テツ君(中3・ADHD)は、
6月の或る日、自転車に乗っていて転んでしまいました。
そして、右腕を骨折してしまい。。。
6月からピアノのレッスンをお休みしていました。
来年の春には入試も控えているし、
きっとこのままレッスンを辞めてしまうのだろうな~
そう思っていたのです。
ところが、10月からレッスンを再開したい~と連絡がありました。
何て嬉しい
本当に嬉しい
そんな経緯が有り、
先日、3ヶ月振りのレッスンを行いました。
お休みしている間は、腕の痛さも有り、
全然ピアノは弾いていなかったとのこと。
それでも、何回か弾くうちに勘を取り戻したようで、
「おおさすがテツ君
」
と褒めたら、嬉しそうに笑ってくれました。
続けて私が、
「テツ君、だって、ピアノを初めて7年半だものね。
ちょっと弾いていなくても、すぐに思い出すよね。」
と、何気なく言ったのです。
すると、テツ君は暫く考えた後、感慨深そうに
「人生の半分もピアノを習ってしまった。。。」
と呟いたのです。
「そうだね、人生の半分もピアノを習うって凄いね。」
「こんなに習ったのに。。。」
「なに?」
「もっと練習していたら、もっと上手になったのに。。。」
「う~ん、確かにそうかもね。
だけど、ゆっくり、のんびり続けてきたから、
こんなに長く続ける事が出来た、とも言えるかもよ。」
「そうですね」
と、テツ君は、少し安心したように言いました。
「それに先生はね、
高校生になったテツ君に期待しているのよ。」
「そうですか?」
「うん、今まで長い時間をかけて、しっかり基礎を学んできたから、
これが爆発したら凄いよ。」
「あっ、そうかも。」
「そうでしょ? だから期待しているよ~と言ったのよ。」
お兄ちゃんのヨウ君も、そしてテツ君も、
来年進学しても、ピアノは続ける~と伺っています。
その時に、今よりもっと上手になるように、
そして、もっともっとピアノが好きになるように、
より良い指導が出来るよう、
私も精進していきたいと思っています。
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
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