先日のルイ君(特別支援校・中3)のレッスンの時の事です。
一通り、通常のレッスンが終わった後で、
久しぶりに、長調と短調の説明をしました。
まず、短調の曲を弾いて
「ルイ君、この曲はどんな感じの曲ですか?
明るい曲かな?それとも暗い感じかな?」
と尋ねてみました。
「暗い感じです。」と答えました。
「そうね。こんな感じの暗い曲を、短調と言います。」
私はそう言って、楽譜に【短調】と書きました。
次に、長調の曲を弾いて
「この曲は、どんな感じですか?」
と尋ねました。
「明るい感じです。」と答えました。
「大正解
明るい感じの曲を、長調と言います。覚えてね。」
するとルイ君は
「それは、短調の対義語ですね。」
と静かにいいました。
「そうです その通り
短調の対義語は、長調です。 よく分かりましたね。」
ルイ君は、得意そうに にっこりと笑いました。
私は、長調と短調の違いを もっと深く掘り下げようと思い、
長調の曲と、短調の曲を、何曲か弾きました。
最後に、「ちょうちょう」をハ長調で弾いた後、
「ミ」の音に♭を付けて、ハ短調で弾いてみせました。
ドラマチックに伴奏も付けて。
何て可哀想な 蝶々。。。。。
これは、凄く受けました(笑)
次に、机の前に座らせて、
ノートに鉛筆で、短調 と書かせました。
そして、
「短調の意味をルイ君が考えて、その横に書いてね。」と伝えました。
するとルイ君は
短調・・・悲しい、 さびしい、悩みがある
( ↑ 自ら点々も書いて、読みやすくしていました)
と書きました。
何て素晴らしい 言葉のチョイスにビックリしました。
次は、長調です。 ルイ君は
長調・・・明るい、楽しい、悩みがなくなる
と書きました。
素晴らしい回答です
最後に、
「短調 の対義語は 長調」と書かせて、
その日のレッスンは終わりました。
今後ルイ君には、
ノートにまとめる指導をもっと取り入れて、
知識が増えるようにしてあげたいと思います。
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