【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフクラブのセッティング

2020年03月24日 23時55分25秒 | ゴルフ

『クラブのセッティング』

その言葉の持つ意味 は未だに
一般的なゴルファーとハミングバードでは大きく食い違います。

一般的なゴルファーは
ドライバー
3番ウッド
5番ウッド

アイアンを
5番~SW(8本)サンドウエッヂ
そして パター

さて 5番ウッドと5番アイアンの間に
7番ウッドや9番ウッド か
ユーティリティクラブの4番を入れるか、5番を入れるか
という
弊社で言うところの単なる 「番手構成」 を
『クラブセッティング』 と思われているフシがあります。

何番や何度のロフトが入っているか
ルール内(パターを含め14本)のクラブ構成を
『クラブセッティング』 だと思っています。

車に例えるならば
車輪は4本あるので とりあえず4本タイヤを装着する
それに匹敵します。
タイヤにもサイズがあるでしょう。
それが4本揃っている とか
前輪同士、後輪同士揃っている、
その車の性質や特性、使い方に応じたモノか、
4本の空気圧はそのタイヤに適切なモノになっているか、
同じお金をかけて タイヤを変えるなり 購入するのなら
その位は考えても 損はないと思います。

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クラブの番手構成をしても
まんべんなく ロフト構成をして クラブの本数を埋めても
その ロフトが適切に使える、
自分にとってそのロフトが使えるスペックでなければ
 ロフトそのものの意味が無くなります。


ハードなスペックを使えば
自分が鍛えられ パワーがそのクラブなりになったり
することは 願望でしかありません。

よく典型的な例ですが、市販のクラブのライ角度を調整依頼に来られる方の
ほぼ全員が オーバースペックな状態です。
そのクラブのスペックでは
ショートアイアンであっても、鬼の首を取ったように
親の仇のように振り回さなければ 当たらない状態 です。
お店の鳥かごの中ですら 硬すぎのシャフトのせいで
ボールに届くまでに何球もかかる状態です。
そのスペック、明らかなオーバースペックの状態で使うのであれば
ライ角度はほぼ機能していません。
現在、引っかかっているのをライ角度で調整しても 意味はありません。
段々、暖かくなりますが、夏になるとやっと当たる硬さ…
これが 自分のスイングにどう影響するか も考えてみるべきです。

『ゴルフクラブのセッティング』 とは
番手構成したモノ、ロフトをまんべんなくそろえたモノを
似たような感じで、似たような振り加減やタイミングで
使えるようにする「セッティング」のコトを指します。

ピアノやギター、ヴァイオリンでも そう言った調整がある筈です。
市販のモノをいじらず そのまま買って使う にしても
番手構成とともに その中身、そのスペックにも
注意しないと その番手構成、ロフト構成の意味がなくなってしまいます。

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シャフトがⓈの硬さと表記してあれば全部共通
なんてことはあり得ません。
そのシャフトのⓈは そのシャフトのⓈであって
機種違い、メーカー違いの共通ではありません。

そして 根本的に そのⓈが自分に合っているのか
そのシャフトの硬さによって 自分はどういう影響を受けたいのか
どうなっていきたいのか
考えても 損はないと思います。

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ミスショットの原因はクラブ「セッティング」です

2020年03月24日 21時19分10秒 | ゴルフ

 

OGPイメージ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

 

 

同じメーカーの、同じ機種を、同時に揃えたから
と言って、セッティングが流れ になっているとは限りません。
その場合であっても、
 9割がた ミスを誘発する要因は潜んでいます。

お客様の持ち込みのクラブを
長年見てきました。
数千セットは見たのではないでしょうか?

ある程度データを取って
そのデータと フェース面のボール跡、傷、
ソールの傷、グリップの傷み具合などを照らし合わせます。

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スイングやショットを見る前に
おおよそ どのクラブが苦手、もしくは上手く行き難い か
どのクラブはよく使っているか、使っていないか、
ショット全般に置いての悩みも見当がつきます。


ものすごく硬いシャフトを使っている(好きな)人の傾向は
セットの中に
❶シャフトの柔らかい
❷ヘッドが重い/重く感じる
❸ヘッドが大きい、シャロー形状、重心距離が長い
❹ロフトの寝ているモノ
そう言うものが入っていると
 あまり得意な番手ではないようです。

逆に柔らかめなシャフトを使っている(好きな)人の傾向は
❶シャフトの硬い
❷ヘッドが軽い/軽く感じる
❸ヘッドが小さい、ディープ形状、重心距離が短い
❹ロフトの立っているモノ

市販のゴルフクラブの傾向としては
 総じて…ですが、同じ機種であっても
ドライバーよりもフェアウェイウッドの方が
ヘッドが軽め・シャフトが硬め が多く、
硬いシャフトの好きな人にとっては
 そのウッド系の中では ドライバーが苦手になります。

✋そのパターンだと その傾向の方は
 フェアウェイウッドよりもユーティリティを好みます。


✋同じ機種の同じ銘柄のアイアンセットであっても
 シャフトのセッティングにはかなりばらつきがあり、
 シャフトの硬さが玉石混交、
 数種類の硬さが混在するセットが殆どです。
 その傾向は
 均一なモノを作りにくい軽量スチールが強くなります。


スナップショット 8 (2015-10-15 19-55)



硬めのシャフトを好んで使う人は
現在の一般的なゴルフクラブセットの組みあわせ

 デカヘッドのドライバー/グラファイトシャフト
 小振りな軟鉄のアイアン/スチールシャフト

というこの奇妙奇天烈なセットと呼べない
組み合わせでは
 スピードで解決できる 中距離系のクラブは得意 ですが
✊ヘッドが大きく、シャフトがアイアンに比べ
 極端に柔らかいドライバーはなかなか上手く行きません。

✊困ったことに 硬いシャフトを好み方は
 スピードで解決する傾向は強いので
 スピードで解決できない ロフトの寝たウエッジなどを
 不得手としているケースが多く、
 スコアの伸びの歩留まりはかなり早いです。


本来、スチールシャフト、特に軽量スチールは
番手が下になるほど 硬めになって行きます。
5番アイアンに比べると ウエッジが
1フレックス硬めの「同じ銘柄・同じ硬さ表示」
のセットと呼ぶもの、が標準品です。
ですので、硬いシャフトが好きな人にとって
好都合の筈なのですが、ウエッヂは万事が万事
スピードで解決できません。
煽り傾向も非常に強いので、
ウエッヂがロフト通りには距離が出ず、
番手の流れの中で
 ロフトが寝てくると どんどん距離差が広がります。

IMG_0459


ヘッドが軽く、シャフトの硬いクラブの特徴は
(使う人の特徴…ですね)
インパクト付近で クラブだけが動いていることです。
(ショットの、インパクトの慣性モーメントが低い)

ですので ラフやバンカー、ベアグランドなど
ヘッドにボール以外の負荷がかかるショットに弱くなり
それをさらにスピードで解決しようとして
動作が速くなったり、大きくなったり してミスるのです。

また 硬いシャフトを好み人の場合、
ヘッドスピードを上げても 高さが増す、スピンが増える、
余りにもロフトを寝かして煽っていると
逆にボールが低く、緩く、遅くなったりもするので
ヘッドスピードと距離の関係が確立できないため、
 グリーンに近づくほど苦労したりします。

と同時に シャフトは硬いの(ドライバーと比べ)に
 そのヘッドの形状が苦手なので
 フェアウェイウッドを嫌う人が多いですね。
バックにはユーティリティの花が咲いています^^



全体的に 練習量・練習頻度でゴルフを良くするので
ある年齢になると体が痛み始め、
その練習量と頻度に比例して、ゴルフの向上が止まります。

その時になって クラブに頼ろうとしても
兎も角 速くクラブを動かしてしまいたい人には
ゴルフクラブの、クラブヘッドのお助け機能は
邪魔のモノになるだけですから、
買い替えても、結局、同じ毛色のモノになるだけです。

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