自分の中で好きなホラーベスト10に入るほど大好きな1本である
キューブリック監督✖️スティーヴン・キング原作の「シャイニング」。
好きなので何度も見てるんだけど、、、
その40年後の続編
なに今更?という気がしなくもなかったけど、滅多に続編を書かないキングが書いた原作ってことで
楽しみにしてた作品。それがちょうどわたしの誕生日から公開だなんて運命じゃないですか
早速観てきましたよ、はい
書いた本人、スティーヴン・キングも賞賛?認めたというくらいの出来だというからこれは期待できちゃうなと
思ってたんだけど、うんよく出来ててしっかり繋がってて面白かった(152分は流石に少々長い気もしたけど原作本は上下巻だしね)
キューブリックが監督した「シャイニング」をS,キングが気に入らなかったらしいけど
そんなプレッシャーの中、キング36年ぶりとなった36年ぶりのこの続編を映画化するにあたって
誰が監督したのかというと、キングの小説の中でも映画化不可能と言われてきた「ジェラルドのゲーム」(2017年)
を成功させたマイク・フラナガン監督。
このかた、「オキュラス 怨霊鏡」や「ウィジャ ビギニング」の監督でなるほど
この人の作品いくつか観てるけど面白いもんな〜(左、監督)
雪山のホテルでの惨劇を生き残り、大人に成長したダニーを待ち受ける新たな恐怖
大人になったダニー少年にはまさかのユアン・マクレガー。なんかちょっと意外。
本作の劇中で過去のシーンのダニーくんは結構、ユアンに寄せてきた。笑
母親もあの顔がなかなか怖くて特徴的だったけど(失礼)若く綺麗になってた 笑
8/10
今年はなんだか映画不作だな〜って思ってたなか、残り約1ヶ月のここへきてやっと。
これはファンのわたしもちょっと満足できたかな?
シャイニングがあまりに美しいほどの洗練された狂気のホラーなので
その世界観を壊して欲しくないという思いで観てた。
子供の恐怖を餌に生き延びるってなんか別のホラーであったよなって思ってたら
あ、同じくキングの「it」じゃん 笑
しかしシャイニングではそんな人たちの話が全く見えないように作られてたけど
あんな成仏しない奴らの仕業ということだったのね 永遠の命。
勝手に書いた話ではなく、本人のキングが原作の続編だからへぇそういうことなの。って感じで
映画にもなってる(ドキュメンタリーで)237号室(こちらも興味深い1本)、
ダニー少年の狂った父親(ジャック・ニコルソン)のことは謎めいた感じで描かれていたシャイニング。
原作を読むと映画では描かれていなかったもっと掘り下げた部分がわかる。
今こうして続編が、キング自身の手で描かれ、映画化したものを劇場で観られるという幸せ
あの双子、怒涛の血の濁流、斧で壊した有名なドア、ダニーが三輪車で走る絨毯、外の植木の迷路、237号室の裸の婆さんなど
シャイニングで有名なあのシーンが続々出てきて、ファンには嬉しい。
エンドロールも劇中の効果音の心臓の音もシャイニングとリンクしてるのも良い。
今回のもう一人の主役、アブラ演じたすごいパワーの持ち主、黒人の女の子も良かったな。
誰だっけと思ったらMIシリーズでトムちんと共演したレベッカ・ファーガソン。
なんだかこの人がちょっと現代風すぎてややチープなホラーになちゃいそうなギリギリライン。
よく脇でみるビリー役のクリフ・カーティスが唯一協力してくれた優しい友人なだけに悲しい。
シャイニングの能力ある子供と、永遠の命で生き延びる連中とのサイキックバトルも見どころの一つ。
必見です
未来を予知したり、頭の中で会話したりすることができる特別な力“シャイニング”を持つダニーは、40年前、狂気に駆られた父親に殺されかけたことで、大人になったいまもトラウマを抱えて生きていた。そんなある日、ダニーの周囲で不可解な連続児童失踪事件が発生し、彼の前に不思議な力によって事件を目撃したという謎の少女アブラが現れる。ダニーは事件の真相に迫るべく、少女と共にかつて惨劇が起きたホテルへと向かう。
DOCTOR SLEEP 2019年 アメリカ 152min
2019年11月29日より、公開中〜
本作、続編の原作 読もうかな。
まだまだキング、現役でよろしく。