錨猫

細く・長くの更新を心掛けます。

帰宅早々な自宅業務(。・_・。)

2019-02-10 18:40:42 | 好作
帰る途中LINEにメッセージ・・・   「自宅玄関の戸車レール破損につき、片側の開閉禁止」って



ワタクシは以前から把握してたんで“アソコがまた壊れたか・・”程度だったけど、3女子はけっこう大騒ぎしてる




ウチの玄関














築65年な年代物ですぅ。

建具は木製で、U溝な鉄製戸車が付いておりガラガラと音立てて動きますんにゃわ・・
で、その下には真鍮製な甲丸レールが敷かれています。













このレールが曲者でしてねぇ   レールの基部は木じゃなく御影石・・・    で、レールの固定穴に合わせて石に穴が開けてあり、ソコに木片を打ち込んでレールを留めている。


もう何年も前からレール固定穴のトコが折れていて、ソコがズレる事で建具の開閉が難儀になるんですわ。


一昨年の補修時は手抜き作業でして、打ち込まれた木片の交換はしてなかった(-_-)   今回は木片のガタツキが大きくなり過ぎて、レールの「浮き」&「破断面のズレ」が起こっておりました。





修理後の写真デス♪












本来は真鍮釘で留めるトコをレールが破断し、二回り太い釘が打てるトコに目ぇ付けましてね♪♪
頭がデカイ鉄釘の頭の部分をまずディスクグラインダ&研磨砥石で厚みを半分くらいになるまで削り、太いゆえ長過ぎな釘長を、切断砥石で必要十分な長さにCutぉ!   で、打ち込んで固定後に頭部分を甲丸レールに合わせて整形して修理完了(・∀・)

釘の頭を叩くこと+折れて半丸になった釘穴に釘が通ること=数年の耐用期間という補修でした。


ほんとーは甲丸レール交換がベストなんだが現在流通してるものは1,820mmの規格品ばっかし・・・
これじゃあウチの玄関には短過ぎ・・   結局繋ぎ目が出来ちゃうんで今の建具を使う間は“壊れたら補修”の繰り返しだわね。