次男からメールが来て、「お母さんは何年生まれ?お父さんは?」と。
そんなことも知らないの?と思いつつやりとり。
妻は、バリバリな看護師で、長女も次男も看護師を目指している学生。
次男は高校球児であったこともあり、この進路選択は驚きだった。
たくさんの入院生活、多くの看護師さんたちに出会い、その時々で支えられてきた自分。
「ひまわりのころ」に出てくる、「千石さん」は、僕が放射線科でお世話になった「仙石さん」。北見出身の新人の看護師さんでした。
2人の子供たちがその道を歩んでいることに感謝しないとね。もちろん、妻にも……。
先日、知人から、咽頭癌の治療を終えて退院された方の話を聞きました。
まずは、転移がなかったということなので、何より。
放射線治療をしたらしく、今は、味覚がないそうです。
僕もそれを経験しました。
味を感じるって普通のこと、でも、ないってこういうことなんだって思いました。でも、匂いがあるので、想像できるんですよ。
すぐに味覚は戻って、味がある幸福に改めて気づかされたんです。