稀勢の里が横綱になり、19年振りに、日本人の横綱が誕生しました。
そして今日、稀勢の里は、明治神宮で、土俵入りを奉納されました。
奉納土俵入りの時間、私はテレビの前に正座して、真剣に拝見させて頂きました。
稀勢の里の力強い土俵入り、そして境内の人々の「よいしょ」の掛け声を聞いていましたら、
本当に感動して、あやうく涙が出そうでした。
相撲は、かつて神事だったと云う事ですが、稀勢の里の土俵入りを拝見していましたら、
まさにそんな感じがしました。
身体が大きい稀勢の里が、しっかりとした四股を踏んだ時には、
確かに、お祓いに通じる神聖なものを感じたのでした。
明治神宮にお祭りされている明治天皇のみならず、八百万の神様達も、
きっと喜ばれたことでしょう。
稀勢の里は、昨日の横綱昇進伝達式の口上で、
“横綱の名に恥じぬよう精進致します”と述べられました。
きっと稀勢の里は、これから益々精進され、歴史に残る横綱になることでしょう。
武者人形みたいな、凜々しく品格のあるお顔立ちの稀勢の里。
真面目で誠実な相撲を取る稀勢の里。
今回の土俵入りを拝見して、益々稀勢の里を応援していきたいと思いました。
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2時間30分