

Cop Car Official Trailer #1 (2015) - Kevin Bacon Movie HD


レビューコップ・カー




結構前に、Twitterでは載せたんだけど、ケヴィンの過去の役たちだらけのCM

ここに残しておきたいので入れときます 何度見ても笑える


Kevin Bacon film store


ちなみに、ケヴィンと兄のマイケルで結成されてるベーコン・ブラザーズ。

以前その来日ライブのレポは書いたけど

こんな卵のCMに出てたのでここに保存。

Wake Up To Eggs with The Bacon Brothers (30-Second Short)


Wake up to Eggs with Bacon


ジミー・ファロンのトゥナイトショーに出演 2014年 

懐かしの「フットルース」のキレキレダンス健在。 

Kevin Bacon's Footloose Entrance



 HAPPY BIRTHDAY KEVIN


ドラマ「ザ・フォロイング」もよろしく(DVDリリース済み)




ドッグ・イート・ドッグ/DOG EAT DOG

2017-07-07 00:38:07 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

たまに騙される

「タランティーノ、絶賛」の文字。

 

原作はクエンティン・タランティーノも絶賛した、エドワード・バンカーの同名小説(ハヤカワ文庫NV)。

この映画に至っては、ホントかよー!って突っ込みたくなること必至。

 

というか、今気づいたんだけど

タラが絶賛したのはあくまで原作本の方で、この映画ではないんじゃないの??

 

きー騙されたー!

 

エドワード・バンカーの同名犯罪小説を「ラスト・リベンジ」に続いて

ポール・シュレイダー監督、ニコ&デフォーさんで映画化したバイオレンスサスペンス。

ニコとデフォーといえば、リンチ(デヴィッドリンチ)の「ワイルドアットハート」以来でしょ

 

ニコの映画は近年つまらない(ツマラなそー)なのが多く劇場で観るのはパスしてたから久しぶり。

ニコとデフォー氏となれば見逃せない上に、タラ絶賛ってことでわたし得だったので早速観に行ったのだ、、、、

 

 

なんだこれ。ツマラん

 

間違いなく今年のワースト入り決定。とりあえず今年の劇場映画の中では一番つまらない

 

撮影、音楽はいかにもタラ好みで

タラの「キルビルNo1」の日本人バンド ザ・5,6,7,8’sの「ウー・フー」かな?の別アレンジの曲使ったり。

映像は面白かったけど、中身(脚本)が全く面白くない!

 

 監督は「アメリカン・ジゴロ」のポール・シュレイダー。

「タクシードライバー」「レイジング・ブル」の名脚本家としても知られるシュレイダー、

「ラスト・リベンジ」に続き、ニコとは2度目のコラボの本作では、

監督自身も割と重要なギャングのボスで登場。いやー、頼みますよ。

 

真っピンクのレトロ可愛い部屋でのデフォーさんがなにやら様子がおかしいとこからのオープニングは面白い。

すぐキレる、ダメ男キャラマッドドックのウィレム・デフォー。

 

金払ってアレしてもらうも全然ダメ。

 

 

出所したばかりのニコ演じるトロイ。

仲間と共に新たな仕事に取りかかるや、予想外の事態に直面してどんどん変な方向へ泥沼化。

 

 

もう一人のお仲間、巨漢のディーゼルには、TV「ウォーキング・デッド」(シーズン5)のクリストファー・マシュー・クック。

え?ウォーキングデッド大ファンだけどこんな人出てたっけ??と調べたら1回だけのゲスト出演だって。

 ←これか〜。

 

 

ムショで知り合った3人が、シャバに出ても悪巧み!

無事に更生できるのか

と云う話ではもちろんありません

 

 

2/10(25点)

 

 

ネタバレあり

つまらないので感想、サクっと。

 

せっかくニコとデフォー再共演なんだけどー

 

一番キレてて唯一面白いキャラだったデフォーさんがまさかの仲間に殺られ途中で死んじゃって

余計に全くつまんなくなった。

デフォーさんのインタビューで

「ポール(監督)は非常に思慮深い人間で、今回も作品に取り掛かる前に「僕たちの最大の義務はつまらないものは作らないこと、つまらない瞬間を一つも作らないことだ。とにかくエンタテインメントな作品を作りたい。みんなが楽しんで観られるものを作りたい」と言っていた。

と言ってるんだけど、いやあ十分つまらなかったわ。(つまらないしか言えない)

 

仲間二人は死に、トロイは結局警察に捕まって、ムショに戻ることになるいう

意外でもなんでもないオチ。

うーん。

 

 

長年の刑務所勤めを終え、シャバに出てきたトロイは、ムショ仲間だったコカイン中毒のマッド・ドッグ、巨漢の取り立て屋ディーゼルと再会。お先真っ暗な人生とサヨナラしたい3人は、イカれた地元ギャングの首領から、ある仕事の依頼を受ける。それは借金を返済しない男の赤ん坊を誘拐すること。一見、簡単に見えた報酬75万ドルの大仕事だったが、事態は最悪な展開を招き、3人は追われる身となってしまう。

 

 

 

 

 公式サイト

DOG EAT DOG               アメリカ      2016年        93min

6月17日より、公開中〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年7月公開⭐️新作映画リスト

2017-07-06 13:44:04 | 月別観たい映画リスト

 

 

早く梅雨明けないかなー。

今月は、数年いた勤務地から変わって割と近くなってまた環境が変わったので何かと忙しく

それでも観たい映画は毎週やってくる!今月も意外と多いなー。

来月はお楽しみ旅行もあるので頑張る それでは早速。

 

月初め恒例 7月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
7月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト(ほぼ観たい順)


 

 

観た作品

コンビニ・ウォーズ    7/1〜

表向きは前作「Mr.タスク」のスピンオフ。

よくも悪くも、ジョニーの娘とケヴィンスミス監督の娘二人のプロモーションビデオ。変装ジョニーはじめ両家総出演。

『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』リリー=ローズ・メロディ・デップ&ハーレイ・クイン・スミス歌唱





 

観たい&気になる作品

一番観たい映画今月はずっと楽しみにしていたこちら

yueが先に見ててオススメされたSFホラー。最近ノリに乗ってるジェイクギレン&ライアン・レイノルズ共演も楽しみ。

(ついでに言うと、日本からは真田広之さんが出演)

 ライフ   7/8〜

『ライフ』予告編





 プリズン・エクスペリメント   7/19〜

世界一悪名高い心理実験を映画化!主演はエズラくんめちゃ楽しみ。

『プリズン・エクスペリメント』予告編




 バイバイマン    7/8〜

例によって、夏なのでホラー続くけど 笑

オキュラス 怨霊鏡」✖︎「インシディアス」と言われたら見ないわけにいかない(どっちも好き)

でもジェームズ・ワンに「近年最も怖くて面白いホラー」と言わしめたけどジェームズワン関わってないからな〜。

映画『バイバイマン』特報






 ウィッチ   7/22〜

お次もホラー!ごめんなさい 笑   サンダンス映画祭で絶賛された魔女系ホラー。

主演はシャマラン映画最新作「スプリット」のアニヤ・テイラー=ジョイ。

『ウィッチ』 公式予告編




 ハンズオブストーン  7/24〜

最近のお気に入りのいい男、エドガー・ラミレス主演でデニーロも出演とくれば観なきゃ。

『ハンズ・オブ・ストーン』予告編





 

 ザ・マミー  呪われた砂漠の王女   7/28〜

 ブレンダン・フレイザー主演の大ヒット、「ハムナプトラ」のトムちんによるリメイク。

ハムナプトラはそもそも面白くで大好きだったけど、何もこんなものまでリメイクせずとも。時間あれば。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』予告編






 トータスの旅     7/1〜

翔の映画にたくさん出演でお世話になっている、キムチムこと、木村知貴さん主演

ってことで皆様よろしくお願いします

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017オフシアター・コンペティション部門でグランプリを受賞したロードムービー。

ロードムービー苦手だけどキムチムなら見なくては、、、

トータスの旅







 ヒトラーへの285枚の葉書    7/8〜

監督で俳優のヴァンサン・ペレーズがメガホンでハンス・ファラダの小説を映画化。ダニエル・ブリュール出演。

『ヒトラーへの285枚の葉書』予告編






 ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ   7/29〜

マイケル・キートンがマクドナルドの創業者に。

マクドナルド興味ないけど、パトリック・ウィルソン出演だから時間があえば。

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』予告





  ビニー 信じる男    7/21〜

マイルズ・テラー主演、アーロン・エッカート共演。

マーティン・スコセッシ製作総指揮。

ビニー/信じる男 本予告





先月はだいぶ頑張ったけどその分、まだレビュー全部書けてない

観るリストの下から3本以外は出来るだけ観よう。



以下、たぶん観ない。





コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~/YOGA HOSERS

2017-07-05 00:13:47 | 劇場&試写★5

 

 

 

カルトなB級映画お得意、ケヴィン・スミス監督の新作は

あの、ムカデ人間ならぬセイウチ人間を描いた「Mr.タスクのスピンオフゴム怪獣モノ第2弾!!

 

原題の「YOGA HOSERS」ヨガ・ホーサーズって、ヨガ好きなカナダ人をちょっと皮肉った、ヨガおバカたちの意味。

実はこれ3部作になってて、「Mr.タスク」「コンビニ・ウォーズ」次は「MOOSE JAWS(ヘラジカ・ジョーズ)」

だって 

このblogでは何度か言ってるけど、B級おバカ映画によく出てて、マット・デイモンや

ベン・アフレックとも仲良しで昔から共演もしてる、サイレント・ボブ役で有名なケヴィン・スミス(監督)は

アメコミ好きでコミック作家でもある。自らの娘をハーレクインなんてつけちゃうくらい。笑

 

本作は前作の「Mr.タスク」にカメオで出た愛娘と、ジョニー・デップの娘リリーローズの

コンビニバイトの学生二人をそのまま主演にして、同じく前作に出た探偵ラポワント演じるジョニー・デップや

その周り(家族たちも)総出しちゃった!ホームムービーノリのおバカコメディ。

 

カナダ愛と娘愛がすごい  


そもそも、この二人はプライベートでもいつも一緒の親友同士。

リリーと娘、ハーレイの幼稚園が一緒だったのが始まり。初対面のジョニーを初めて見て興奮したスミス監督が

「WOW!ジャック船長だ!」というとジョニーが「oh!サイレント・ボブ!」と返してくれたという逸話が。

 

のっけからリリーローズとハーレクインのバンド練習で歌披露。無駄にちゃんと長い。

ちなみにエンドロールでは、父親ジョニーまでギターで参加。笑!

 

携帯命のイマドキ女子高生、コリーン・コレットとコリーン・マッケンジーのWコリーン。

パパがオーナーのコンビニで嫌々バイト。

 

「Mr.タスク」でも笑いをとった謎の探偵、ギー・ラポワントにジョニー・デップ。

デニーロにも見えるがジョニーには見えない 笑

ホクロの位置が出てくるたび違ってて笑える。

 

 

そして、こんなところにママまで!

(ご存知、ジョニーとは離婚、リリーの母親)ヴァネッサ・パラディは学校の先生。

 

ハーレクインの母親(つまり、ケヴィンスミス監督の妻)も母親役で登場(ちなみにおばあちゃんも)

そして、ジョニーの息子、リリーの弟くんもカメオ。

この後中指立てる小憎らしいガキ 子供。なるほど似てる

 

ケヴィンスミス監督作品の常連、ジャスティン・ロングはヨガの先生。

 

カナダのナチスという役で、前作とは違うキャラだけどチラッと登場のハーレイ・ジョエルオスメント。

 

 

コンビニ店長はパパの女。これ、ナターシャ・リオンだった!(懐かしいー)

 

マーベル映画へのカメオ半端ない、スタン・リーも、ケヴィンスミスの希望でカメオ出演!

 

 そしてそして、全く怖くないし弱っちぃソーセージからできてるミニナチ軍団は自らケヴィンスミス監督が。

 

変装ジョニーはじめ両家総出演。

よくも悪くも、ジョニーの娘とケヴィンスミス監督の娘二人のプロモーションビデオ。


 

 5/10(55)

 

 

思いきりホームビデオのノリで、おバカすぎるしくだらなすぎで内容ない!笑

日本での評論家たちの評価はなぜかいいのは監督のケヴィン・スミスだからだな。

ケヴィンスミスならではの独自の、細かいネタがちょこっと笑えるという。

わたしもちょこっと笑えたけど、肝心のミニナチ軍団との戦いがあっさりすぎでしかもそこが面白くない 笑

カナダだからホッケーとか。笑 あともちろんあの映画のオマージュ

そして「Mr.タスク」のあの皮。笑

 

ちっちゃいから潰したりレンジでチンとかでやっつけられちゃうし。

もうちょっと脚本面白かったらなーってところで、家族愛とカナダ愛はかなーり伝わったケドね

あとはもう、リリーローズが何してもどんな時も可愛い 

 

ジョニーさんファンはお見逃しなく

 

ヨガと携帯命の女子高生のコリーン・コレットとコリーン・マッケンジー。やる気のない毎日を送る2人は、バイト先のコンビニでイケメン男子を誘ってパーティを開くことに。そんな時、地下で眠っていた邪悪なミニナチ軍団が復活、2人は世界征服を企む彼らを前に、渋々ながらもその阻止に立ち上がるのだったが…。


真ん中、監督。

 

公式サイト

 

 

 

 

ハーレイ、相変わらずのおデブちゃん、、、