我想一個人映画美的blog

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バイロケーション

2014-08-15 16:00:38 | 劇場&試写★6以上

 

 バイロケは、人間が相反する感情で精神的に引き裂かれた時に発生する

 

夏、まっさかりお盆

ってことで、こわーいホラーでも、、、、と思ったけど

これ、ぜんぜん怖くないホラー。(いや一応ジャンルはホラーだけど、、、、)

 

このblogでも何度か登場してる友人の人形作家、三浦悦子ちゃんの人形起用

ということでもう半年以上前、劇場お誘いもらって観て来たのでした~

決してつまんなかったから書かなかったんじゃなく、(言い訳)

1月に観たとき立て続けにupするのがあって後回しになっちゃってるうち

もう既にDVD出てます

 

 

原作は、法条遥による第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作品。

監督は「リアル鬼ごっこ」シリーズなどホラー映画を数多く手掛けてきた安里麻里。

(最新作「劇場版 零~zero~」は9月末に待機中)

 

主演は、一人二役の水川あさみ。

 画家になる夢を捨てない女性がもう一人の自分に遭遇し、

オリジナルよりも凶暴なバイロケーションの存在により命の危険にさらされることになる。


旦那に浅利陽介


豊原功補

酒井若菜


滝藤賢一  映画よりもオマエの顔がこわい

 

キスマイ(Kis-My-Ft2)の千賀健永

 

ジャニーズJr.の高田翔。

 

そして、悦ちゃんドールも劇中でちゃんと出演。

 オッドアイの双児ちゃん

 

 

 画家を目指す桐村忍はある日、スーパーで身に覚えのない偽札使用の容疑を掛けられたことをきっかけに、“バイロケーション”という怪現象の存在を知る。それは、自分の近くにもう一人の自分が出現する現象であり、そのもう一人の自分(通称バイロケ)の方はオリジナルよりも凶暴で、必ずオリジナルを殺しに来るというのだった。忍はそんなバイロケに悩まされている人たちがその対策を研究している会を紹介され、やがて想像を絶する事態に巻き込まれていくのだったが…。

 

 

 <バイロケ>の特徴。

バイロケは、人間が相反する感情で精神的に引き裂かれた時に発生する
バイロケは実体を持ち、行動する
バイロケは、自分こそが本物(オリジナル)だと思い込んでいる
バイロケはオリジナルよりもキャラクターが濃い
バイロケが発生するのは、オリジナルからの距離が1414.2135m以内。それ以上離れると消滅。※本作での設定
一度発生したバイロケの存在時間は23分57秒226 ※本作での設定
バイロケとオリジナルとはシンクロしている
→オリジナルの記憶は、随時バイロケにも上書きされる
→オリジナルが負ったケガは、バイロケにも反映される
バイロケとオリジナルとの見分け方:オリジナルは鏡に映るが、バイロケは映らない
※よく似た現象にドッペルゲンガ―があるが、ドッペルゲンガ―はオリジナルと接触はしない。

 

 

6/10(68点)

 

 

怖くはないけど、ツッコミどころ含めなかなか面白かった。

というか、けっこうええ話し。

 公開中、ジェイク主演の「複製された男」のレビューにも書いたけど

ドッペルゲンガー的な話は面白いものが多い。

めでたく日本での公開が11月に決まった、ジェシー・アイゼンバーグ×ドストエフスキーの

嗤う分身」 (ザ・ダブル)なども。 

 

人形は、とかく恐怖の象徴や対象として描かれることが映画では多い。

人のカタチをしているし、目があるし、作った人や可愛がった人の魂が込められるのも当然なので

フツウにしてても「怖い」というイメージを持つ人は多いけど

その道のプロ?父に言わせると、「怖い」というのは内なる自分が怖いから

それを反映してるということらしい

自分の中にある怖さ。

 

 

この作品でも、バイロケは自分自身からうみだされる。

押し込められた感情や行き場のない強い思いが爆発して別人格を生み出す、みたいな。

まぁある意味多重人格にも似てるのかな。 しかし実際に別のカタチで存在しちゃうというのは

やはり怖い。

そしてCGもけっこう使われてるので目なんか、リアルで怖く思える

 

この映画のストーリー的には、表向きにはホラーだけど、実はある男女の出会いと愛を描いていて

意外と切ないストーリーなので、最後までみるとなかなかええ話し。

少々ツッコミどころはあるけどね 笑。

 

自分のバイロケがいる人たちの集まり。彼らは度々会って、作戦会議。

凶暴な自分のバイロケに遭遇するものもいるから面白い。

興味ある方はぜひ。

劇中の悦ちゃんのドールもぜひチェックを

あ、公開時、エンディングが違うということで「裏」「表」のヴァージョンが上映された。

わたしがみたのは「表」のほうだけど、「裏」と違いはラスト数分追加されてるだけだとか

DVDではまとめて観れるよう。

 

三浦悦子公式hp

 

映画『バイロケーション』予告編

  公式サイト

バイロケーション    2013年   日本    119min

7月16日より、Blu-ray&DVDリリース中

 

 

 

さて、これであとは劇場観は「危険な関係」だけ。

久々コスメネタや、ホラーとコメディのDVDもどんどん今月はupするぞー