デビュー作「へレディタリー」が衝撃すぎて(4回も観てる)カメラも演出も脚本もセンスがありすぎた
アリ・アスター監督の最新作ってことで、今年公開される中でも群を抜いて楽しみだった本作。
いやーまたなんて作品作るんですかもう。(賞賛込み)
これ、確実に昔だったらTOHOシネマズで上映なんて絶対ありえない、シアターNでやりそうなトラウマ系映画。
って思ってたけど、現在かなりヒット中で初日はほぼ全部のシアターで満席。
予約の段階からすごくて初めてTwitterでアンケート流しちゃったくらい。
ミッドサマーを観たい理由は何ですか?って。ちなみに回答は、半数以上で前作の「へレディタリー」が好きだから。でした。
普通にデートムービーで観てる方々も多いようでこんなのデートで観たら、
普通の女子であれば劇場から出た後、彼氏を責めまくるかもう二人の関係は終わっちゃうんじゃ
って思えるほどのものとなっております 笑
監督の失恋体験が元になってるそうで、そこに舞台であるスウェーデンの白夜のなか行われる
90年に一度のある田舎町の不思議な風習(儀式)。友人に誘われて参加する羽目になった若者グループと一緒に
観客も見せつけられ、体感するという2時間超え体験
(でも長く感じない)
こんなところには呼ばれたくない。
この時、衝撃的な出来事が。かなりすごいインパクト場面となっています
この後も、一体何が始まるんだというワクワク感と何が起こるかわからない興味で惹きつけられる。
主演のダニーを演じたフローレンス・ピューは
スカちゃんと共演の「ブラックウィドウ」でも重要なキャラ?で出演のほか
アカデミー賞作品賞ノミニー3月公開「ストーリー・オブ・マイ・ライフわたしの若草物語」にも出演。
みんな同化して泣いてくれることによるヒーリング効果。
「リトル・ランボーズ」や「メイズ・ランナー」のウィル・ポールターくんも出てた
それと、なんとあの「ベニスに死す」の美少年、ビョルンアンドレセンが
前半登場 あんなことに。 うわーーーーー!!!
突然、最愛の家族を失ってしまったアメリカ人学生ダニー。心配した恋人のクリスチャンは、男たちだけで行くはずだったスウェーデン旅行に彼女も誘うことに。彼らが向かったのは、スウェーデンの奥地で90年に一度開かれるという特別な“夏至祭”。こうしてダニーたち一行は白い衣装に身を包んだ村人たちに笑顔で迎えられ、9日間にわたって行われる神秘の祝祭を彼らと一緒に体験していくことになるのだったが…。
教訓。怪しいと思ったら即帰れ。(簡単には帰れません)
8/10 こりゃすごいわ
ちょっと観たことないようなの観たい方にはおすすめ。
細かく追求して行くと色々とありそうな作品で、マニアックな作品。
ほぼネタバレなし
ラストカットがすごい。
上に書いたように、監督は自身の失恋経験も元になってるというけど
最後まで見たらそれも何だかわかる。
前半の衝撃的なシーンは、何とってんじゃい!こんな衝撃映像むごすぎるしリアルすぎてやばい
こんなの映画で見せるな気分最悪みたいな感じにさせられるんだけど、
なぜかこの映画で癒された、とか、ヒーリング効果という人もいて
(アリアナ・グランデは寝る前に癒しでDVDかけてるんだとかツイートしてた)
確かに前半のトラウマ事件があったのに、振り返るとあの彼氏はひどいなーとか思うけど
いくら何でもあんな目に遭わせるほどのひどいことはしてないよね?
ほんとひどい 笑
随所の小道具や、美術、アート(絵など)が素晴らしく
前作同様にセンスがもう。
駄目彼氏に対する制裁ととるか、ただの気持ち悪い映画ととるかはその人次第。
わたしとしては、前作「へレディタリー」の方が笑えたし、怖さも味わえたしで断然、あちらが好きだけど
明るいホラー(配給会社も監督も、ホラーというと抵抗あってみない人も多いからホラーじゃないと言ってるけど)
十分ホラー。
かなりのトラウマホラー
ただ、フツーのホラーと違うのは、強烈なエグい場面や不思議行動で不気味なシーンもあるけど
白夜の中、歌って踊って繰り広げられるスウェーデンの田舎町っていう舞台が全く怖くさせない。
そんな中、ただただ訳のわからない行動をする村人?たちの風習についていくのがやっとで
その行動がひたすら怖い 笑
だけど客観的に観てると笑えてくるシーンもあるのはこの監督の持ち味。
しかしこの映画が大規模にTOHOシネマズ系で上映しちゃってるってところに
日本もついにこういうのが一般上映で受け入れられるようになったのかな、
とホラー好きなわたしとしては嬉しい。昔だったら絶対ヒューマントラスト渋谷や今はなきシアターN
で上映してるようなコアファンが喜ぶようなトラウマ系作品だもんな〜。
最後にスッキリ爽快っていうのはちょっと違うだろーと思うけど、
一筋縄でいかないこういう普段味わえない映画を見せてくれたアリ・アスター監督は本当に期待を裏切らない。
しかし、神、とか王とか、変な宗教めいたものとかおかしなコミュニティとか好きだなぁこの監督は。
次回はホラーはやらずラブコメディ?らしいけどそっちも楽しみです
絶対フツーのコメディではないはず♬
真ん中、アリ・アスター監督(見た目はフツーの人)
この海外版で発売してるミッドサマーの公式グッズであるベアーの置物?CMが最高すぎる。見て
このセンス
MIDSOMMAR "Bear in a Cage Official Trailer" (2019) HD
MIDSOMMAR アメリカ=スウェーデン 2020年 147min
2020年2月21日より、公開中〜
1ヶ月以上PCみてなかったですすみません^^;
強烈でしたよねー
確かに日本でも山村の奇祭に参加すると、こういう展開になりそうという話も「世にも奇妙な物語」などで見ますもんね。
この明るい中で行われる奇妙な儀式っていうのがポイントでしたよね。
前作は全く暗い中だったから対照的かもだけど
わたしはやっぱり前作へレディタリーが好きですね。
ディレクターズカット版は、今家族から映画館行くなと言われてて行ってないですよー
まぁこっそり行こうと思えば行けるんですが、、、正直DVD特典とかならレンタルの時でもいいかなって。
いやあ~何とも不思議なホラー映画でした。
内容、結構凄いのに、明るい?
こんな映画作るのは、アリ・アスター監督しか
考えられないかもです。
ところで東京・大阪限定のデレクターズカットはご覧になられたのでしょうか?
満席だった?すごい人気なんだよねーびっくり。
さすが、ゆかりんはやっぱりホラー見れるんだね!
どうだったかな?
ブログ行くねー
普段映画観なさそうな人もいてほぼ満席でびっくり 笑
とても明るくきれいな映像なのに、じわじわ怖さのある作品で、ほかにはないすごいもん作ったねーという感じ。
うちのTOHOシネマズでも上映したのはびっくりな内容....観た人の口コミのおかげかな~
へレディタリーいまいちだったんですものねー
よくこちら観ましたね 笑
なんかすごい映画になってますよねー
あんなエッグいの撮ってるけど全体のセンスがとにかく素晴らしいと思います。
世間の評価ほどに 「 へレディタリー / 継承 」 はハマれなかっただけに、本作に期待する半面…だったんすけど、
これがなかなかどうして、おっしゃる通り 「 こりゃ、スゲェ! 」 作品だったと衝撃を受けました。
とは言え、そのスゲェを一言二言で説明できないもどかしさもありでして…(^_^;ゞ
にしても、日光、白色、花と 【 陽 】 のものが演出しだいで逆に不気味さを煽ることに感心させられました♪ (゚▽゚)v