6年生のケンスケ君は、とても真面目な男の子です。
お母様が声をかけなくても、
毎日欠かさずピアノの練習をするそうです。
学校の行事では、その誠実さを買われて
クラスの代表になったりしています。
お家で飼っている 小鳥のピッピが大好きで、
ピッピの話をし出すと、止まらなくなります。
そして、弟のことを とても可愛がっています。
先日のレッスンの時のことです。
ケンスケ君のレッスン中に、
弟のハル君(年長・広汎性発達障がい)が入って来ました。
ハル君は、手を洗った後に、
レッスン室に置いてある「ドラえもん」を読み始めました。
程なくして、ケンスケ君のレッスンが終わり、
次は、ハル君の番になりました。
「お待たせしました。さあ、次はハル君の番だよ。」
声をかけたのですが、
ハル君は、「ドラえもん」を見続けています。
すると、ケンスケ君は、ハル君が見ていた本を取り上げ
「ちゃんとしなさい。」と言ったのです。
まるでお父さんみたいに。
本を取り上げられたハル君は、
ちょっとふざけ始めました。
すると今度は
「ハル、先生に迷惑かけちゃダメだぞ。」と言いました。
もう、完璧にお父さんです (^ ^)
こんな風に ケンスケ君は、
何時もハル君のことを気にかけ、声をかけます。
「ハル、御挨拶は?」
「ハル、ちゃんと手をふきなさい。」
「ハル、真っ直ぐ立って。」等々。
その言い方は、本当にお父さんみたいです。
お母様によると、
ケンスケ君は何時もハル君のことを気にかけ、
僕がちゃんと躾をしなければ!
と思っているらしいのです。
ケンスケ君の、ハル君に対する声かけは、
弟を思う お兄ちゃんの優しい気持ちの表れなのですね。
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
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