去年開催予定だったショパンコンクール。
コロナ禍で1年延びて、今年開催されることになりました。
ショパン国際コンクールは、
ショパンの命日(10月17日)に合わせて
毎年10月開催なのですが、
実は、7月12日から予備予選が始まっています。
今年、日本人の参加者は31人
私も Youtubeで、数人の演奏を聴かせて頂きました。
特に印象に残ったのは、反田恭平さんの演奏です。
まず最初はノクターン作品62の1。
最初のフレーズを聴いただけで
その音色に、すっかり魅了されました。
何て柔らかで美しい音色
黄昏に溶け込むような
甘くて情緒的な音色に引きこまれました。
次に演奏されたエチュード2曲も素晴らしかったのですが、
その次に演奏されたマズルカ2曲が秀逸でした
マズルカは、ポーランド特有の音楽なので、
日本人には難しいと言われていますが、
反田さんは 余裕のある演奏でした。
陰影がありながら、
舞曲らしい躍動感に満ちていて、
すっかり魅了されました。
反田さんは、きっと本選まで進まれるのではないでしょうか。
そして、すごく楽しみにしていた
角野隼斗さんの演奏も、リアルタイムで聴きました。
まず、舞台に上がられた時、
凄く痩せられていたのにはビックリしました。
相当、御自身を追い込んで練習されたのでしょう。
そう言えば、先日放送された「情熱大陸」。
角野隼斗さんの特集だったのですが、
その中で、長年彼を指導されている金子勝子先生が、
「角野君は、本番前になると どんどん痩せていく。」
と語られていましたね。
演奏は、勿論素晴らしかったです。
ただ、いつもYouTubeで聴いている演奏とは違い、
かなり緊張されていたようです。
その所為か、何時もよりテンポが速かったような?
私は、彼の演奏の 時々垣間見られる
洒脱な感じが好きなのですが、
今回は、緊張の方が勝っていたかもしれません。
でも、演奏が進み、後半になってくると
だんだん緊張が解けてこられたのか、
音色に立体感が出てきたような気がします。
(私自身、あれ程上手に弾けないのに、偉そうに ごめんなさい)
もし、予備予選を突破したら、
10月の一次予選以降では、
角野さんらしい演奏をして頂きたいな~と思っています。
ところで今回、反田さんも角野さんも、
最後にバラードの2番を演奏されました。
2人の演奏を何度も聴き比べてみたのですが、
解釈の仕方、演奏者の違いで、
こんなに違うのですね
気になる方は、是非、聴き比べてみてくださいね。
反田恭平さん予備予選
https://www.youtube.com/watch?v=HKM-1...
3時間25分くらいから
角野隼斗(かてぃん)さん予備予選
https://www.youtube.com/watch?v=YoQS1...
1時間53分くらいから
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