【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

データから読み取るゴルフショット

2019年10月22日 21時23分45秒 | ゴルフ



http://hbs.livedoor.blog/


数少ないデータですが、 データを見る限り、 

ヘッドをブリブリ振る状態ではないと思われます。

 27157136_1465536103569591_817080633_n

ハミングバードのクラブを使われているお客様の中では 

 ハードヒッターですね(^_-)-☆
このデータから読み取れる状態の前に 

ドライバーショット全般の傾向ですが、

 ドライバーショットは ティーアップされ 

空中にあるボールを打ちますので、

 その分 ボールをやや左目に置きます。

それを利用して 意識しないアッパーから

 ~ダウン過程 と ショットの幅が地面から打つクラブより 

やや広めですので、ショットとしての難易度は低いのです。

ヘッド重量の重いものは

 慣性モーメントも非常に高いので(あたりまえなのですが)

 フェース面のどこかの箇所で当たる必要もなく

 まあ 大雑把に言えば、スコアラインのあるどこかに 

当たれば問題ありません。
空中にあるボールを打つ ですので 

ダウン軌道の終盤からアッパー軌道の始まり

 アッパーになりかけの幅のある範囲で当たればいい訳ですが

 球質 方向 と言う意味では少々意味合いが異なります。

アッパー軌道というのは スイングの中では 

左サイドの高い状況ですから その分体も開いています。 

ダウン軌道というのは 左サイドの低い状況ですから、


その分体も閉じています。 27292676_1465536286902906_1876954938_n

🌟一番悪いのは インパクトは体の正面 という 形だけを追いかけ、

体を止めてしまうコトですが それは論外なので割愛します。

今の現状では その空中にあるボールを打つ

 その曖昧さから  スピン少なめ~左回転~出球低め の球は左に飛び出て

  スピン多め~右回転~出球高め の球は右に飛び出ています。

 アバウトなゴルフであれば 問題ないのですが、 

もっと精度をあげたい というのであれば

 決め球と造り、絶対逆球のでない状況を造る必要があります。 

 

①まず スタンスの向きを修整しましょう。  

ボールを地面に置く位置で基準を造りますが、

  ボールの前面 を左足かかと付近にセットします。  

  スタンスは ややオープン気味 左向きが良いでしょう。
 クローズからオープンに変えるには  かなりの努力と辛抱が必要です。 

 練習場だけでなく、構えだけのアドレス練習でも  

つま先基準であれば 指2本分左が引いている 

 👉だいたい そこらへんがかかと基準スクエア です。 

スナップショット 1 (2016-08-25 21-40)

 クローズ気味な構える癖は 

疲れてくる終盤に  クローズ度合いとボールの位置が必ず崩れます。 

 逆球が出易い状況が発生します。

②インパクト後、もしくはインパクト直前から 

 グリップを腕ではなく、体の回転で左に送りましょう。

  ✋体の回転は止めてはいけません 

  ちゃんと左を向きましょう!
 ③傾向として インパクトのタイミングの遊び が強いのは  

ダウンスイング後半で 下に振る癖があるから です。 

 ボールは体で届かせるもの です。  

届かないから 体を回し それによって前傾姿勢が  

左に移行するので 届くようになるのです。 

   疲れてくると ひっかけ   

そして、その防止措置としてのスライス がでるのは

  下に振る時間 グリップの横移動を止める時間が必要なので 

 その間に体が回転が抑制され、  逃げ場がないので体が起きるからなのです。
 腕を大きく動かさない  

肘を大きく曲げない  ランニングアプローチ(数mでOKです)で  

グリップを腕と体で『早く』動かして(速くではありません)  

早い段階で グリップエンドがボールを追い越す、  

ヘッドを意識せず 『グリップを移動させる』ことで 

 ボールを当てる感覚を身に付けましょう。

 ✊ここが苦手なのはわかりますが、  

 体の大きな人は その体によって  

 自分の腰を痛める可能性が高いです。  

 ですので 起き癖は早い段階で   

芽を摘んでしまった方が良いと思います。

④フェース面の向きに注意しましょう。
 インサイドから入ってくる限り、 

 その軌道に対し「スクエア」な状態を維持する訳ですから  

もっと下向き、かつ 右向きです。  ☜これかな^^

IMG_0549

 静的なインパクトのスクエア と  動的なインパクトのスクエア は

  同じではアリマセン。

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錯覚してしまうコト、誤解されるコトが多いので

2019年10月22日 12時11分31秒 | ゴルフ
錯覚してしまうコト、誤解されるコトが多いので
確認しておこう♫

手のひらは親指が上、小指が下。。。

 ヘッド…、クラブはどちら側にありますか?

親指側ですか? 小指側ですか?

そうです。クラブは上にあるのです。

前傾をして、前に傾いて(かがんで)構えているので
錯覚し易いけれど
左手が一番下に有って
次に右手・・・そしてシャフト~ヘッドがある
ヘッドが一番高い位置にあるんだ!

細かい角度にこだわる必要はないけれど
腕とシャフトの関係は
アドレス時で120度位
(写真はインパクト時…)
腕とシャフトが一直線になることは
スイング中には一切なく(願望も含め)
一番、鈍角になったとしても 120度 と考えるべきでしょう。

スイング用語に「コッキング」と言うものがあるけれど
動作、アクション、技術 意志を持った動きで
このコッキングというのは無いと考えて良いと思う。

有る目的と別な動きをすると、
クラブの構造上、結果そうなってしまう
と考えるのが理想でしょうね。

フルスケールのスイングという訳ではないが
トップの位置でこの程度
120度の角度が90度位に
なった訳だから、その差は30度。
殆ど角度を変えていないに等しい。
褒められたことではない(お勧めしない)けれど
もしも自分の意志でコッキングをしたとしても
必要な運動の角度差は たかだか「30度」で
その角度は、アドレス時の右腕と左腕のV時の角度程度。

ゴルフクラブ…
クラブヘッドのこの鎌首を
もたげた形状を考えれば、
テークバック時に
ほんの10度程度動かす感じで
30度の角度差は付いてしまうだろう。

これも良く覚えておいた方が良いけれど
時計の 一秒 一分 の角度は 『6度』
30度分は5秒分 5分分の角度だ!
形状を考えて10度分位動かすとして
時計の針の 一秒か二秒分動かす程度だというコト。

あれ?

多くの人が シャフトを90度も上下に動かそう!
ってイメージありませんか?

アドレス時には ヘッドが下に有って、グリップが上
トップ時には、それが逆転して ヘッドが上、グリップが下
インパクトまでにはそれをまた逆転させる!
  って 思っていませんか?
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はじめてのテークバック『右脇は締めるな』

2019年10月21日 19時31分55秒 | ゴルフ
右わきは締めてはいけません。
右ひじが下向き なんてダメダメ です。

右わきを右わき腹に固定し 左腕だけで上げるのは
腕力のある からだを回さなくても ボールの打てる
痛みに鈍感なタイプの 若者だけの特権 です。

右わきを締め、右ひじを下に向ける テークバックは
インパクト以降の 左ひじや首 腰などに負担がかかるスイングになります。



これでは クラブがただ横に倒れただけ です。
確かに アドレスに比べると ヘッドの位置エネルギーは多くなっていますが、
この時点で ボールに対してはソールが向いており
これでは ボールを打てません。
ですので ダウンスイングでヘッドを回転させて
ボールにフェースを向ける訳 ですが、
それは 運動エネルギーで、位置エネルギーは関係なく
テークバックを取り、ヘッドの高さを造った意味がありません。
おじさんが こう上げてしまえば 後は筋力・運動能力勝負 です。
👉ゴルフを知恵のゲームにしましょう。

 
ごくごく平均的なゴルファーが使う
シャフトの硬さが 10年前に比べ 格段硬くなっています


✋その理由の一つがソーシャルネットワークサービスの普及でしょう。
 ゴルファーだけではないかも知れませんが、
 自分が上手くできることは みんなに知ってもらいたいモノ。
 自分のスイングや自分の使ってるクラブをみんなに見てもらいたいモノ。
 自分がハードスペックを使っているのを自慢したいモノ です。

 成人男性が Xシャフトを使っているのと レディースを使っているのでは
 Xシャフトを自慢したい人の方が SNS で 発表したいモノ です。



 ネットを使って ゴルフ仲間を集める場合でも
 スコアが良い人の方が率先的に集めるでしょう。

 ネットのオークションや中古のクラブ市場は
 硬いシャフトの墓場 ですから
 安くクラブを買おうとすれば 硬いシャフトに行き着きます。
 👉そういう意味では 安い費用で始めたい若者は
 選択肢がないので 可哀そう というか、
 ゴルフは痛いモノ と思い断念してしまうのかもしれません。

 憧れや自傷上級者からのアドバイス などもあって
 総体的な シャフトの硬さは かなり硬くなっているのが現状です。


 ですので 右わきを締める? 右ひじを下に向ける
 左わきをがら空きにする スイング というのは
 硬くて使えない、しならすことの出来ないクラブを
 しならせて しなり戻す
 使えないクラブを無理やり使うための方法 です。

 ✋しなるクラブを使っている弊社のお客様には無用の長物

シャフトは クラブの構造上、
意図的にしならせる/しなり戻す と 捩じられてしまいます。

何度も言っていますが、
クラブヘッドには 上下左右の距離と方向、そして弾道を決める
角度が付いており、それは絡み合った関係です。

そして しならせて/しなり戻して 使う方法は
そのシャフトの硬さ、装着されたヘッドの重さ、
装着されたヘッドの重心位置(特性)によって
その 動作の速度やタイミング、強度など
異なってくるので セットの内容(硬さや重さ等)がある程度の
幅の中に納まっていないと 一本一本 微妙に違うコトをやらなくては
ならなくなります。
それが ゴルフ全般を苦しめるのです。

と 同時に それをしたくないから 放っておいても
しなるシャフトを使っているのが 弊社のお客様 です。

ですので シンプルに アドレスに構えた
その形のまま テークバックし、
そのまま使うコトを熟練した方が からだにも優しいです。



どの場面であっても
自分の上半身 に対し両肘は同じ高さ

右を向いてれば 右の方がやや高いですから それ相応。
左を向いてれば ㊧の方がやや高いですから それ相応。

その両肘の高さ関係が 次の動作の姿勢を決めてしまいます。
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ゴルフ用語☆腰を切れ

2019年10月21日 15時28分15秒 | ゴルフ
出ました 出ました

この セリフ

これは まさに 人間を辞めて
妖怪になれ と言っているようなモノ…

多分 腰と言うのは
ベルトのやや上の帯状の部位
を指しているのだと思うのですが
何度も書いていますが
人間の背骨は クッションのような遊びは
あったとしても ひき臼のように
そこを横に回す機能も
それをさせる為の関節や筋肉も
存在しません。

ご自分で 腰を切る動き
腰の部位 だけを左に回す動きを
して見て下さい。

よ~く感じ取る と
動いているのは 腰ではなく
別な場所。

多くは脚 だと思います。

そして 腰の部分だけを回すことが
出来ないから 骨盤を左に押す

その結果は 左側帯が伸び
右の側帯が縮むような姿勢になると
思います。
自分の正対している向きが
体の場所によって いろいろあって
しかも 横の動きを作り出したのに
箇所によっては上を向いたり 下を向いたり
上半身にも 左右に60度位の違いが
あるのですから
この姿勢で ボールを打っている人が
ボールのライン出し なんて言葉を
使うなんて
人間と言うのはいい加減なモノです

この写真を見る限りでは
どの方向だけでなく
その高さに打ち出していくかも
まったく 想像がつきませんし
この姿勢で ボールを打てる芸当は
流石 としか言いようがありません。



最近 プロゴルファーで気になるのは
昔は 運動選手は
天使の羽 と言って
わきの下の肩甲骨外側に
筋肉が付いているのが
 代名詞 だったのですが
今は 首回りの僧帽筋が
アメリカンフットボールの選手の
ような人が大変多くなっている気がします。

この腰の動きが
体の左右に負担を掛け
挙句 首にも負担を掛ける

そうなると 首を守るための筋肉を
付けておかないと 命に関わる
ということなのでしょうかねぇ~
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頑張ってるクン 2019秋

2019年10月21日 15時17分58秒 | ゴルフ

頑張ってるクン 2019秋

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パターのロフトの理由

2019年10月20日 17時42分58秒 | ゴルフ


パッティングもショットです。

そのはっきりした根拠はパターに表れています。


パッティングは基本、ボールを転がす、
地面を這わせてボールを移動させます。

転がすだけであれば
パターには ロフト角度は要らず
ロフトは0度で良いでしょう。
いま 主流になっているショルダーストロークであれば
逆に マイナスのロフトでも良いでしょう。

ショルダーストロークはほぼ煽り打ちになるので、
そのアッパースイングであれば 
ロフト0度なり、マイナスのロフトの方がボールの転がりも
良くなるでしょうし、お約束の歯で打つパッティングは
回避され易くなります。

ところが どのパターにも今だ
ロフト角度が付いています。
その角度は 2~5度です。

煽り打ちで そのロフトを使えば
スピン量はロフト角度分以下になりますが、
打ち出しはより高くなります。
跳ねてラインに乗りにくく、
推進力も落下時に失いやすいものになります。

そのロフトが示すのは
その角度なりに入射させ
インパクト時の静止ロフトを
0度に近いものにするような
ハンドファーストの形を物語っています。

そのインパクトになれば
ボールは 自分の重さで沈んだ分
地面に平行に近い形で少し飛翔し
ヘッドスピードやヘッド重量で作られた破壊力は
飛び出る角度やスピンなどにあまり喰われず
ボールのスピードに転化しやすくなります。
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ある日のドライバーショット

2019年10月20日 12時30分40秒 | ゴルフ

ある日のドライバーショット

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アイアンヘッドのデザインのお話し

2019年10月20日 12時23分53秒 | ゴルフ


アイアンヘッドをデザインする際
『低重心化にする』ことは
アイアンヘッドをやさしいものにする の代表例です。

ボールの半径・地面からのボールのセンターは22ミリ位なので
これを基準に それ以下のモノを低重心
それ以上のモノを高重心と呼びます。


まあ 表立って低重心と呼べるのは
重心高さが20ミリ(以下)を切ったものでしょうね。

この10年でスイング論が異質な形に変わってきてしまっているので、
この低重心化というのがやさしいもの と言えるのかどうか
少々 ❓❓❓の時代になりました。
本来はゴルフクラブによって 簡単かそうでないかの目安の
代表例が「ボールを上げる能力」だったのですが
煽るスイングが主流の現在、低重心化はボールを上げることに寄与
しなくなっており、逆に失速を生み出す可能性が生まれてきています。
ユーティリティなどもそうですが、重心の高さが18ミリを下回り
それよりも低いものは 煽り打ちの人には危険です。


意外かと思いますが
ソールが厚かったり、大きくても
実は「低重心化」にはあまり関係ないのです。
ソールの奥行き(厚み)が 1mm増えても
重心は1ミリなんて全く下がりません。
機種や形状によりますが 製品誤差程度
0.5ミリ以下程度の変化しか起こりません。


特別な異形としない限り
アイアンを低重心にするのは 二つの方法 です。



①アイアンの高さ(上下方向)を薄く(低く)する

死語になってしまいましたが、
上下に小さい(薄い?低い?)アイアンのことを
ロープロファイルのアイアンと言いますが
この形状は典型的に低重心を優先した形状です。
ロープロファイルの形状のアイアンは
総じて トゥ側も低めに取り
ヒール~トゥ方向への末広がりが少ないアイアンになります。

一般的なアイアンの形状で
ロープロファイルの 特にトゥ側の低いアイアンヘッドは
重心距離の短い、小振りな形状になりがちで
低重心であっても 慣性モーメントの低い
ミスにシビアなアイアンになりがちです。



ふるーいアイアンですが、代表的なものは
ブローニング というのがありますね。
(知ってる人いないでしょうね)
この形状は ロープロの代表でもあり
重心距離の長さもあってとても特徴的ですね

まあ アイアンと言うよりも
L型パターに近い形状です。

通常のアイアン という形では
この手の ロープロファイルのモノは殆ど姿を消しましたが
たらこ型のユーティリティにその流れが残ってますね。




②ネックを短くする

ソールを厚くするよりも はるか効率的に低重心になります。

特に近年、接着剤の性能があがり
接着面積を少なくしても安全になったのに伴い
この20年でかなり短いネックが主流です。
機種によっていろいろではありますが
古いタイプのものに比べると 30mm近く短く
30mm近い鉄の筒がなくなったのですから
低重心化するのは確かです。

一方、そのネックについて 気になるのは
最近のパターです。
パターは転がすこと、ボールを上げないで転がすことを
主目的にしていますから
低重心である理由も、深重心である理由もありません。
低重心・深重心ともにパターにとって
良い面は少なく、よりよいボールの転がりを作り辛くなります。
マレットや私の目からは異形なパターは
慣性モーメント →ミスへの寛容性 を上げる
という名目で大きくなっているものが多いですが、
ボールの良い転がりを犠牲にしている面が少なくないと思います。
ならば 高重心・浅重心で
ヘッド重量を重くすればいいのですが…
おそらく 科学的、ロボット的なデザインの方が
進化したもの、進んだものと
ユーザーは感じてしまうのでしょうね



大型キャビティがミスに寛容とは限りません

そう 低重心とは別な話題ですが
ミスへの寛容性 慣性モーメントの話をしましょう。

多くのゴルファーは
大きなヘッド=ミスヒットに強い
大型ヘッド→慣性モーメントが多い
という風に考えていますが、
実は真実ではありません。

ボールの打撃 真っ直ぐ飛ぶとか高く上がるは
物理現象であり、視覚現象からは生まれません。


ミスへの寛容性が高い というのは
アイアンに限らず、 パターやドライバーもそうですが
ヘッドの運動「持続」能力が高く
ボールに接触しても そのサマによって
運動が阻害されにくく、影響を受けにくいことを言います。
それを用語として「慣性モーメント」と言います。

つまり ゴルフクラブのフェースにどこかの芯があり
その芯にあてるとか、その芯の広さとか
フェース面上のボールの当たり所 ではないのです。

慣性モーメントは当然ヘッドの創り と ヘッド重量
そしてヘッドの移動速度の掛け合わさった総体 です。

大型のキャビティヘッドが慣性モーメントが高いのは
重量が周辺に配分されており その分
おおよそのボールの当たりどころに対し
重さ×距離分 重さが多くなる効果 という意味です。

ですので 機種など造りによって多少差はありますが
キャビティヘッドだから コンベンショナル(ブレード)
マッスルバックのアイアンヘッド
よりも ミスに寛容 というのは正直、真っ赤な嘘で

✖230gのヘッド重量の大型キャビティアイアン よりも
◎270gのヘッド重量の小型マッスルバックのアイアン

の方が慣性モーメントは大きく、ミスに寛容 というのは
普通にあり得ます。

ただし コンベンショナルなアイアンは
買うユーザーの嗜好上、重心距離も短く
ヘッドを回転させることを念頭に使われるので
そういう使い方も含め ミスに寛容かどうかは
微妙ではあります。
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ミスショットの原因はクラブ「セッティング」です

2019年10月19日 22時55分24秒 | ゴルフ

同じメーカーの、同じ機種を、同時に揃えたから
と言って、セッティングが流れ になっているとは限りません。
その場合であっても、
 9割がた ミスを誘発する要因は潜んでいます。

お客様の持ち込みのクラブを
長年見てきました。
数千セットは見たのではないでしょうか?

ある程度データを取って
そのデータと フェース面のボール跡、傷、
ソールの傷、グリップの傷み具合などを照らし合わせます。

スイングやショットを見る前に
おおよそ どのクラブが苦手、もしくは上手く行き難い か
どのクラブはよく使っているか、使っていないか、
ショット全般に置いての悩みも見当がつきます。



ものすごく硬いシャフトを使っている(好きな)人の傾向は
セットの中に
❶シャフトの柔らかい
❷ヘッドが重い/重く感じる
❸ヘッドが大きい、シャロー形状、重心距離が長い
❹ロフトの寝ているモノ
そう言うものが入っていると
 あまり得意な番手ではないようです。

逆に柔らかめなシャフトを使っている(好きな)人の傾向は
❶シャフトの硬い
❷ヘッドが軽い/軽く感じる
❸ヘッドが小さい、ディープ形状、重心距離が短い
❹ロフトの立っているモノ

市販のゴルフクラブの傾向としては
 総じて…ですが、同じ機種であっても
ドライバーよりもフェアウェイウッドの方が
ヘッドが軽め・シャフトが硬め が多く、
硬いシャフトの好きな人にとっては
 そのウッド系の中では ドライバーが苦手になります。

✋そのパターンだと その傾向の方は
 フェアウェイウッドよりもユーティリティを好みます。

✋同じ機種の同じ銘柄のアイアンセットであっても
 シャフトのセッティングにはかなりばらつきがあり、
 シャフトの硬さが玉石混交、
 数種類の硬さが混在するセットが殆どです。
 その傾向は
 均一なモノを作りにくい軽量スチールが強くなります。



硬めのシャフトを好んで使う人は
現在の一般的なゴルフクラブセットの組みあわせ

 デカヘッドのドライバー/グラファイトシャフト
 小振りな軟鉄のアイアン/スチールシャフト

というこの奇妙奇天烈なセットと呼べない
組み合わせでは
 スピードで解決できる 中距離系のクラブは得意 ですが
✊ヘッドが大きく、シャフトがアイアンに比べ
 極端に柔らかいドライバーはなかなか上手く行きません。
✊困ったことに 硬いシャフトを好み方は
 スピードで解決する傾向は強いので
 スピードで解決できない ロフトの寝たウエッジなどを
 不得手としているケースが多く、
 スコアの伸びの歩留まりはかなり早いです。

本来、スチールシャフト、特に軽量スチールは
番手が下になるほど 硬めになって行きます。
5番アイアンに比べると ウエッジが
1フレックス硬めの「同じ銘柄・同じ硬さ表示」
のセットと呼ぶもの、が標準品です。
ですので、硬いシャフトが好きな人にとって
好都合の筈なのですが、ウエッヂは万事が万事
スピードで解決できません。
煽り傾向も非常に強いので、
ウエッヂがロフト通りには距離が出ず、
番手の流れの中で
 ロフトが寝てくると どんどん距離差が広がります。


ヘッドが軽く、シャフトの硬いクラブの特徴は
(使う人の特徴…ですね)
インパクト付近で クラブだけが動いていることです。
(ショットの、インパクトの慣性モーメントが低い)

ですので ラフやバンカー、ベアグランドなど
ヘッドにボール以外の負荷がかかるショットに弱くなり
それをさらにスピードで解決しようとして
動作が速くなったり、大きくなったり してミスるのです。

また 硬いシャフトを好み人の場合、
ヘッドスピードを上げても 高さが増す、スピンが増える、
余りにもロフトを寝かして煽っていると
逆にボールが低く、緩く、遅くなったりもするので
ヘッドスピードと距離の関係が確立できないため、
 グリーンに近づくほど苦労したりします。

と同時に シャフトは硬いの(ドライバーと比べ)に
 そのヘッドの形状が苦手なので
 フェアウェイウッドを嫌う人が多いですね。
バックにはユーティリティの花が咲いています^^

全体的に 練習量・練習頻度でゴルフを良くするので
ある年齢になると体が痛み始め、
その練習量と頻度に比例して、ゴルフの向上が止まります。

その時になって クラブに頼ろうとしても
兎も角 速くクラブを動かしてしまいたい人には
ゴルフクラブの、クラブヘッドのお助け機能は
邪魔のモノになるだけですから、
買い替えても、結局、同じ毛色のモノになるだけです。
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ゴルフグローブのお話し

2019年10月19日 14時17分17秒 | ゴルフ

手のマメのお話^^

鬼のような練習量があれば それはそれで出来てしまうのかも
しれませんが、まずシンプルに用具でマメは防止出来ます。

まず 手に汗をかいて
手袋がかなり湿ってきたら
乾いたものにローテーションしてください。
何枚かでローテーションすれば
そこそこの球数打っても マメを作らずに済みます。




次に 多くのゴルファーがそうですが
大きいグローブを使い過ぎです。
お店に来られた方は分かるかもしれませんが、
私は手が大きいです。
プロスポーツ選手(バスケとかプロレスとか)
そう言う人を除いて、自分より手の大きい人に
殆ど会ったことがありません。
多分 皆さんのグローブ選びの観点で言うと
サイズは L ➡ 26とか25 を選ぶと思います。
でも、私が実際にしているグローブは
メーカーや機種,素材にもよりますが、 22か23 です。
(コースで使うのなら 21も考えます)
どこかで書いて記憶がありますが、
大きい手袋を使うというのは とても損しています。
ぴったり、もしくはキツキツのグローブを使えば
握力を多く使わなくとも グローブがグリップを握ってくれます。
そして、小さめのグローブでは
自然の手のひらが手のひらとして使え
拳骨を作ることが難しくなります。
正しく握りやすくなる ということです。

手のまめは 湿っていることから始まりますが
基本は摩擦です。
スイング中に動かしている というのもありますが
大きな手袋は手袋の中で手が遊んで
手袋自身と手の不必要な摩擦が発生してしまいます。

新品を装着する時はきついかも知れませんが
慣れてしまえば 小さめのグローブはグリップすることの
補助具として大変有能です。
○○シープの本革の手袋を使う必要なんてありません。
1000円もしないような合皮のもので十分です。
自分の手の入れられる最小サイズ
新品の時は 少々しびれる位 小さめのグローブを
一度試してみて下さい。(痛くない程度のものね)
使い込んでくると伸びてくることも計算に入れてくださいね。

最近の伸びる素材を使っているものなんか
本来のルールでは 違反? じゃないか という位
かなり補助具として使えます。
是非 試してみてください
グローブを変えるだけで 多分グリップも変わってきます。 
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