昨日は、マサ君のレッスンでした。
発表会の曲も、随分と仕上がってきて、マサ君も楽しそうに弾いてくれます。
両手で、間違いなく弾けるようになったので、昨日は、本番のように、
舞台の袖から歩いて、礼をして、弾き始める~と云う練習をしました。
まず最初に私が、その一連の動きをやって見せました。
するとマサ君は、非常に照れたのか
「先生、お辞儀はしないでください。 止めてください。」と言うのです。
「え~っ? お辞儀しないと、かっこよく弾けないよ~」と私が言うと、
「お辞儀はイヤです。」と言うのです。
「恥ずかしいの?」と聞くと
「恥ずかしいです。」と答えました。
ちょうどその時、お母さんが入って来られたので
「マサ君は、とても上手に弾けるようになってきたので、学校でも弾くチャンスがあるといいですね。
本番前の度胸が付くし、マサ君の自信にもなりますよ。」と私が言うと、
マサ君は必死に「学校では弾きません!」と言うのです。
「どうして?」と聞いてみますと、「恥ずかしいから。」と答えます。
マサ君は5年生。
色々なことが、ちょっと恥ずかしいお年頃になってきたのでしょうか。
マサ君の照れたお顔に、マサ君の成長を感じたのでした。
--------------------
1時間25分