とても美しい映像の映画でした。
特に、雲の流れや空の色、太陽の光と影、
そして、建物やフェンスの錆の色まで精密に描かれていて、
本当に美しく、すっかり見惚れてしまいました。
主人公の心の動きと背景が、見事にマッチしていましたし、
音楽の雰囲気やタイミングも絶妙でした。
これが日本のアニメの真骨頂だな~と思いました。
内容は。。。
どうしてもお母さんの立場で見てしまうので(笑)
過剰にハラハラしてしまい、落ち着きませんでした。
それでも、16歳の男の子の、
若さ故の純粋な気持ちが、ヒシヒシと伝わってきて感動しました。
相手役の女の子は。。。
昨日公開されたばかりの映画ですし、
ネタバレになっては申し訳ないので、以下は略します(笑)
それにしても、エンドロールを見ていると、
アニメ映画は、多くの、本当に多くの方々によって
制作されていることを、実感させられました。
先日の京都アニメーションの事件は、本当に無念でなりません。
アニメが好きで、アニメを一生の仕事にしよう
と希望に満ちて入社してきた方々の命が、
テロの様な火災で、一瞬にして亡くなってしまったのです。
可哀想とか、気の毒、という言葉では表現できない憤りを感じます。
残念で無念でたまりません。
犠牲者の方々の御冥福をお祈り致します。