年が明けて、昨日が初レッスンでした
小学生、中学生が、それぞれ1人。
そして、大人が2人でした。
久しぶりでしたので、
どのレッスンも楽しかったのですが、
小学校教諭のYちゃんのレッスンが、印象的でした。
Yちゃんは、大学1年生の時に、初めてピアノに触れました。
Yちゃんは、国立大学の教育学部だったのですが、
意外な事に、ピアノの授業は少ないらしく~
教員採用試験のレベルまで上達したいから~と
レッスンに来るようになりました
ピアノが全然弾けないYちゃんは、
個人レッスンをお願いしなければ間に合わない!と思ったそうです。
それからYちゃんは、1ヶ月に1度レッスンに通ってくれました。
普段は大学の傍に住んでいるので、御実家に帰る度のレッスンでした。
それでもメキメキと上達し、
脱力もフレージングも完璧にマスターし
今や18歳からピアノを始めた人には見えません。
「Yちゃんは大学生の頃、
1ヶ月に1度のレッスンだったけど、凄く上達したよね。
あの頃、どれ位練習していたの?」
「レッスンの1週間前に、あっ!もうすぐレッスンだ!と思って、
それから4日位大学のピアノで練習して~
特に当日には、メチャクチャ練習して、それでレッスンに来ていました」
「えっ、そうなのね。その割には上達したよね~」
「そうですか?」
「うん、Yちゃんを見ていると、
毎日練習しなくても上達するんだな~って思っちゃうくらいだよ。」
「ありがとうございます。
今も、レッスンの間際に、学校の音楽室で練習してから来ています。」
そんな会話も楽しいYちゃんですが、
結婚して、この春には遠くの街に引っ越してしまいます。
なので、次のレッスンが、最後のレッスンになりそうです。
なんだかキューンと寂しいです。