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イタリアン・ホラーの帝王、ダリオアルジェントが帰ってきた
ダリオ・アルジェントが手掛けた『サスペリア』、『インフェルノ』に続く、“魔女”三部作の最終章となるオカルトホラー。
こちら2007年のトロント映画祭で、巨匠部門で上映されてたけどまだわたしが行く前の日程で観られなかった
あれから約2年、ついに日本でも解禁
ダリオ・アルジェントといえば、わたしがこれまで観た怖い映画No1
ジェニファー・コネリー主演『フェノミナ』(※「フェノミナン」はトラボルタ)
その監督作品なんだから見逃すわけにはいかないのだ~
主演は愛娘、アーシア・アルジェント。
子供の頃から父親のホラーを観て育ち、女優としても既に父親の作品ほか数本の映画で主演済み。
ウィノナ・ライダー×サラ・ポーリー的なお顔がホラー向き
前作にも出てる本当の母親、ダリア・ニコロディも白魔女の母親で本作にちょこっと出演。
正真正銘、これが『サスペリア3』!
ドイツのバレエ名門校に入学した若い娘を襲う恐怖を描き、大ヒットした『サスペリア』は本国で1977年公開。
これがちょうど二年前の製作なので30年経ってついに完結したことになる。
『サスペリア』は昔ビデオで観たっきりだったので
復習を兼ねて先日DVDで観直しておいたんだけど、やっぱり昔の映画って血が鮮明な朱色で、絵の具!って感じ(笑)
そこで怖さも半減なんだけどやっぱりカルトホラーの貫禄はある。
なんだかものすごいことになってました
今回の最終章、最初のから30年も経ってるってことで映像技術的にも進歩しているけど
舞台は現代でも、古典的な雰囲気はそのまま。
ストーリーは至ってシンプル。
血はよりリアルに、殺され方はより惨殺に、グロく、エグくなってた
心臓の弱い方、お年寄りは要注意
赤ちゃんが橋から投げられるシーンでは、人形に切り替わった瞬間がまるわかりだったけど(笑)
他はキッチリ生々しいほどの.....
日本語喋るチャイニーズ系悪魔、中国人かと思ったら 市川純という日本人だったらしい。
このイタリアンホラーの中には妙な存在で浮いてた。
ちょっとつっこみたくなる部分もいくつかあったけど
シリーズ3作目にしてはさすが!ダリオ・アルジェント作品。
満足いくレベルでした~。
音楽担当にゴブリンの元メンバー、クラウディオ・シモネッティを起用。
相変わらず音楽、いい♪
6/10
イタリア中部、ビテルボの町で墓地脇の工事現場から土中深く埋葬された19世紀の棺と遺品入れが発見された。
それは、忌まわしい伝説の幕開けだった……
サラ・マンディは、美術館で絵画修復の技術の仕事をし考古学を研究している。
ある日、ビテルボから届いたオスカーの遺品入れを副館長とともに開けてしまう。
そこには闇の彼方に葬られた邪悪な魔女、“涙の母”を復活させる不気味な品々が納められていた。
封印を解かれ、完全復活を遂げた“涙の母”。
魔女はローマ中に呪いを放ち、妖力で覆われた町では次々と自殺や殺人、暴動が起きる。
混沌を極めるローマを逃れ、悪魔払いの専門家であるヨハネス神父の下に身を寄せたサラは、そこで衝撃的な事実を告げられる。
そしてついに、サラと“涙の母”との戦いが始まる―。
公式サイト
LA TERZA MADRE MOTHER OF TEARS 2007年 アメリカ=イタリア 98min
4月25日より、公開中~
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