ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

自閉症児 M君の不思議・17 郵便局に行きます

2017-02-11 | 自閉症児 M君の不思議

今日は、マサ君のレッスンでした。

マサ君は、レッスン室に入って来るなり、「H君は?」と聞きました。

以前、レッスン室で時々会っていた、高校生のH君のことを思い出したのでしょう。

私は、「H君はテストがあるから、レッスンはお休みだよ。」と伝えました。

去年の暮れまでレッスンに来ていた高3のH君も、さすがに今年に入ってからは、
レッスンをお休みしているのです。

するとマサ君は
「僕も、16歳になったら、郵便局に行きますから、レッスンはお休みだよ。」
と言いました。

「え~っ!  マサ君がレッスンをお休みしたら、ららみ先生、寂しいよ~」
と言いましたら

「僕が、(郵便物を)配りますから大丈夫です!」と言いました。

「そうなのね!  かっこいいね。  その時はよろしくね。」

「はい、分かりました!」とマサ君。 

マサ君は、将来、郵便屋さんになりたいのかな?

密かにそんな夢を描いているのかな~と思い、

ほのぼのとした気持ちになりました。

 

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3日ぶりにハノンを弾いて気が付いたこと

2017-02-10 | 音楽&ピアノ

火曜日と水曜日は実家に帰っていましたので、ピアノの練習をしませんでした。

実家にもピアノはあるのですが、病院へ行ったり、掃除や洗濯で明け暮れ、
ピアノに触る余裕が無かったのです。

昨日の午前中に自宅に戻り、早速ピアノを弾いてみました。

まず最初にハノンを弾きました。

いつものテンポで弾き始めたのですが、指にぎこちなさを感じました。

ぎこちなさを感じたままピアノを弾き続けると、指に負担がかかりますので、
ゆっくりのテンポで弾くことにしました。

しばらくゆっくりで弾いた後、改めて、いつものテンポで弾きました。

今度は、違和感無く弾けました。

たった2日間弾かなかっただけで、指の動きは鈍感になるのだな~と、
改めて感じたのでした。

やはり、毎日練習することの重要性は高いと思います。

 

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2時間

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母の入院

2017-02-09 | 日記

火曜日の朝に、ケアマネージャーさんから電話があり、
実家の母が、入院したと聞きました。

朝、デイサービスの職員さんが、母が床に座り込んでいるのを見つけてくれて、
救急車で病院へ運んだのだそうです。

私は急いで、新幹線に乗りました。
午後に着く飛行機には間に合わなかったからです。

実家の母は、1人で生活しています。

足が悪いので、要支援1をもらい、週に1度だけ、体操のデイサービスを利用しています。

母の足が立たなくなった日は、ちょうどデイサービスの日でしたので、
お迎えに来た職員さんに、早期に見つけて頂くことができました。

本当に運が良かったと思います。

検査の結果は、何とかと云う難しい病名がつきましたが、
結局は、足からばい菌が入り、それからくる高熱で足が立たなくなったみたいです。

膝に貼った湿布で皮膚がかぶれて、それを爪で掻いた為、
ばい菌が入ったのだろうと云うことでした。

39.7度と云う高熱は出ましたが、頭や内臓は異常なしでしたので、それは不幸中の幸いでした。

私は、火曜日と水曜日、実家に滞在し、今日の午前中に帰宅しました。

退院するまで付き添っていたかったのですが、私は発表会の準備がある為、
一旦自宅に戻ったのです。

おそらく来週早々が退院なので、それに合わせて、再び帰省の予定です。

発表会も、母の経過も、すべて上手くいきますように~と願っています。

 

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「北風小僧の寒太郎」と息子達

2017-02-06 | 息子達

今日は非常に風が強くて、外出するのが ためらわれる程です。

今から16年程前の、今頃の季節だったと思います。

風の強い日に、息子2人を連れて歩いていた時、小さな公園の横を通りました。

すると、強い風に押されて、ブランコが大きく揺れました。

とても大きく揺れたので、私は

「あっ  北風小僧の寒太郎が、ブランコに乗っているんだね」と言いました。

すると、6歳の長男は

「ああ、やっぱり、北風小僧の寒太郎って、いるんだね」と、眼を輝かせて言いました

それを聞いていた3歳の次男は。。。

「今のは風が吹いたからだよ。  北風小僧の寒太郎なんて、いないよ」と言いました。

 

それから16年経ち、息子達は2人共、大学生になりました。

長男は、そのまま、おっとりとした青年になり、次男は、現実をしっかり見つめる青年になりました。

小さい時の性格は、一生変わらないものなのかもしれません。

 

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自閉症の作家・東田直樹さんのエッセイ【写真】

2017-02-05 | 自閉症の作家・東田直樹さん

【写真】

僕は、小さい頃の写真を、時々見ています。

僕が下を向いて、少し困ったような表情で、

一所懸命にパズルをしている写真です。

その写真を見る時、

僕は、写真の僕の顔を覗き込むように、

左斜め下から見るのです。

「心配しなくても、大丈夫だよ。」

僕は心の中で、小さな僕に言ってあげます。

写真の中の小さな僕は、気づきません。

今の僕があるのは、君のおかげ。

僕にも、未来の僕が、

何か伝えてくれているのでしょうか。


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自閉症の作家 東田直樹さんが、昨日、自身のブログで発表されたエッセイです。

とっても共感しました。

息子達が小さかった頃、あんなに怒らなくても良かったな~とか、
もっと、違った声かけをしてあげれば良かったな~と思う時、

私は、小さな頃の息子達に、心の中で話しかけることがあります。

また、今の私を、未来の私が見たら、どう思うかな~と思うこともあります。

今の私に、未来の私が

「ほら!  もっと頑張って!」と言っているな~と、感じることもあります。

不思議な感覚です。

このエッセイを読んだ時、同じようなことを考えている人がいて、とても嬉しく思ったのでした。

 

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