『記憶にございません』
う~ん ホント、どんなだったか記憶にないのです。
ゴルフスイングを覚えていく過程の中で
【ダフリ-トップ対策】 をした方もいると思うのですが…
それは もしかすると 本能的なモノで
結果、としては悪手なのかもしれません。
ユーチューブなどの ゴルフスイングを見ると
切り返しからダウンスイングの初期で
先日の記事 http://hbs.livedoor.blog/archives/1998488.html の
左腕~左上腕~左グリップを置き去りにするケースを
かなり多く見かけます。
そもそも テークバックの時点で
左腕だけを動かしてする場合が一番顕著ですが…。
ご本人の意志、例えば スイングの『タメ』とか
で行っている場合もあるでしょうし、
ダウンスイングを動き始めた時の
クラブの慣性などで 左腕が取り残されてしまうケースも
あるでしょう。
お題とは直接関係にありませんが、
腕も含めたクラブの重さは
トップの位置では左腕に多くかかっています。
その重さは 縦(重力)方向にかかるチカラ ですので
スイングの機構上、前傾姿勢があり
スイング自体は斜めに進行していくので
重さ通りに下げれば それには 横方向も混じります。
重さ…を横に引っ張って行こう とすると渋滞発生です。
それはさておき、
左腕…左上腕を「置き去り」にした ダウンスイング を見ると
この二つは 同じボールの置き位置 (左~右方向)
なのか と思います。
㊧の写真では 左足かかと付近 にボールを置いている
そこら辺のボールを「打とうとしている」ように見えます。
㊨の写真では 左足かかと付近 のボールを打つには
あまりに からだが上を向いており、
かなり 上げ軌道に入ってからでしか 届かないように見えます。
ボールをかなり右側に置きたく…なるのでないでしょうか
㊨写真を見る限り、右足かかと とは言わないまでも
右ひざの前に置いたボールを「打とうとしている」ように見えます。
左足(靴)寄りのボールを打つのだと
どうしても 「ダフリ気味」「噛み気味」、
フェアウェイウッドなどでは ダフリチョロ になる可能性も
かなり高いでしょう。
問題は 左腕(上腕)の取り残し…です。
その課題を無視して ダフリ対策 をするとなると
からだを開いて 両靴に対する からだの位置調整 を
本能的にする可能性があります。
左腕に対し、先走ってしまう左サイドのせいで
左右の肩の高さが合わず、左サイドを止める必要・・・
最悪 ボールに届かなく、もしくは 届きすぎてしまう・・・
「それを左サイドの壁」と勘違いして
スイングを造ってしまう例も少なくないでしょう。
それらが 手でスイングしてしまう
ヘッドの返し、フェースローテーションを多用する人の
特徴的な動き ~~左腰の動き です。
クラブを取り残され からだの右側に重さが掛かるから
ローテーションするためには 一度、フェースを開かなくてはならず
フェースを開く ⇒ クラブを寝かす
⇒クラブを横方向に長く使うので やはり右に重さがかかる 等々ありますが、
からだを開かないと ボールの位置とスイングの最下点が
合わなくなってしまう・・・
これをたくさんの球数・練習に寄って
作り出している可能性が否めません。
問題は 左腕(上腕)の取り残しなのに…です。
切り返し ダウンスイングでの左上腕の取り残し は
かくも沢山の問題を生み出します。
スイングの 治すべき一つの課題 と言って良いほど です。
まずは 小さなアプローチから始め
早期、治療をお薦めいたします