ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

「手話狂言」と「聴覚障害児を育てたお母さんをたたえる会」

2017-01-25 | 世界の王室&日本の皇室

22日の午後、渋谷区の国立能楽堂で、
「日本ろう者劇団」による「手話狂言・初春の会」が開かれ、
秋篠宮妃・紀子さまと、次女の佳子さまがお出ましになりました。 

手話狂言は、黒柳徹子さんの発案で、「トット基金」を元に、約30年前に始まったものです。

聴覚に障害のある俳優が、手話を使った狂言を、舞台で演じるのに合わせて、
狂言師の音声も会場に流れます。
その為、手話が分かる人も分からない人も、同時に楽しむことが出来る舞台です。

紀子さまも、佳子さまも、楽しそうにご覧になられたとのことです。 


そして、23日の午後には、千代田区の憲政記念館で
「第39回聴覚障害児を育てたお母さんをたたえる会」が開かれ、
紀子さまがお出ましになりました。

紀子さまは
「皆さまが強い勇気と希望をもちながら、
お子様をしっかりと立派に育てられましたことに、
心から敬意を表します。」

と、6分間程、手話を交えてご挨拶されました。

会では、去年、聴覚障害者として世界で初めてエベレストの登頂に成功した
田村聡さんらが表彰され、紀子さまはにこやかに拍手を送られました。

会の終了後、田村さんと懇談した紀子さまは、
自らもお子さま方と山登りをしていることに触れ、
「山は空気がきれいで落ち着きますよね。」などと話されたということです。

 

それにしても、佳子さまは本当に素敵なお姫さま

もっと、マスコミで取り上げてくれないかしら~と思う今日この頃です。

 

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1時間        アンサンブル 1時間

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目玉先生12・ 薬の効果?それとも~?

2017-01-24 | ADHD児 頑張るT君

昨日は、テツ君のレッスンでした。

入って来るなり、プリプリと怒っています。

「どうしたの?」と聞いてみると~

「間違えて、宿題じゃないところの問題を4問も解いた。  損した

と言うのです。

 

テツ君兄弟は、お互いのレッスンの時、気が散らないように、

片方は車の中で待つことにしています。

昨日は、お兄ちゃんのヨウ君を先にレッスンしましたので、

その間、テツ君は 車の中で宿題をしていたみたいです。

その時、間違えて宿題以外の問題を解いてしまったことが、猛烈に悔しいらしく、
顔を真っ赤にして怒っているのです。

 

私は、テツ君の頭を触り、

「あっ通りで、頭のこの辺が賢くなってる
やっぱり、沢山を問題を解く子は賢くなるんだね~」

と、しみじみとした口調で言ってみました。

すると、

「たった4問だし、簡単な問題だから、賢くはならないよ」と言いつつ、

なんだか嬉しそうです。

 

そして、気を取り直したところでレッスンをしましたら。。。

とても集中して、レッスンが出来ました

いつもなら、
途中でジャンケンしたり、息止め競争をしたり、お喋りをしないと、
集中力が途切れるのですが、

何と10回以上も続けて弾くことが出来たのです

 

「頑張って上手に弾けてきたから、
きっと、リリリちゃん(仮名 1月17日の記事)も、
テツ君凄いって、思うよね~」

と言ったら、とても照れていました。

 

実はテツ君は、
今年に入ってから、集中力を高める薬を飲み始めたのだそうです。

なので、レッスンの集中度が増したのは、お薬のお陰かな~?

それとも、リリちゃんに聴かせる為に、頑張るパワーが湧いてきたのかな?

どちらにせよ、嬉しいレッスンになりました。

 

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2時間35分

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家庭で出来る必勝法の成果

2017-01-23 | 不登校

昨日の続きです。

今年に入ってからは、ミノ君は毎日学校に行けているようです。

学校の試験もちゃんと受けて、
部活も試合も参加していると伺っていましたので、

「この間話した、家庭で出来る、試合必勝法(2016年12月23日の記事)の成果出た?」
と聞いてみました。

すると、ミノ君は嬉しそうな顔をして
「はい、成果が出ました。」と言いました。

「おおっ!凄いね!  良かったね。」

「どんどん勝ち進んだ訳ではないけど、試合の時に、過度の緊張をしなくなりました。」

「それだけでも凄いね!  これからきっと、どんどん強くなるね!」

「そうだといいと思います。」

「その調子で、テニスも強くなって~ ついでに、ピアノも上手になってね!」

と、ちゃっかり言ってしまう、ららみ先生なのでした(笑)

 

ミノ君は、今年になって学校に行けるようになり、
部活では試合にも出たりして、
随分と気持ちが落ち着いてきたように思います。

ミノ君と喋りながら、明けない夜は無いな~と、しみじみ思ったのでした。

 

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2時間

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商談成立!?

2017-01-22 | 不登校

昨日は、ミノ君のレッスンでした。

実は、先週の平日にレッスンの予定だったのですが、
事もあろうに、ニノ君は無断欠席だったのです。

すっかり忘れていたらしいのですが、
発表会が近いので、昨日レッスンをすることにしました。

私の教室は、必ず振り替えレッスンを行うことにしていますが、
無断欠席の場合は、振り替えをしていません。

しかし、発表会が近いので、来てもらうことにしたのです。

 

すると、ニノ君は、レッスン室に入って来るなり、
「先日はすみませんでした。  これ、キャンセル料金です。」と言って、
ポチ袋を私に渡すではありませんか

中を確かめてみましたら、3つに畳んだ新札が入っていました。
おそらく、お年玉の一部を持ってきたのでしょう。

 

「ミノ君が、先日の無断欠席を反省していて、
先生に悪かったな~と思っているのだったら、
その分、素晴らしい演奏で返してもらいたいんだけど?」

「はい。 でも、悪かったので、キャンセル料を持ってきました。」

「だったら、こうしない?
このキャンセル料金は、一応私が預かっておきます。
でも、次のレッスンの時に、
【超】努力した跡が見られたら、全額返金するね。
【そこそこ】努力したら、半額返金するね。
でも、全く努力の跡が見られなかったら、このお金は、全額ららみ先生が頂きます。」

ミノ君は、ニヤッと笑って頷きました。

果たして次回のレッスンの時、ミノ君は全額ゲット出来るのでしょうか?

乞う、ご期待でございます

 

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2時間20分

 

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自閉症の作家・東田直樹さんのエッセイ【幸せと不幸】

2017-01-21 | 自閉症の作家・東田直樹さん

【幸せと不幸】

何か困ったことがあると、

すぐに落ち込む人がいます。

反対に何が起きても、

平気な人がいます。

その様子を見ていると、

人生とは、物事に対するとらえ方で、

幸せにも不幸にもなるものかもしれない

と思うようになりました。

幸せを他人と比べたり、

過去の自分と比べたりするから、

悲しくなるのかもしれません。

明日の自分は、今日より

きっと幸せに違いないと信じて、

僕は眠りにつきたいです。

 

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自閉症の作家・東田直樹さんが、一昨日のブログに発表されたエッセイです。

何度も読んでは、自らを反省しています。

今日の自分は、昨日の自分より、きっと幸せに違いないと信じて、
今日1日を過ごしたいと思います。

 

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1時間40分

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