10月の後半は、帰省したりした為、
少し長めのお休みを頂いていました。
先日、久しぶりのレッスンの際、
テツ君(中1・ADHD児)との会話が
おもしろかったのです。
「テツ君、久しぶりだね。元気だった?」
「はい、まあ。」
「練習は どんな感じ?」
「はい、1回やりました。」
「そうなんだ。ゼロじゃなくて、先生は嬉しいよ。」
「はい。」←得意げ(笑)
「でもね、今回、2週間以上あったでしょ?
もう少し練習してほしかったなぁ。。。」
「。。。。。」
「テツ君なら、出来たと思うんだけど?」
「はい。1回やったら、満足してしまって。。。
すみません」
テツ君が、あまりにも恐縮するので、
可哀想になりました。
さて、こんな感じでレッスンが始まり、
テツ君は、宿題のソナチネを弾き始めました。
音は合っているのですが、
どうしても たどたどしく
しかも、指が硬直して
バタバタとした感じで弾いています。
一通り弾かせた後、
「テツ君、音は合っているね。
さすがテツ君、と思ったよ。」
と私は言いました。
「はい。」と、嬉しそうです(笑)
「でもね、テツ君にだから言うけど、
ちょっと指が上がり過ぎ。
だからだと思うんだけど、音が煩い感じがするなぁ。」
私はそう言って、
2種類の弾き方で弾いて見せました。
1回目は、硬直した手で。
2回目は、力を抜いて。
「音の違いが分かるかな?」
「はい。」
「ホント?」
「はい。」
「でも、ちょっとだけ先生に気を遣って
分かったふりをしている人~」
と私が言うと、
テツ君は、ニヤッと笑って手を挙げました。
「やっぱり そんな気がしたんだ。」
私がそう言うと、テツ君は大声で笑いました。
私もつられて大笑い
でも、その後に何度も弾いて聴かせたら、
最終的には、音色の違いが分かってくれたようです。
「あのね、テツ君、
お家での練習が足りないと、指って硬直するんだよ。」
「えっ?そうなの?」
「でもね、練習を沢山すると、指がリラックスするの。
不思議だね。」
「そうなんだ。」
「だから先生は、
ピアノの音色を聴いただけで、
テツ君の練習時間がわかっちゃうんだよ。」
「それ、ヤバいですね。」
「うん、相当ヤバいよ。どうする?」
「次までに、沢山練習します」
「嬉しいなぁ。期待してるよ。」
果たしてどうかな?
明日はテツ君のレッスンなので、
楽しみにしているところです
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