昼やっている定時制高校の
教室の中に僕はいて、
担任の国語教師が数学の授業を開いていた
その教師はいかにも大学の受験に必要な
内容の数式を描いていたが、
僕には何一つその意味が理解出来ず
僕は悔しいから机で眠っていた
教室のなかは空の机が殆どで
座っているのは親が不動産会社の松本というやつと
太ったシングルマザーで
夜の仕事についている母親と
暮らす女生徒の小杉二人だけだった。
松本と小杉には黒板の内容が理解出来ていて
黙々と授業を受けていた
入った当初は勉強ができていた僕は
時間が進むにつれて、授業についていけなくなった
もともと頭が良くなかったからだ・・・
決定的に大学には行けなく感じて
机で寝る僕はじりじりとした
焦燥感に侵されていた。
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