錨猫

細く・長くの更新を心掛けます。

魚探ネタ Vol-2

2010-09-15 22:55:13 | ボート釣りほか
現実にはほとんどお目にかかれないけど・・
魚探の説明書には“大型の単体魚”は「へ」の字形の反応が出るって書いてあると思いますが、何故に「への字」に
映るのか? と言うお勉強ですーー


本題の前におさらいです。
魚探の画面って、画面の右はじの1本の線のみが最新の情報で、左に続く画像は全て過去の残像です。
左に続く画像は自船が描いた航跡の下の海底の画像になります。
ここまでで??な場合はココを参照してね!






上図での時間の流れは全て左から右で、フネは位置が変わらず、サカナの動きは深さも変わらず一定速で移動していると
仮定します。
超音波は円錐状に広がるので図1の様に探知範囲にサカナが入りかけた時の振動子との距離を線分abとすると・・
図2の様にサカナが真下へ来た場合、振動子との距離は線分abより短くなりますので機械は「浅くなった」と判断しちゃって
図1よりも浅い場所にエコーを記録します。

で、更にサカナが進んで探知範囲の外へ出る寸前の図3は最初と同じ理屈で深いって判断され、図2よりも深い位置に記録
されまして・・・・・
結果、画面上には「への字」の形の記録が残ると言う訳でありますーーー

実際にはフネもサカナも動いてる筈なので単体魚と言えども点や線で記録される事の方が圧倒的に多いので「への字」に
出会う可能性は随分低いんにゃ


こう言った事が解ってくると、フネと行き違う大型魚の反応とフネと同速で同じ方に進む小型魚の反応はどうなるのか?
考える事が出来るよね!!
ここで問題です。  同じ大きさの魚群、居る水深が違うとどう表示される???    



はぁ・・・ ツリに行かんもんで退屈なネタばっかし・・・・・
図を作るのもめんどいし・・・   あ! 今度は図の作り方をネタにしよかな